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2018年7月16日 (月)

「マジカルトイボックス」の夏のイベント参加報告

7月14日(土)

国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれた

マジカルトイボックスのイベントに参加してきました。



Photo   イベントのチラシ(表)



Photo_2   イベントのチラシ(裏)



冬のイベント同様、夏のイベント参加も恒例化しています。


午前中のAACセミナーでは毎回貴重なお話を伺えます。


今回の演題は「iPadを外部スイッチで操作する活用例」で、

講師はマジカルトイボックスの事務局メンバーでもある都立光明学園の外山さんでした。



iPadなど「タブレット端末」は一般的には手指で操作するものと思われていますが、

「入力装置」を無線または有線で繋ぎ、

「外部スイッチ」を繋ぐとスイッチで操作することができます。

外部スイッチを活用できる入力装置もいろいろ市販されています。



セミナーでは、そんないろいろな情報と共に、実際の活用例が紹介されました。

動画を交えた具体的な「活用例」を通して、

子どもたちの達成感や喜びなどが伝わってきました。



お話の中の大切なポイントを私なりに書き出してみます。


・本人が実現できるところは何かを的確に知る

・本人が実現したいことは何なのかを知る

  本人の満足感・本人のお得感・本人の楽しみ

・「本人ができるところ」と「本人がしたいこと」を見極めて対応する

・iPadの「設定」の中の「アクセシビリティ機能」を確認する

・アプリ側がスイッチ入力に対応しているかどうかをチェックする

・元々、アプリ自体がスイッチ入力に対応できる仕様のものもあるが、

アプリによって求められる操作方法が違う

・それぞれの「スイッチインターフェイス」には得手・不得手があるので、それらを見極める

・成長過程の子どもたちの学びをどう実現していくかという視点が重要

・本人がフィードバックしやすい設定、本人が気づける設定が重要



初めて聴いた話ばかりではなかったですが、私には、まだまだ知らないことがいっぱいです。

知っているようでも、わかっていないこともまだまだたくさんあります。



何度もお話を聴きながら、わかっていないところを確認し、

自分自身に足りないところを再確認していくことができました。



セミナーの後半は「フィティングの際の観点整理」として、

「認知面」と「操作面」の両面を考慮してフィティングを行なっていくことのポイントを

とてもわかりやすくまとめられた表の紹介と解説がありました。



有益な情報や支援機器類の存在が役立つものであっても、フィティングが的確でないと

お使いになる方たちに負荷がかかってしまったり、

かえって難しいと感じさせてしまったりすることもあります。



有益な情報や支援機器類を活用して子どもたちの成長を促し、

「学ぶ喜び」や「生きる喜び」を持てるように関わってこられた実践の背景には

そうした重要な観点があるからこそなんだなと思いました。



私たちが依頼を受けて対応させていただいている時も重視しているところですが、

今回の外山さんのお話を聴いて、より再認識できました。



私たちは教員ではないので教育現場で関わらせていただく立場ではありません。



日常生活の中で関わらせていただく立場だからこそ、

みなさんと共に「快適な生活」や「楽しい生活」を実現するためにも、

今回の学びを活かしていこうとあらためて思いました。



「iPadを外部スイッチで操作する」ことの実践そのものは、

今の私の理解力と力量ではまだまだできそうにありません(-_-;)



でも、私にできることから少しずつやっていこうと思います(^-^;



午後は、山ねこが「製作講座」のお手伝いを頼まれていたので、

私も少しだけお手伝いすることにしました。

「おしゃべりサポート」が必要な時にも備えて…(^-^;



参加者のみなさんは事前に作りたいものを申し込まれていて、

「製作講座」の前半は「初級」、後半は「中級」となっていました。



Photo_3   製作講座の様子



Photo_5   製作講座の様子



Photo_6   製作講座の様子




私たちがたまたまお手伝いに入ったテーブルの方たちは、

はんだ付け作業の経験も少ないようでした。

しかも「BDアダプター」や「フィンガースイッチ」など、

もう何年も電子工作をしていない私でも何とかお手伝いできるものを作られる方がいたので、

微力な私でも役割が果たせそうでした(^-^;



