« 「辻 友紀子 ひかりのパステル画展」のご案内 | トップページ | 夏休みの活動2~スイッチ支援機器製作セミナー(山口)のお手伝い~ »

2019年9月17日 (火)

夏休みの活動1~鹿島特別支援学校の「自立活動Ⅰ教材製作会」のお手伝い~

今年、初めて、鹿島特別支援学校の製作会のお手伝いをさせていただきました。

活動日は8月2日(金)でした。


昨年の夏、マジカルトイボックスのイベントで出逢った方から、

今年の4月に依頼の連絡が入りました。


その方は「自立活動係」でもあり、私たちと連絡を取り合う担当者として、

当日まで、メール等で何度もやり取りしながら進めてきてくださいました。

日々のお仕事もある中でのやり取りは大変なところもあったと思いますが、

依頼をいただくだけで、進めていく途中でのこうしたやり取りが不充分だと、

私たちも学校側の実情もわからず、困ってしまうこともあるからです。



山ねことは違ったところで、私も
細かいところが気になる人なので、

私からも、何度も問い合わせや確認もさせていただきました。

それらを学校や係の中で相談・検討し、随時、お応えいただけたことも

本当に嬉しかったです!!



実施スタイルも、私たちが他の製作会やセミナーで重要視している

「午前が事例報告&展示・体験、午後が製作&振り返り」というご提案もいただき、

とても良かったです。



「会の達成感は企画側の趣旨の明確さと相互確認、準備期間のやり取りの充足で決まる」


長年、お手伝いしてきて、私がいつも感じていることです。



製作会当日の様子は写真で紹介します。


Photo_20190917164201 玄関の掲示物  


 Photo_20190917164901 スイッチ・機器類の展示


Photo_20190917164801 スイッチ・機器類の展示


Photo_20190917164701 スイッチ・機器類の展示


Photo_20190917164601 視線入力体験コーナー


Photo_20190917175601 参考文献紹介コーナー


Photo_20190917164301 ワークショップ(活動紹介・事例紹介など )


Photo_20190917164302 ワークショップ(活動紹介・事例紹介など )


Photo_20190917164303 ワークショップ恒例の「スイッチクイズ」


事例報告では、2年前に他界した両親の介護中の話もさせていただきました。

特別支援学校の先生方対象の研修で、高齢者の介護の話は違和感があるかも知れません。

しかも、山ねこ工作室の事例というより、家族としての対応を事例紹介するので、

より違和感があったかも知れません。


それでも、人に関わり、関係者の方たちと繋がり合って、

より良い支援を考えるという視点でいうと、とても大事な話だと考えて、

具体的なエピソードを添えてお話させていただきました。


Photo_20190917164401 スイッチ・機器類の説明


Photo_20190917164501 スイッチ・機器類の説明


Photo_20190917164502 スイッチ・機器類の説明



体験タイムでは、初めて見る機器や体験する機器を実体験され、歓声があがったり、

先生同士が、担当されているお子さんたちのことを見据えて意見交換されたり、

学部の違う先生同士が助言し合ったりされていました。



昼食時間のフリートークでも、体験タイムでの話題からの繋がりで、

貴重なお話をたくさん伺うことができました。


Photo_20190917175701 昼食タイム(午後の製作会の準備)


Photo_20190917165101 製作会の前のオリエンテーション


Photo_20190917165201 製作会の前のオリエンテーション


Photo_20190917165301 製作会の前のオリエンテーション


Photo_20190917165302 製作会の前のオリエンテーション


Photo_20190917165401 製作会の前のオリエンテーション




製作会ははんだ付け作業初心者の方たちも多いということだったので、

担当者の方と事前に打合せ、限られた時間にスムーズに製作が進むよう、

作業工程の一部を山ねこが事前に準備したキットを活用していただきました。



製作されたものは「タッチスイッチ」と「BDアダプター」です。

この「タッチスイッチ」は「ショット/ラッチ切替スイッチ」を付けたニューバージョンでした。


Photo_20190917175201 タッチスイッチ


Photo_20190920081301 タッチスイッチ内部
 


ラッチ機能をご存知ない方たちもいらっしゃいましたが、

ご説明すると、お子さんによって有効なことをわかっていただき、

とても喜んでいただけました。


いろんな製作会で、山ねこが「ちょっとお得な仕込み」をしているのを知っているので、

みなさんの感動と称賛が「山ねこへのご褒美」のようで嬉しかったです(*^^*)



