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2019年2月 7日 (木)

今年も、やっぱり「楽しいマジカルトイボックス」から始動(^^)

2月に入ってしまったけれど、備忘録として書いておこうと思います(^-^;



山ねこ工作室の2019年初の活動は

1月5~6日、マジカルトイボックスのイベント参加でした。



   第47回マジカルトイボックスイベント

   http://magicaltoybox.org/mtb/wp-content/uploads/2018/10/mtb2019-1event.pdf




2002年から私たちの毎年恒例参加行事(笑)になっているので、

今年も参加できて良かったです。



講演は金森克浩さんによる「視線入力装置入門」でした。

「入門」となっていますが、金森さんは前置きとして、

初心者向けというより、すでに「視線入力装置」を知っている人や使っている人が

「導入方法と留意点」など「重要な基本」を再確認することであるとおっしゃっいました。



山ねこ工作室でも、視線入力を体験したいという希望や依頼が増えています。



紹介&体験の際には、導入時の留意点や姿勢への配慮や設定の仕方など

重要性を伝えているつもりですが、浸透していきにくいところも感じています。



みなさんに後日談を伺うと、使用されているモニター画面が小さかったり、

姿勢への配慮や設定の仕方が不的確だったりするせいなのか、

「うまくいかなかった」という話が出て、とても残念に思います。



でも、そんな現状は、私たちがまだまだよくわかっているとは言えず、

「充分伝達できていない」からだと反省しています。

何事も最初からうまくいくとは限らないとは言え、

「良いもの」であっても「重要な基本」をしっかり押さえて対応しないと、

こうしたことが起きてしまうのだと思います。



そういう意味でも、金森さんの前置きを心に留めて、お話を聴きました。

金森さんのお話はもちろん、その後の外山さんや谷本さんからも、

支援者側の対応の重要性が具体的に伝えられました。



配布された資料はここには掲載できませんが、

「kintaのブログ」の中で触れられているので、紹介しておきます。




   マジカルトイボックス第47回イベント無事終了しました。

   http://www.magicaltoybox.org/kinta/2019/01/07/18469/



「視線入力装置」の体験タイムでは、

講演前に参加者に問いかけられた人たち(①~③)を混成した班で、

班ごとに準備されているパソコン等を使って、設定を含めた体験実習をしました。


    ① 視線入力装置の未経験の人

    ② 視線入力装置を体験したことがあるがよくわからない人

    ③ 視線入力装置をサポートしている人(わかっている人)



ちなみに、山ねこも私も②なので、別の班になりました。



私の班にはiPadが準備されていました。


iPadでも視線入力ができるとは知らなかったので、

まず、私はそれに戸惑ってしまいました(@_@)



そのiPadはWindowsパソコンのように使えるようにしてあるとのことでした。



その方法を学び、対応できるようになるのは私の力量外のことなので、

「iPadがWindowsパソコンのように使えるようにできる」ということを知っただけでも、

私には大きな学びでした(*^^*)



