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2018年7月29日 (日)

カブトムシの観察記録~「カブトムシの家」にならなくて良かった~

6月30日の午後。


山ねこが電子工作作業の休憩がてら庭で出て、

異様に感じるバタバタ音に気づいて見つけてきたものは…。


大きなカブトムシ!

今年初めてみたカブトムシです。



630   山ねこが見つけてきたカブトムシ



私も外に出て、庭のクヌギの木(※1)をよく見ると、もう一匹いました。

梅雨明け後の翌日に見つけたカブトムシ。

夏を告げる使者到来です。


(※1)


24年前に遠野で拾ってきた「どんぐり」を植え、その後、ここまで大きく育ちました。



Photo_3   クヌギの木




7月1日の朝。


山ねこが庭のパトロール中、「カブトムシがいっぱいいる!」と伝えに来ました。


私は木の上の方までは見えませんが、私が見える範囲でも5~6匹いました。

山ねこによると14~5匹はいるようです。


交尾中のカブトムシもいました。



1_2   交尾中のカブトムシ



12_3   クヌギの木にいるカブトムシ




オス同士が闘い、落ちてくるのもいました。

落ちても落ちても、また木を登っていきます。


前日に気づいたバタバタ音は、オスが落ちてくる音でした。

数が多いので、異様にさえ感じるのです。



4月に庭木を剪定してもらったので、

このクヌギの木は樹液が溢れ出ているのかも知れません。


1   クヌギの木にいるカブトムシ



12_4   クヌギの木にいるカブトムシ



1_3   クヌギの木にいるカブトムシ



1本の木にこんなにたくさんいるのは今まで観たことがありません。




7月2日の朝。



クヌギの木を観察しました。

木の上の方に折り重なるようにいます。

木の枝や葉っぱにも見え隠れしています。



しかも、カブトムシはみんな大きいのです。



2   クヌギの木にいるカブトムシ



2_2   クヌギの木にいるカブトムシ



木の上の方にいますし、動いているので、写真には撮りきれません。


もう数えられる状況ではありませんが、20匹以上いそうです。



カナブンやクワガタもいます。

でも、こんなにたくさんのカブトムシがいては、

カナブンやクワガタに樹液が回ってきそうにないです。



それにしても、こんなにたくさんのカブトムシはいったいどこから飛んでくるのでしょう。




近所の友人の子どもたちが小学生だった頃は、近くの林にはたくさんいて、

夏休みは山ねこ工作室にホームステイしていた子どもたちと一緒に

よく虫採りに出かけていました。


こんな状況なので、今なら、我が家の庭でカブトムシ採りができます。




山ねこは「この木は『カブトムシの木』や」と言っていますが、

今は誰もカブトムシ採りはしないので、

このままだと、我が家は「カブトムシの家」になるかも知れません…。

観察するのは好きですが、それがちょっと心配な私です(^-^;





7月8日の朝。



山ねこがまた「カブトムシがいっぱいいる」と伝えに来ました。

6月30日から毎日のように観察しているので、

私もカブトムシがいっぱいいることはわかっています。


でも、その日は伝えに来た山ねこの様子が違ったのです。



庭に出てビックリ!!!!!!!




庭のスモモの木の下の熟して落ちた実のまわりにカブトムシが集まっていたのです。


山ねこは地面で死んでいるカブトムシに気がついて、なんでだろうとまわりを見回し、

あちこちに落ちているスモモの実にカブトムシが群がっていることに気づき、

私に伝えにきたのです。




いや~いるわ、いるわ、いるわ、…!!!!!!