作業の進捗状況には個人差があるので、

早く終わった方はサポートに回ってもらうようにしました。

私たちがお手伝いする製作会では、始まる前に、

「全ての行程を1人ですると考えず、お互いにサポートし合おう」

「SOSを出して、楽しく製作しよう」と提案しています。


それもあって、活動中、自然にサポートの流れができると同時に、

和気藹々とした空気感があふれていました。

そんな和やかな中で、私たちにはわからない先生方の個性や得意なところも見えてくるようで、

お互いに感謝し合ったり、褒め合ったりされていました。



そんな様子を見ていると、お互いの良さを知り、認め合って、

コミュニケーションし合うことの大切さを実感させていただけます。

製作会を通して、私たちが気づき、学ばせていただくことは多いです。


Photo_20190917165402 製作会の様子


Photo_20190917165501 製作会の様子


Photo_20190917165502 製作会の様子



Photo_20190917165701 動作確認



振り返りタイムでは、全体の感想だけでなく、

作ったものをどんな場面で活用してみたいかなどを発表してくださいました。

作ったものが同じでも、活用のしかたはいろいろあって良いと思います。

他の方たちの話を聞くことで、新たなアイディアが浮かぶこともあります。


実際に使う前から、私たち自身がワクワク感を持つことは大事です。

みなさんのワクワク感が伝わってきて、とても嬉しかったです。



参加者の中には、すでにおつき合いのある方もいました。

異動前の水戸特別支援学校の製作会でお会いした方もいて、

水戸に在勤中に作られたものを元に手づくりされたグッズも見せていただきました。



Photo_20190917170201 見せていただいたグッズ


Photo_20190917170203 見せていただいたグッズ


Photo_20190917170202 見せていただいたグッズ(内部)  

  (説明)

    穴の中に円柱の積み木を入れると中に取り付けたスイッチにあたり、

    録音された動物の声などが聴こえる



いろんな出逢いが繋がっていることもわかり、とても嬉しくなりました。



最後に、当日のアンケートとメールでいただいた感想の中から、

一部、抜粋してご紹介します。



----------------------------------------------------------------------------
 

  
・スイッチにも多くの種類があるのがわかり、良かったです。

   
製作会などいろいろ参加してみたいと思いました。


  ・今までいろいろなスイッチ教材やVOCAの研修会に参加したことがありましたが、

   こんなにもいろいろな種類があり、少し工夫をすれば、

   いろいろな使い方ができることを初めて知りました。

   午後の製作会に参加できず、すごく残念ですが、

   午前中だけでも参加でき、良かったです。ありがとうございました。


  ・
はんだ付けは1回しか経験がなく不安でしたが、

   同じテーブルの先生方と協力し合って製作できて楽しかったです。

   自分で作ったスイッチでおもちゃが動いたときは嬉しかったです。


  
・スイッチを作ったことで満足してしまわず、

   子どもたちの生活、学習にどう生かしていくかが大事ですというお言葉に応えられるよう、

   アイディアを絞りながら活用していきたいと思います。


  ・スイッチを作るのもそうですが、これからそういった教材を

   どのように活用していくか考えていきたいと思いました。

   子どもたちが興味・関心を持って活動できる教材を作りたいと思いました。


  ・作る喜び、子どもへの使いたい意欲をかきたてられました。


  
・子どもたちに使ってみたいと思うものがたくさんありました。

   宝の山です。ありがとうございました。


  ・「ものづくり 心をつなぐ 人づくり」という言葉が心に残りました。

   自分の身体の中で、小さな一つのことが「できる」ことが何かを表現したり、

   楽しんだりすることに繋がることを実感しました。


  ・1人のお子さんに対して、保護者、学校だけでなく、

   さまざまな関係機関が連携して支援をしていくことが

   とても大切であると改めて思いました。


  
・たくさんのスイッチ教材や視線入力訓練ソフトを

   ワクワクしながら体験する先生方から聞こえてくるのは担当の子どもたちの話でした。

   
お互いに話をしながら研修できたことは、今回の研修・教材を通して

   先生方のつながりも生まれた時間になったように感じています。

   
また、午前中のワークショップでのお話をお聞きしてから

   午後の製作をすることで、より深まりのある研修となりました。

   とても良い時間をいただき、私たち参加者一同感動しました。

   とても楽しかったです!本当にありがとうございました。
 
----------------------------------------------------------------------------


参加者のみなさんと私たちが感じたことに共通点も多く、

研修が終わった後の片づけの時間も余韻が残っていて、話が尽きないほどでした。


素敵な先生方に出逢えたことに感謝し、私たちもまた頑張っていこうと思いました。


作成できたアンケートまとめは、学校にも送りました。


新学期に入り、子どもたちと先生方がどんな楽しい時間を過ごされるか

想像するだけでワクワクします。

研修時にお願いしたように、みなさんから報告が届くのを楽しみにしています。

« 「辻 友紀子 ひかりのパステル画展」のご案内 | トップページ | 夏休みの活動2~スイッチ支援機器製作セミナー(山口)のお手伝い~ »

山ねこ工作室の活動」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「辻 友紀子 ひかりのパステル画展」のご案内 | トップページ | 夏休みの活動2~スイッチ支援機器製作セミナー(山口)のお手伝い~ »