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2023年12月29日 (金)

夏の活動報告 その4 ミニ研修会in山ねこ工作室

年末ぎりぎりの連投ですが、備忘録も兼ねて書きます。

夏の話題なので、年越し投稿したくない想いから(苦笑)

 

8月28日から30日までの3日間、鹿島特別支援学校の先生たちを対象に、

山ねこ工作室を会場にしたミニ研修会の話です。

 

その前に、そこに至った経緯を書きます。

 

鹿島特別支援学校は2019年に依頼を受け、

学校開催の製作会&ワークショップをお手伝いしました。

 

2020年も学校からの製作会の希望はあったものの、

コロナ禍の不安もあり、

どんな形でお手伝いできるか検討し合い、

結果的に学校に出向くという方向には至りませんでした。

 

担当の人と何度も何度もやり取りし、

鹿島特別支援学校ではスイッチ等の活用が広がっていることがよくわかりました。

 

その話を受け、製作会という形はとらず、

ほしいスイッチ類を山ねこが製作するという方向で話が進みました。

 

山ねこ工作室製のスイッチ類を貸し出し、子どもたちと一定期間使っていただき、

製作希望のスイッチ類をリストアップしていただくことになりました。

 

学校対象では私たちも初めての取り組みでしたが、

先生が製作するということにこだわらず、

子どもたちと使う中で、子どもたちのニーズに合ったものを選ぶということが

先生たちにとっても有意義だったんだと思います。

 

2021年も2022年も同じスタイルが続きました。

 

提供したスイッチ類が子どもたちとの活動に活かされていることが感じられて、

先生たちにお会いできなくても、繋がりができたことを嬉しく思っています。

 

2020年から担当の人とはメールでのやり取りがずっと続いていました。

 

夏休みが近づいた頃に担当の人から届いたメールを一部引用して紹介します。

 

ここから-------------------------

 

今年度より教科領域としての自立活動Ⅰ係がなくなってしまい、

今まで以上に学部を越えた重複学級のかかわりが少なくなってしまいました。

 

しかし、子どもたちのスモールステップを支えたい気持ちは変わらないですし、

何かいい教材はないものか…と模索する毎日です。

 

山本さんのメールの内容を重複学級の先生方で共有させていただいています。

 

私個人としましては、ご都合が合いましたら、お邪魔して、

スイッチやおもちゃの改造の相談をさせていただきたいと考えています。

 

ですが1人では緊張してしまうので、

重複学級の先生たちに声をかけて何人かで行きたいなと思っているところです。

 

まだ人数や相談内容など何も決まっていませんが、

山本さんに直接お会いしてお話できる機会がいただけると嬉しいです。

 

普段、教材研究をしている時にも、

「このおもちゃをスイッチとつなげられないかな?」

「山ねこさんなら改造してくれるかな?」と

山ねこさん頼りな考えばかり浮かんでくるものの、

コロナだしなぁ~と諦めていたところでした。

 

現段階での私の気持ちでした。

 

他の先生たちの意見がまとまりましたら、またご連絡させていただきます。

 

-------------------------ここまで

 

鹿島特別支援学校はたった1回、製作会をお手伝いしただけですが、

担当の人とのその後のやり取り等の積み重ねが、校内でも積み重なり、

私たちが大切にしている想いも受け止めてくださっていることもわかり、

とても嬉しくなりました。

 

その後、校内で希望を取られ、14人の希望者がいらっしゃると連絡を受けました。

 

スイッチや支援機器の体験、視線入力の体験を含め、

学びを深めたいという希望が届きました。

 

事例も知りたいとの希望もあり、

全国各地の種まき活動仲間の活動や想いを紹介することになりました。

 

スイッチや支援機器、視線入力は、実際に体験していただくことになりました。

 

事前に参加メンバーの希望や質問をより具体的に伺い、

メールで伝えていただきました。

 

14人、同じ日に行うことも全く不可能ではありませんでしたが、

それぞれの相談内容等が違うこともあり、その内容に合わせて、

3グループに分かれて来室していただくことになりました。

 

製作はありません。

 

私たちが準備するものはおおまかには同じでも、

少人数で、それぞれの希望に合わせたスタイルを取ることで、

参加者同士の意見交換も含め、より良い学びの場になるだろうと考えました。

 

前回のブログに書いた「ミニ製作会」同様、

「大人が遊ぶ」「大人が笑う」がテーマの3日間なのは言うまでもありません。

 

急遽、ご都合がつかなくなった人たちもいたため、総勢12人になりました。

 

28日は3人、29日は6人、30日は3人の参加でした。

 

Photo_20240111120701 部屋のレイアウト

Photo_20240111120702 部屋のレイアウト

Photo_20240111120801 部屋のレイアウト

Photo_20240111120802 部屋のレイアウト

 

当日撮影した写真は枚数が多いので、記録アルバムにしました。

以下のURLを開くとご覧いただけます。

 

2023年8月ミニ研修会in山ねこ工作室 記録アルバム.pdf - Google ドライブ

 

このアルバムと本文中の動画で、臨場感たっぷり味わっていただけると嬉しいです。

 

まず初めにスライドを使ったレクチャータイム。

全国各地の種まき活動仲間の活動や想いの紹介は私が担当しました。

 

希望のあった視線入力とBDアダプターのレクチャーは山ねこが担当しました。

 

