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2018年9月 9日 (日)

2018年度 水戸特別支援学校での教材・教具製作会のお手伝い

今年の夏休みも終わりました。

私たちは毎年恒例になった夏休みの活動を通して、

いろいろなことを楽しく学ばせていただいています。



まずは「水戸特別支援学校での教材・教具製作会のお手伝い」の報告から。




昨年の製作会と今回の事前準備の様子は以下のページに書いてあります。


今年度もお手伝いします (水戸特別支援学校の教材・教具製作会)6月12日付

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-6721.html




8月7日(火)いつものように朝から登校し(^-^;

山ねこ作成の支援機器類の展示準備のスタートです。




Photo   展示全体写真


Photo_2   スイッチ体験ボックス


Photo_3   「押す」スイッチ類


Photo_4   「倒す」スイッチ類


Photo_5   「引く」スイッチ類


Photo_6   「握る」スイッチ類


Photo_7   「接触/非接触」スイッチ類


Photo_8   「息・声」スイッチ類


Photo_9   「ラッチ&タイマー」と改造おもちゃ


Photo_10   「改造シャボン玉機」「電動くるくるレインボー」


Vocavoca   「VOCA」「タイムVOCAん」類


Photo_11   「光るバトン」「バブルタワー」


Photo_12   参考文献





こうした展示・体験の場をいただく機会が増えたことで、

搬出準備の段取りもうまくなっているので、

教室についてからの展示準備の段取りも良くなっているのを実感します。



特に、水戸特別支援学校は教材係ではなくても、

長年、製作会のお手伝いをしてくださる先生がいらっしゃるので、

そんな力強いサポートにも助けられています。

とてもありがたいことです(*^^*)



午前のワークショップと午後の製作会は進行等、山ねこと私とで役割分担しています。

山ねこも「〇〇はかりんにお任せ」と言って、

それぞれの得手不得手を踏まえて役割分担しているので、

お互いに助けられていると感じています。



最近、山ねこがワークショップでスイッチの話をする時、

ちょっとしたクイズ形式にしている方法は良いなぁと思っています。



参加者の方たちとやり取りする、いわゆる「参加型」のスタイルは

中には苦手な方もいらっしゃると思いますが、

私は好きなスタイルなので、

クイズを提示されて答えに悩むことになっても楽しむことができます。



Photo_13   山ねこ お話し中



山ねこの話を引き継いで(笑)選手交代をして、私が担当するのは「事例報告」と「まとめ」です。



Photo_14   かりん お話し中




私は「参加型」のスタイルが好きなのですが、

演者の場合、一歩間違うと話が脱線したりして、

与えられた時間内に終わらなくなる可能性があるため、

スライドを見ていただきながら、元々作ってある原稿を読むスタイルをとっています(^-^;



ただ、時間内に終われるのは良いのですが、

キャラクターとしてお笑いのエッセンスも入るものの、

「参加型」のスタイルではないために、何となく物足りなさは感じてきました。

講演なので、別に、笑いをとる必要はないのですが…(^-^;



今回は、事例報告の中に、高知の依頼者Kさんからの報告を加えました。



山ねこ作成の「名刺ケース型ミニVOCA」を使ってくださっています。



ワークショップでの事例報告の中で紹介するために、

Kさんに「生活の中でのエピソードを教えてください」とお願いしたところ、

「生活のなかのミニVOCA」という表題のスライドが届きました。



母親として、息子さんとの生活の中で使っていらっしゃるからこそ、

気づいたり、工夫したりできることがたくさんあるということを

とてもわかりやすく、コンパクトにまとめてありました。



  ・スタートは楽しいことから!

  ・それは本人にとって得になるものですか?楽しいことですか?

  ・支援者本位の使い方になっていませんか?

  ・道具を使うことが目標ではない。生活を楽に豊かにすることが目標!