Windowsパソコンのように使えるようになっていたiPadとは言え、

画面は小さいし、固定するスタンドなども準備されていないので、

箱を積み上げて高さを調整したりして、

視線入力の体験をする前の設定段階でいろいろ難航しました。


Photo_13   「視線入力装置」の体験タイム


Photo_14   「視線入力装置」の体験タイム



同じ班の方たちと一緒に試行錯誤しながら視線入力の体験実習をした後は、

意見交換の時間があり、設定のしかたや導入の際の留意点など、

体験実習を通じて感じたことをお互いに出し合いました。



お使いになるご本人に提供する場面で、支援者が設定に難航してしまうと、

ご本人に「うまくできない」「難しい」「楽しくない」というような

ご自身への不全感を感じさせてしまう可能性があるということをあらためて痛感しました。



まわりを見ると、パソッテル(ノートパソコンスタンド)や

モニター画面の大きいノートパソコンが準備されていた班もありました。



他の班の体験実習の様子や意見交換の内容はわかりませんが、

班によって、準備されているものが違っていたのも、

体験実習での実体験を通じて、「導入方法と留意点」などに気づいたり、学んだり、

再確認したりする時間だったのかなと思いました。



ご本人たちに使っていただく前に、

支援者が何度も実際に使ってみて、時には失敗体験をする中で、

留意点をより明確化して、対応策を熟知して導入していけると、

ご本人たちに無用な不全感を感じさせることなく、

楽しい実感やもっとやってみたいという想いを持っていただけると思います。



これは「視線入力装置」に限らず、

スイッチ等支援機器類を導入、提供する時にも共通することだと思います。

私たちのスタンスを振り返る体験実習ができて良かったです。



製作講座は、

「iPadをスイッチでコントロールするためのBluetooth SwitchBox」の製作でした。



製作講座も「視線入力装置」の体験実習と同じ班だったため、

今回、初めて山ねこと別々のテーブルでした(T_T)



私は右目が弱視の上、緑内障で視野欠損もあるため、

視覚の左右差が激しく、微細な電子工作ができません。



そのため、2002年以降ずっと参加していると言っても、

私の製作物の電子工作部分は、山ねこにやってもらっています。



そんな実情なので、とても不安な中、製作時間が始まりましたが、

同じ班の大井さんにサポートしていただきながら、

何と何年かぶりに、私1人で「抵抗3本だけ」を半田付けしました。

昨年買った「ハズキルーペ」はかなり役立ちました(^^)v


Photo_15   半田付け作業中


Photo_16   半田付けしたもの



残りの半田付け作業はできないため、別班の山ねこのところに持って行き、

最終的には、私の分も、山ねこに仕上げてもらいました(^-^;


Photo_17  大満足の笑顔でピース!


Photo_18   山ねこと動作確認中



私の製作講座は、全ての作業を自分一人でやることが目標ではなく、

そんな部分的な作業であっても、達成感を感じられる時間になっています。



今回は特に、抵抗3本だけの半田付け作業ができたので、

いつも以上の達成感を感じて、とても嬉しかったです(*^^*)



その後の「スイッチインターフェース活用講座」では、

自分の作ったものを使って楽しく演習をすることができました。


Photo_19   スイッチインターフェイスの勉強中



製作講座での達成感や満足感が楽しい演習にも繋がっていたように思います。



夜は待ちに待った(笑)交流タイムでした。

参加者全員が1分程度の自己紹介をした後、くじ引きを楽しみました。



今回はスタッフの方たちの自己紹介もあったので、とても嬉しかったです。



1分程度であっても、それぞれ個性が出ます。

講演や製作講座だけでなく、参加者のみなさんのお話を聴ける時間は楽しいです。



その後の懇親会では、その自己紹介の交流タイムからの流れで、

いろいろな方たちと語り合うことができました。


4_2   懇親会


Photo_20   懇親会



マジカルトイボックスのイベントは、初めて参加した当初から、

交流タイムが組まれているのが、私たちにとっては最大の魅力です。

特に、みなさん、全国各地から参加されているので、

話題もいろいろ出て、おしゃべり好きの私には楽しい時間です。



お話を伺って、新たに遊びに行きたいところも見つかりました(*^^*)



2日めは「自由製作」でしたが、私は製作はしないので、

前夜に続いて、情報収集・情報交換の時間にしました。



自然と「ものづくり」好きの人たちが集まってくる状況だったので、

会話の内容についていけないところはあっても、

「ものづくり談義」は私にとって楽しい時間です。

お話されている方たちの楽しさが伝わってくるからです。


Photo_21

      大井さん作成の振動クッションをお借りして空気圧センサースイッチの説明中



Photo_22   人気者のお2人



やっぱり、マジカルトイボックスは楽しいです!



製作講座で製作しない私ですが、マジカルトイボックスの世界が大好きです。

ずっと元気でいられたら、また参加したいなと思います。

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