会場内で写真を撮っていらっしゃったSさんから私がお手伝いしている写真をいただいたので、

「証拠写真」として掲載できることになりました(^-^;



Photo_7   製作サポート中(かりん)



「難しい」「うまくいかない」とおっしゃる方たちのお手伝いは、

万年初心者のままの私だからこそできます。



山ねこが難なくやってしまう作業を

どんなふうにしたらストレスなくできるかという

「コツ」や「工夫」を伝えることは、私の得意分野です(*^^*)



どんな些細なことであっても、

うまくできた時の安心感や満足感は、

作業に難航されている方たちと同じ気持ちで共感できます。



動作確認をして、無事完成できたことがわかった時には、いつものことながら

「できた~!」「やったぁ!」と自分のことのように大きな声で叫んでしまいました。




「ひもスイッチは他の使い方もできるんですよ」と

小松さんが具体的にいろいろ紹介してくださいました。

同じテーブルの方たちは驚いていらっしゃいました。



Photo_14   ひもスイッチの応用例紹介




製作したものを柔軟に、多角的に観る視点は、

製作スキル以上に大切なものです。



豊かな発想が子どもたちの豊かな学びや生活に繋がっていくことを

小松さんとのやり取りの中でも学ぶことができました。



「フィンガースイッチ」については、

8月11日の山口でのセミナーでも製作をお手伝いすることになっているので、

その時に、どんなふうに伝えれば良いかという私自身の事前練習にもなりました(*^^*)v



「製作講座」のお手伝いをしながら、

今回もいろんなことを学び、楽しませていただきました。



山ねこは山ねこで、私は私で、

それぞれの役割を果たせたかなと思っています。



休憩時間を利用して、展示会場にも少しだけ行ってきました。



マジカルトイボックスのブースでは、

私たちが参考にさせてもらったものがたくさん並んでいました。



Photo_12   マジカルトイボックスのブース



Photo_13   マジカルトイボックスのブース



お互いに「まねっこ」し合って作り、

子どもたちや必要とする方たちのニーズに合わせて、

より良いものに進化させて作っていけるといいなぁと思います。



今回、私にとって「大ヒット」したのは、

「伸び縮みする指し棒を利用したタッチペン」です!



Photo_8   指し棒を利用したタッチペン 体験中



Photo_9   指し棒を利用したタッチペン 体験中



Photo_10   指し棒を利用したタッチペン 先端部分



Photo_11   手づくりのタッチペン各種



軽くて、少し長めで、持ちやすいタッチペンを探していた友人がいて、

最近、購入&改良サポートしたばかりです。



指し棒を利用をすることは思いついていなかったので、

参考にして、作ってみようと思います。



こんな時には、100円ショップで良いものが見つかります。

「指し棒」ではないですが、先が加工しやすそうなので買いました。



Img_3919   ぐんぐんのびるドッキリフォーク



こんなものが売っているのも驚きですが、

こんなものを「伸び縮みするタッチペン」の製作に使ってみようと思う発想も

なかなかいいでしょう(自画自賛)(^-^;



セミナーも製作講座も含め、

マジカルトイボックスでの再会と出逢いは本当に楽しいです!



私たちはいつもただの参加者なので、気楽に参加していますが、

イベントを実施するにあたり、準備から後片づけまで、

事務局のスタッフ、サポーターのみなさんにはいろいろご苦労があると思います。

感謝の気持ちでいっぱいです。



今回も大満足できる時間を過ごし、イベントが終わった後は、

いつものように、八木ちゃんと3人、東京で飲んで帰りました(*^^*)



帰宅後、八木ちゃんと「今日も幸せな一日だったね」とメールを交わしました。



8月にお手伝いすることになっている2つの製作会に向けて、

パワーをたくさんいただきました。



「マジカルトイボックス」はやっぱり楽し~い!!

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