ものづくりに関わり、いわゆる支援者と呼ばれる立場の私たちにとって、

スライドに書かれている一言一言は心に響くものでした。



生活の中だけでなく、学校や施設で使っていく時にも、

「本人が主体的に使うこと」「生活を支える視点」が重要だということを、

Kさんがまとめてくださったスライドでも再確認できました。



当日、私はそれを代読するだけでした。



活用事例は使っている様子の報告だけではなく、

「支援の基本的な考え方」や「使う方の実情の的確な把握」や

「実情に合わせた配慮や工夫」「必要に応じた改良」など

ベースになる「支援者サイドの感性とセンス」が伴っていると

Kさんのような報告ができるのだとあらためて思いました。



他の事例報告にも共通していますが、

「伝えたい想いを伝える」ためにも、

これらの重要なポイントを深く、認識し直すことが必要だと思いました。



その後、山ねこによる展示機器類の解説の後、みなさんに体験していただきました。



Photo_20   展示物解説


Photo_21   展示物解説


Photo_22   視線入力体験



午後は製作会です。

今回の製作は「ミニ扇風機の改造」と「マイク型音声スイッチ」です。



製作会の様子は写真を参考にしてください。



Photo_17   製作会


Photo_18   製作会


Photo_19   製作会




製作に戸惑う方たちもいましたが、

写真をご覧になればわかるように、終始和やかでした。



Photo_23   ホワイトボード掲示



始まる前にお伝えし、ホワイトボードに掲示した私たちの想いが

みなさんにも伝わっていたのかなと思うと嬉しいです(*^^*)



今回も「木製洗濯ばさみ」は固定具として大活躍していましたし、

K先生の手づくりの「スタンド付き拡大鏡」も役立っていました。



快適な製作のためのこうした道具や工夫は大事ですね(*^^*)



Photo_24   木製洗濯ばさみの活用


Photo_25   木製洗濯ばさみの活用


Photo_26   スタンド付き拡大鏡の活用





製作会の後の質疑応答の時間は、

私たちの希望で「振り返りタイム」と名づけていただき、

各グループごとに、感想を伝え合ったり、

製作物について使いたい対象者や使い方など話し合ったりしていただきました。

その後、各グループごとに、それを発表していただきました。



製作に難航するほど、完成時の達成感が高まります。

それはとても良いことなのですが、

今までお手伝いしてきて感じるのは、

「作って終わり」「作って満足」になりかねないところがあるからです。




想定外に製作時間が延びてしまうと、短時間になりますが、

「振り返りタイム」は私たちにも参考になるので、これからも大切にしていきたい時間です。




毎回、「こんな遊び方考えてみました!」と私からもご紹介しています。



自画自賛ですが、今回の「マイク型音声スイッチ」を使った遊びは、

自分でも気に入っています(*^^*)



動画をご覧ください(*^^*)

「darumasan.mp4」をダウンロード




残念ながら、まだ、子どもたちと一緒に遊ぶ時間が持てていませんが、

先生方には、予想以上に「受けた」と思います\(^o^)/



私は、どんな支援機器類も、楽しみ、面白がって使ってこそ、

命が吹き込まれていくと思っています。



そして、私たちに「活用報告」をしてくださるお母さんたちのように、

子どもたちが主体的に使っていく中で、

生活の中の道具として息づいていくのだと思います。



水戸特別支援学校での製作会のお手伝いは「13年め」になりますが、

継続してお手伝いさせていただけることと共に、

毎回、支援についての基本姿勢を再確認させていただけることに、

心から感謝しています。

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コメント

大変お世話になりました。
私の作ったものは,現在,病院のOTの方に貸し出し中です。作業療法の方がどのような使い方をするのかとても楽しみです。
毎回,新しい発見があり大変ありがたく思っております。
トビーも個人的に購入いたしました。私が年を取って使うときが必ず来るであろうことを見越して,今から慣れておこうと思って。。。
私は,来年で退職ですが,このような機会があったことを大変ありがたく思っております。
しっかりと後輩に伝えていきます。

yassyさま

コメントありがとうございました。

今回作られたものを病院のOTさんに貸し出し中とのこと、
いいですね。

学校とはまた違った場での活用事例の報告を楽しみにしています。

トビーも個人的に購入されたとのこと、いいですね。

生徒さんたちに視線入力を体験していただく時、
パソコンの高さや向き、角度など設定のしかたやフィッティング等
「ご本人に合った的確な使用環境」が重要ポイントです。

支援の考え方同様、そういう重要ポイントを伝達していってください。
よろしくお願いします。

また、疑問点等どんな些細なことであっても遠慮なくお問合せください。

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