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2017年8月26日 (土)

「ご縁のえん」 山口での初活動 ~ 手作りスイッチ製作セミナー ~

8月11日(祝・金)山口県周南市に行ってきました。

実際は、行ったというより「帰った」というのが正しいのです…^_^;

山口は山ねこの郷里なので「帰省」したのです。



今回のセミナーが具現化したきっかけは、

周南総合支援学校のTさんとの出逢いからの「ご縁のえん」です。



7年位前にATACカンファレンス(京都)で出逢って以来、

その後も毎年12月に京都での再会が継続しているという「ご縁」でしたが、

お仲間の先生方(※)とも繋がりができました。

※「ATAC山口組」と呼んでいます(^^)



昨年の12月、その「ATAC山口組」のみなさんから

「山口でも製作会ができるといいなぁ」という声が上がり、

「帰省時期に合わせてもらえれば実現可能かも…」という話になり、

今年の6月、Tさんから依頼を受けて、具現化したのです。



飲み会での話題(笑)がこんなふうに具現化していくのは、

関係する方たちの熱い想いがあり、私たちもそれに共感できるからです。


0811_01  手作りスイッチ製作セミナーの案内チラシ




日程が決まってからは、いつものように、

山ねこと私はそれぞれ役割分担して、Tさんとメールでやり取りを続けました。



そのメールでのやり取りは事務的なことというよりも

企画に込めたTさんの想いとお引き受けする私たちの想いの摺り合わせでもあり、

その準備期間そのものが貴重な「学びと気づき」の時間でした。



Tさんの私たちへの依頼のコンセプトも明確でした。



スイッチ教材等支援機器類の意義や考え方、

山ねこ工作室が関わってきた方たちの具体的な活用事例、

依頼者やご本人や関係者の方たちの声や想い、

実物の体験を通じて、幅広いアイディア等を知り、

参加者のみなさんと共に学び合いたいというものでした。



製作セミナーと銘打たれていますが、製作そのものよりも、

ワークショップという時間の中で、

そうした基本の考え方を学び合うという点を重視されていました。



また、教育分野に限らず、年齢層も関係なく、

山ねこ工作室が関わってきた必要な支援と工夫のあれこれも

いろいろ紹介してほしいとのことでした。



今回のセミナーは特別支援学校での自主研修会で、

学内外を問わず案内されていたとは言え、学校の先生方対象でしたが、

両親の介護の中で山ねこが製作した「支援機器」の紹介等もしてほしいと希望されました。



ブログ(※)では、両親の介護の中で製作したり、工夫したりしてきたことは

紹介してきていますが、こうしたワークショップでお話するのは初めてです。




http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-7634.html

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-ec1c.html

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-3454.html

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-e77c.html



7月に父が亡くなったこともあり、

Tさんのそんな希望は父が導いてくれたことのように感じ、お話することに決めました。



製作するものも、学校でのニーズ等からTさんから希望が出され、

「ひもスイッチ」と「ミニVOCA」に決まりました。


Photo_8  ひもスイッチとカードケース型ミニVOCA


Photo_9  ひもスイッチの中


Photo_10  カードケース型ミニVOCAの中


ワークショップの方向性と製作物が決まり、

私たちサイドでの準備と共に、Tさんサイドでの準備がスタートし、

本番の日までメールでのやり取りは続きました。



展示する支援機器類は茨城県内は車で運搬しますが、

遠方は発送するしかないので、

コンパクトに梱包するための工夫も必要でした。



過去、遠方からの依頼では鳥取から依頼を受けたことがあるので、

その時の梱包の工夫を活かし、より進化させた(笑)梱包ができました。


Photo_13  製作キット


Photo_18  製作キット梱包


Photo_14
  展示機器類梱包


本番までの報告が長くなりましたが、

私たちはこうした準備期間が重要だと思っています。

言い換えると、準備をより万全に行なえると本番が安心できるのです。

Tさんとはそんな想いも共有し合えていたので、とても安心して本番に臨めました。



10日の夜に山口入りし、打合せと称して飲みました。

やっぱり、こういう時間は必要ですよね^_^;

(山口の美味しい食事と地酒を味わいました)



