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2015年11月 4日 (水)

水戸福祉機器展 出展報告

朝から少し肌寒い10月31日の土曜日、ワクワクしながら会場に向かいました。


Photo_3  会場入り口の看板



会場の水戸市青柳公園市民体育館内には、すでに他の出展者の方たちが集い、

産業技術総合研究所(産総研)のブースも準備が整っていました。


私たちは少し遅れての出展準備となりましたが、

事前に展示のシュミレーションをしていたおかげで、手際よく準備できたように思います(^^)


Photo_2  展示準備完了



開場前には開会式があり、

主催の「幸和義肢研究所」の方たちの活気あふれるご挨拶でスタートしました。


Photo  開会式




会場内は義肢・装具・車椅子・ロボットなどの出展が主で、

私たちの展示物は異色な感じでしたが、

その分、企業・介護・福祉・医療・教育・一般の方たち…

いろんな分野の方たちとの交流が期待できそうなスタートでした。




スタート早々、お子さんが障害をお持ちだというお母さんが来られました。

お子さんが1年生の時の担任の先生を通じて「スイッチ教材」に出逢って以来、

「スイッチ教材」がお子さんにとって大事なものになっているということ、

お母さんもお子さんの世界を広げてあげたいと思っているということ等、

ひとしきりお話しされました。



その方は担任の先生から山ねこ工作室のことは聞いていらっしゃったようですが、

私たちがブースを出していることはご存じなく、

「山ねこ工作室の看板」を見て、飛び込んでいらっしゃったという感じでした(^^)



今後は直接連絡を取り合いたいと言って、名刺をお持ち帰りになりました。



私たちはこういう出逢いが好きなので、スタート早々とても嬉しくなりました。





その後も立ち寄ってくださる方たちが殆ど途切れることなく、

ずっと接客に追われていました(^^)

今回もヤギちゃんという力強いサポーターもいたので、とても安心でした。



Photo_4  「山ねこ」説明中


Photo_5  サポーターのヤギちゃんとの記念写真





今まで、山ねこ工作室が自作の支援機器を展示させていただいた場は、

水戸特別支援学校をはじめ、特別支援学校関係が多いです。

そのため、スイッチの存在をご存知の方たちも多く、実物に触れたことがある方も多いのですが、

今回は「支援機器としてのスイッチ」の存在を初めて知ったという方たちがいました。




在宅で介護をされているというご家族からは、

「ナースコールの握り押ボタン」がご本人には使い難く、必要な時にうまく使えない…

ご家族も必要な時にタイムリーに呼んでもらえない…という現状が

お互いのストレスになっているというお話を伺いました。



私自身も両親を通して感じていることですが、

確かに「ナースコールの握り押ボタン」は同じような形のものが多いように思います。



訪問看護や訪問リハ等で医療職の方と関わりのある方たちの中には

ご本人が使いやすいように「握り押ボタン」を改良してもらったり、

自助具で工夫してもらったり等のサポートを受けている方たちもいらっしゃるかも知れませんが、

そうした情報も得られず、サポートを受ける機会がない方たちもいらっしゃるのだと思います。



訪問看護をされている看護師さんは、訪問リハのOTさんたちと出逢い、

訪問先のご本人たちに必要と思われる支援機器や自助具は、

相談や製作をリハ関係者にお願いすることが増えたとおっしゃっていました。



でも、こういう出逢いがないような介護現場ではこうした情報を得る機会も少なく、

既存の商品やレンタル品をそのまま使うしかない現状なのかも知れませんし、

ご本人がより使いやすくなるように工夫したり、改良したり、作ったりできるということが

まだまだ浸透していないのかも知れません。



また、「あったらいいな」と思っても、実際に誰でも作れるとは限りませんし、

相談したり、作ったりできる人を探すのも簡単ではないのかも知れません。




10月3日に参加した『いばらき診療所Annual meeting 2015』(※)で、

両親の訪問診療の主治医の先生がおっしゃっていたことばがあらためて蘇えりました。



   「福祉機器や自助具など、世の中には良いものがたくさんあっても、

   各関係者がうまく繋がり合っていないために、

   情報がいきわたっていないところがあるのがとても残念なので、

   『Annual meeting』のような場を設けている」



※ http://www.ibc.or.jp/accademic/IBCannualmeetion2015/annualmeeting2015_flier.pdf



水戸福祉機器展に参加し、来場者の年齢の幅も立場も多様だったことで、

主治医の先生のこのことばに重なるものを痛感しました。



ケアマネさん、介護福祉士さん、社会福祉士さん、議員さんなど、

今まで出展させていただいた場ではあまり出逢わない方たちとの出逢いもありました。




今回の出展で私たちが感じ、気づき、学んだことは

ブースに立ち寄ってくださった方たちとのコミュニケーションの中にたくさんあり過ぎて、

まだまだ書ききれません^_^;



まさしく、今回の出展も「コミュニケーションと出逢いの場」となりました。

いろんな方たちとの繋がりもできました。






産総研のKさんとのご縁で、出展させていただけたことに

あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。



この感謝の気持ちを忘れず、

会場でいただいた「ヒント」や「提案」をこれからの活動に繋げていきたいと思っています。




閉会間近に、やっと両隣のブースの方と交流ができました。


Photo_6  マイクロモビリティの試乗体験


Photo_7  マイクロモビリティの説明書き

  https://staff.aist.go.jp/matsumoto.o/ 




Photo_8  会話ロボット「パルロ」

  https://palro.jp/




以上が出展報告ですが、いつものように、夜は打上げをしました。

今回はヤギちゃんと午後から合流してくれたOさんと共に「家飲み」です。



山ねこが「焼きそば」を担当し、私が「たこ焼き」を担当しました。

Photo_9  たこ焼き




Oさんの差し入れのサラダなどお惣菜もテーブルに並びました。


この日のために仕込んでいた「ブルーベリー酒」「ゴーヤ酒」「ミント酒」の試飲もしました。

Photo_10 「ブルーベリー酒」「ゴーヤ酒」「ミント酒」



どんな時も、こういう楽しい「飲みニケーション」の場が欠かせないのだ~!


「飲みニケーション」の場での話題はまた後日…^_^;

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