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2018年10月 5日 (金)

熱気あふれる盛岡のシンポジウムに参加して

9月17日(祝・月)に開かれたシンポジウムに参加してきました。

開催から2週間以上も経ってしまいました(-"-)

またもや報告が遅くなりましたが、備忘録として書いておこうと思います。



<重度障害者を支援する>実践者のための 視線&スイッチ入力のシンポジウム in 盛岡

http://www.poran.net/ito/wp-content/uploads/2018/08/20180917_Pos_Morioka_04.pdf



当日配布された資料は公開されています。

https://drive.google.com/file/d/1t1N8poYSnrW2EVT7pCI_SkViSru9HKzI/view



主催者のお1人でもある伊藤史人さんのブログには【講演映像集】が掲載されています。


2018.09.28

【講演映像集】

<重度障害者を支援する>実践者のための視線&スイッチ入力のシンポジウム in 盛岡

http://www.poran.net/ito/archives/9966



こうして講演内容が映像として観られるようになっていると

参加者には再確認になりますし、

参加できなかった方たちにとっても貴重な情報になります。



こうした報告をされているのは、伊藤さんが研修等で、

「発信することが大事」とおっしゃっていることにも共通していると思います。



いわゆる支援者と呼ばれる立場の方たちだけでなく、

登壇者や参加者の中に、当事者と呼ばれる方たちが参加し、

共に学び合っていくスタイルにとても共感します。



当日の様子がわかる写真をいくつか掲載しておきます。


Photo   登壇者の方たち勢ぞろい



Photo_2   原田稜大さんのプレゼン



Mmd   原田稜大さんのプレゼンより



Photo_3   原田稜大さんのプレゼンより



Photo_4   福島勇さんのプレゼンより



Photo_5   中島勝幸さんのプレゼンより



Photo_7   引地晶久さんのプレゼンより



Photo_6   菊池直実さんのプレゼンより



Photo_8   藤山健二さんのプレゼンより



Photo_9   及川勝利さんのプレゼンより



Photo_10   板倉ミサヲさんのランチセッション



Photo_11   原田稜大さんのビュッフェ



Photo_12   

 稜大さんが右手の指で使っているスイッチ(お母さん作)



Photo_13   

 稜大さんが左手の指で使っているスイッチ(お母さん作)



Photo_14   中島勝幸さんのビュッフェ



Photo_15   藤山健二さんのビュッフェ



Photo_16   福島勇さんのビュッフェ



事例報告の時に、

生活の中で使っていらっしゃる方たちの写真や映像が流れるだけでなく、

パネルディスカッションでは、ネットワークを利用したビデオ通話で、

ユーザーの方たちもディスカッションに参加されました。


Photo_17   ビデオ通話で参加された方たち



Photo_19   

 ビデオ通話からの映像  足の指につけたスイッチ(お母さん作)



伊藤さんが企画・運営・実践される研修に参加するたび、

私もこういうスタイルの場をやれたらいいなと思います。

ただ、テレビ通話等をやるためには、

私の苦手な分野は誰かに助けてもらわないとできませんが…(^-^;





シンポジウムの中のみなさんのお話の中で共通していたのは、

それぞれの立場や職種が違っていても、

支援者は子どもたちの可能性を信じ、「できるを引き出す力」を磨き、

関係し合う者同士が繋がり合い、具体的に実践していくこと、

そのための労力を惜しまないこと…ということでした。




私にとっては「そんなのわかりきっている」と言えるようなことですが、

当事者の方たちを含め、それぞれの方たちが異口同音におっしゃるということは

そうではない現実があるということなんだと思います。


組織という枠組みや各自の所属の中での決まり事(あるのか?ないのか?)で

流れが詰まっていたり、できるはずの繋がりができていなかったり、

引き継がれていなかったり…リアルな現実も知らされて、ショックもありました。




今、動かないで、いつ動く?!

「とにかく、やる」…

「実績を積み重ねていく」…ということが未来に繋がる!