セミナー当日の11日は、朝早くから、展示の準備をしました。

スペースに合わせて、いかに効率よく展示すれば見ていただきやすいか、

体験していただきやすいか等を考えることは楽しいことでもあります。

展示を踏まえて考えた梱包との兼ね合いもあって、

展示作業もスムーズに進められて、良かったと思います。



今回のセミナーは、製作会参加者は午前のワークショップ参加が必須という条件で

案内されていたので、参加者は一日通しでのセミナー参加となっていました。



私たちとしても、午後に製作するものについての活用事例等をお話しし、

参加者のみなさんと一緒に、実際に使われる場面をイメージしながら

作っていくのが大事だと思っているので、とても嬉しかったです。



当日の写真を掲載しているので、ご覧ください。

一部の写真は参加者の方から提供していただいた写真です(^^)


Photo_2   山ねこ お話し中


Photo_3   山ねこ 展示機器説明中


Photo_4  展示機器


Photo_5  展示機器


Photo_6  展示機器


Photo_7  センサーマットスイッチ(父が使っていたもの)



ただ、残念ながら、製作時間の写真はありません。

珍しく(笑)この私が製作のサポートをし、その作業に集中していたため、

写真が1枚も撮れませんでした^_^;



終始笑いも絶えず、楽しいセミナーになりましたが、

掲載した写真だけでは充分伝わらないかも知れません^_^;



中には、製作に苦労された方もいましたが、

参加者同士のお互いのサポートで楽しく製作されていました。



製作のための工具(ハンダゴテやニッパーやラジオペンチなど)は

徳山高専からお借りされたものを使われていました。


Photo  工具セット



製作会の時間には徳山高専の先生がサポートに入ってくださっていました。



山ねこはワークショップの最後に「遠くの山ねこより、近くの高専」と言って、

「Kosen-AT(※)」のこともご紹介しているので、

地元の高専とのこうした繋がりはとても嬉しいことでした。


※Kosen-AT

http://kosen-at.kumamoto-nct.ac.jp/



また、私たちがお世話になっている方たちと繋がりのある方も参加されていて、

お声かけいただきました。

初対面であっても、こうして繋がりのある方たちがいてくださることが、

私たちには大きな支えになります。



セミナーを終えた今も、私たちには参加者のみなさんの笑顔が鮮明に残っています。

完成した満足感はもちろんですが、ワークショップからの流れもあるのでしょうか、

達成感や実際の活用へのワクワク感などがあふれている笑顔でした。


Photo_15  ひもスイッチとカードケース型ミニVOCA完成!!




セミナーをお手伝いして、私たちも一緒に楽しめる時間を過ごせるのは、本当に嬉しいことです。



セミナーの最後に、アンケートの協力のお願いをしました。

他で製作会やセミナーをお手伝いする時にも

私たちは必ず「山ねこ工作室の今後の活動に役立てるために…」とお願いしています。



帰宅後、Tさんから送っていただいたアンケートは回収率100%でした。

みなさんに私たちの願いが届いたことも嬉しく、感謝しています。



感謝の気持ちをこめて、アンケートのまとめ作業をし、Tさん宛に送りました。

Tさんを通じて、参加者のみなさんにも送っていただくようお願いしました。



意見や感想は個人交換するだけでなく、参加者同士で共有すること、

他の方たちにも発信することが大事だと思っています。



私たちのやっていることはどれもこれもとても小さなことですが、

「楽しい気持ちを共有できること」

「今やっていることがどこかで何かに繋がっていくということ」

「人と人との繋がりの中で、発想の転換や柔軟さが育つということ」

「みんなが幸せになること」…

そんな想いを忘れず続けていれば、「明るい未来」に繋がるかなと思っています。



山口でのセミナーはそんな初心を再確認できるとても貴重な時間でした。



11日の夜は、もちろん(笑)打上げ飲み会をしていただきました!

また来年も…という声も届いていますが…、

「ご縁のえん」が続いていくなら、それもきっと叶いますよね(^_^)v



お世話になったTさんはじめ、ATAC山口組のみなさん、

参加者のみなさん、本当にありがとうございました(*^_^*)

ワークショップで、活用事例として紹介することを快諾してくださったみなさん、

ありがとうございました。






徳山駅で「周南(ニャン)市」という看板を見つけました。


Photo_16  周南(ニャン)市 看板1


Photo_17  周南(ニャン)市 看板2


なんで?と思って、帰宅して調べたら、こんなページを見つけました。

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1701/20/news143.html

http://shunyanshi.jp/



「市民1人1人が猫のように伸び伸びと自由に、居心地よく暮らせるまち」を

市民と共に目指していくという…。



山ねこ工作室と周南市は「ねこ」繋がり(*^_^*)?!

これも「ご縁のえん」かな?!



缶バッチ、申し込もうかな(^^)

しゅうニャン弁当、今度の帰省の時に食べたいなぁ(^^)

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