8   地面にいっぱいいるカブトムシ



11   地面にいっぱいいるカブトムシ



ひとつの実を争うように取り合っているカブトムシもいました。


カナブンが近づくと、角で追い払っているカブトムシもいました。



8_2   カナブンを追っ払っているカブトムシ



実のそばで交尾しているカブトムシもいました。

交尾中は、すぐそばでカナブンがスモモの実を食べていても、

オスは全く追い払う様子はありませんでした。



8_3   交尾中のカブトムシと食事中のカナブン



でも、驚いたのはその後です。


何と交尾を終えたオスはカナブンを追い払った後、メスも追い払っているのです。


かわいそうに、メスは実から離れて逃げていくしかなく、

トボトボとオスに背を向けて歩き、土に潜っていきました。



そんな初めて観たドラマティックなワンシーンを含め、

スモモの木の下のカブトムシの数の多さには驚きました。



11_2   スモモの実に集まっているカブトムシ



動画も撮りました。


「怖い」「気持ち悪い」と感じる方もいらっしゃるかも知れませんので、

動画を開く場合は、お気をつけください(^-^;



「kabutomusi-douga.mp4」をダウンロード



6月30日以来観察しているクヌギの木にも、たくさんのカブトムシはいます。



さすがに、山ねこも数えきれない状況になってきましたが、

クヌギの木とスモモの木の両方のカブトムシの数を合わせると50~60匹はいそうです(@_@)



9   クヌギの木にいるカブトムシ



9_2   クヌギの木にいるカブトムシ



9_3   クヌギの木にいるカブトムシ




「カブトムシの木」ではなく、

「カブトムシの家」になるかも知れないという私の心配が現実味を帯びてきました。



樹液やスモモの甘い蜜に集まってきているとは思いますが、

この大量のカブトムシは異常な気もして、不気味になってきました。



どうなる?!…山ねこ工作室?!



夏休みになったら「山ねこ工作室でカブトムシ採りをしよう!」っていう企画を立てて、

ほしい人たちにもらっていただいた方が良いのかなぁ(^-^;



7月8日の午後。



山ねこ工作室に初めてのお客さまがいらっしゃいました。


7月21日のブログに書きました。

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/atta-f216.html



4歳のお子さん連れだったので、お帰りになる時に、庭のカブトムシを観てもらいました。

必要だったら持ち帰ってもらおうと思って…。

でも、観察だけして、お持ち帰りにはなりませんでした(^-^;


カブトムシが好きな子もいるようですが、

水戸市内でも身近にカブトムシ採りをするところはなく「買う」そうです。




その後も、毎日、観察は続けていますが、

もうスモモの実は落ちていないので、スモモの木の下にはいません。



クヌギの木の方はというと…日を追うごとにカブトムシの数は減ってきました。

木の低い位置では、以前ほど簡単には見つけられません。



数が減ってきたのはなんでかなぁと思って、調べてみました。



カブトムシの寿命は、卵の時期を加えるとだいたい1年くらいだそうです。

しかも、寿命である1年間のうち10ヶ月は土の中にいるので、

土から出てきたカブトムシの成虫が生きられる寿命は、

なんと、オスで約1ヶ月~2ヶ月なんだそうです。

メスは子孫を残すため、オスより長く、約2ヶ月~3ヶ月なんだそうです。




観察を始めたのが6月30日なので、

オスは個体によっては、亡くなってしまったものもいるんでしょう。




7月28日の午後。



台風12号の進路が気になる朝でした。

朝から晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、風が吹いたり、落ち着かない天気でした。



大荒れになる前に、ブルーベリー(※2)を収穫しました。



カブトムシも台風に備えているのか、ブルーベリーの葉っぱの陰に避難していました。

時々突風が吹くので、カブトムシも必死につかまっていました。



28   ブルーベリーの葉っぱの裏のカブトムシ



28_2   ブルーベリーの葉っぱの裏のカブトムシ



そのカブトムシを観ながら、

命の終わりが近いカブトムシもいるのだろうなと思いました。



まさか、こんな形で「カブトムシの観察記録」を書くことになるとは思ってもいませんでした。



あらためて「カブトムシの一生」を知ることになり、

とても複雑な気持ちでもありますが、

山ねこ工作室が「カブトムシの家」にならなくて良かったなぁというのが本音です。

(山ねこはわかっていたようですが…)


Photo   収穫したブルーベリー(約2㎏)


(※2)

20年位前、苗で買って来て植えたら、その後、どんどん育ちました。

手入れをしていないので、ボサボサですが…。

Photo_2  ブルーベリーの木

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