昔、他の研修でお話してくださった講師の方の

「今が幸せであれば未来も幸せになれる」

「子どもたちの未来の幸せに繋がる今の生活に関わっているという意識を持って

支援していくことが重要」というコメントにも共通していると思いました。




視線入力はここ何年かずっといろんなところで注目されています。



体験会などのお手伝いをする私たちの場でも、

視線入力は、今一番、注目されているように思います。

ただ、その中でとても気になるのが「使用環境」のことです。



私たちはスイッチ等支援機器類の製作にも関わっていますが、

機器類そのもの以上に重要視しているのが、

「ご本人の実情把握」と使われる際の設定のしかたなど「使用環境」です。



どれだけ良いものであっても、設定のしかたなど「使用環境」を的確にしないと

ご本人の負担になったり、「合わないもの」と捉えられてしまったりします。



状況によっては「できない」という想いを強めてしまうこともあります。



「できるを引き出す力」を磨き、ご本人の幸せに繋がっていくはずものが、

支援者側の対応によって逆行してしまってはいけないと思います。



日頃からそんなことを思っているので、

各登壇者の方たちが、それぞれのプレゼンの事例紹介の映像やビュッフェ形式の実習の中で、

「パソコンの高さや向き、角度など設定のしかたやフィッティング」など、

とても細やかに対応されていることを見聞きして、

「ご本人に合った的確な使用環境」が重要ポイントだと再認識できました。





「見た目で判断しないでほしい」

「養護学校は、楽しかったけど勉強するのが少なかったです」というメッセージは

とても心に響きました。


Photo_20   ビデオ通話からの映像





私が障害のある子どもたちに関わり始めたのは40年近く前になりますが、

当時は今のような支援機器類は身近にありませんでした。




それでも、半ば手さぐり的だったかも知れませんが、

どんなに重度と言われる子どもたちも

「わかっている」

「いろんな想いを持っている

「伝えたい気持ちがある」…と信じて、

お母さんたちと一緒に関わってきました。




一番身近にいるお母さんの「我が子が持つ力への信頼」と

支援者と呼ばれる私たちの「子どもたちが持つ力への信頼」が、

日々の療育を通して、子どもたちの未来に繋がっていったように思います。



今は、いろんな支援機器類があり、進化もしています。

当時、こういうものがあったら、

その頃の子どもたちのまた違った未来が切り開けたかも知れません。



今回のシンポジウムでは、私自身の過去の振り返りもできて、

今だからこそできることは何かを自分自身に問うことができました。





25年位前までの私は「パソコンは嫌い、使う人も嫌い」と言っていました。



そんな私をよ~く知っている人たちは、

パソコンはもちろん、私がiPadや機器類を使っているのを見て驚いています。



人は変われるのです(^^)



まだまだ、ICTの分野は得意とは言えませんし、

これから先も苦手分野なのは変わらないと思いますが、

自分の障害や困難さに対応できて、快適な生活につながるものは、

積極的に使っていこうと思います。




情報として私が知り始めた支援機器類の活用によって、

今の生活が変わり、できることが増え、伝えることができる機会が増え、

幸せで快適な生活に繋がっていく人たちがいるなら、

私は私にできることをして、お手伝いしていけたらいいなと思っています。




私の報告は独断的な感想ばかりの報告です。



登壇された福島さんのブログを紹介します。

ブログ本文内から、いろんな方たちのFacebookのページにも飛んでいけます。

そちらも読んでいただけるといいなと思い、紹介しておきます。



2018.09.19

行ってきました!視線&スイッチ入力のシンポジウム in 盛岡

http://sam-eatlab.blog.jp/archives/12121297.html



2018.09.27

【必見】盛岡でのパネルディスカッションがYouTubeで公開!

http://sam-eatlab.blog.jp/archives/12220441.html



登壇された菊池さんから送っていただいた「盛岡タイムスに掲載された記事」もあります。


Photo_18   盛岡タイムスの記事




登壇された原田稜大さんが制作されている「MMD」が観られるYouTube動画もあります。

https://www.youtube.com/channel/UChMhWudg5sITw2-RfJbdzsA




シンポジウムからの流れで、とても興味深かった伊藤さんのブログも紹介しておきます。

2018.09.23

あの「パソッテル」の川端鉄工所からメールが。。。

ttp://www.poran.net/ito/archives/9977



以上、今回のブログはたくさんの人たちの力を借りて書きました。

みなさん、ありがとうございましたv(*^^*)v

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