レクチャータイムの後は、スイッチや支援機器の体験タイム。

 

「ハーティーラダー」をスイッチで操作.mp4 - Google ドライブ

 

iPadに「i+Padタッチャー」を貼り付けてタッチスイッチでカメラのシャッターを切るPad.mp4 - Google ドライブ


iPadに「i+Padタッチャー」を貼り付けて指スイッチでカメラのシャッターを切る体験.mp4 - Google ドライブ

 

昼食をはさんで、午後は視線入力の体験タイム。

 

視線入力を体験したことがあるのは、12人中1人だけで、

他の人はみんな初体験とのことでした。

 

EyeMoTのアプリ(※)を使って、実際に体験していただきました。

 

風船割り.mp4 - Google ドライブ

 

島根大学の伊藤史人さんと学生さんたちが開発された

視線入力訓練ゲーム EyeMoT 3D シリーズ

視線入力訓練ゲーム EyeMoT 3D シリーズ | ポランの広場|福祉情報工学と市民活動 (poran.net)



視線入力体験コーナーは2つ準備したので、

全員に「対戦ぬりえ」も体験していただきました。

 


対戦ぬりえ1-1.mp4 - Google ドライブ

 

対戦ぬりえ1-2.mp4 - Google ドライブ

 

対戦ぬりえ2-1.mp4 - Google ドライブ


対戦ぬりえ3-1.mp4 - Google ドライブ


対戦ぬりえ3-2.mp4 - Google ドライブ

 

 

勝つと嬉しい、負けると悔しい…それは大人も同じです。

 

私たちは初対面の人が殆どなので、それぞれの性格などわかりませんが、

対戦者も観戦者も性格が出ていたようです。

 

3日間とも、参加者のやり取りからそんな様子がよくわかり、

私たちもたくさん笑い、楽しませていただけました。

 

視線入力の体験の後は、早めに帰る人に合わせて、庭に出ました。

 

「電動シャボン玉機」と「電動水鉄砲」を使った遊び時間。

 


庭での遊び時間①.mp4 - Google ドライブ


庭での遊び時間②.mp4 - Google ドライブ


庭での遊び時間③.mp4 - Google ドライブ


庭での遊び時間④.mp4 - Google ドライブ


庭での遊び時間⑤.mp4 - Google ドライブ

 

 

これまた、それぞれの性格が出るようで、大盛り上がりでした(爆笑)。

 

その後は室内に戻り、スイッチの相談やおもちゃの改造の相談、

壊れたおもちゃの修理の対応タイム。

 

たくさんのおもちゃを見せていただきました。

 

個人で購入されたおもちゃのラインナップに、山ねこも私も驚きました。

 

壊れたまま学校の倉庫に眠っていたという高価なものもありました。

 

分解したものの、夕方までに修理のメドが立たないものも多く、

おもちゃはお預かり(入院)となりました。

 

「どうしても改造ができない」と山ねこドクターに判断されたおもちゃがあり、

それはめちゃくちゃ残念でした。

 

山ねこによると、おもちゃの動きによっては改造できず、

外部スイッチが繋げないものがあるようです。

 


改造できなかったおもちゃ.mp4 - Google ドライブ

改造できない理由の解説.mp4 - Google ドライブ

 

 

時間内に修理(手術成功)できたものもあります。

 

修理できたおもちゃ①.mp4 - Google ドライブ

修理できたおもちゃ②.mp4 - Google ドライブ

 

依頼者も喜ばれていましたが、私たちも嬉しかったです。

 

 

前回のブログにも書いたように、

このミニ研修会でも「顔スイッチ(試用版)」の体験をしていただきました。

 

「顔スイッチ」体験1.mp4 - Google ドライブ

 

「顔スイッチ」体験2-1.mp4 - Google ドライブ

 

「顔スイッチ」体験3.mp4 - Google ドライブ

 

「顔スイッチ」体験3-2.mp4 - Google ドライブ

 

 

学校でピッチングマシーンを使った活動を考えているとのことで、

居残りが可能な人たち向けに、

「EyeMoTボックス」と「EyeMoTボックスアプリ」を使った活動を体験していただきました。


視線入力でピッチングマシーン体験2-1.mp4 - Google ドライブ

 

視線入力でピッチングマシーン体験2-2.mp4 - Google ドライブ

 

視線入力でピッチングマシーン体験2-3.mp4 - Google ドライブ

 

 

3日間、朝から夕方まで、室内外共に、大人の笑い声が響いていました。

 

活動後、みなさん、子どもたちと過ごす時間を想像し、

ワクワクしながら帰路につかれました。

 

みなさんの「また来ます!」ということばに幸せな気持ちになりました。

 

コロナ禍前の親子や子どもたちと遊ぶ場と同じように、

大人だけでもこんなに遊べる場と時間が持てるのは

私たちにとってめちゃくちゃ嬉しいことです。

 

高齢者になった私たちが元気に過ごせているのは、

こうして集まってくださる若い人たちの笑顔とパワーのおかげです。

 

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

秋にも楽しい活動が続きましたが、それらは来年書こうと思っています。

お楽しみに~!

 

今年の「山ねこ工作室のブログ」はこれで書き納めです。

 

来年も読んでいただけると嬉しいです。

 

みなさん、良いお年をお迎えください。

 

 

 

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