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2024年1月の3件の記事

2024年1月31日 (水)

秋の活動報告 その2 「五感で音を楽しむ会」in山ねこ工作室

前回のブログに続き、昨年の秋の話です。

 

10月1日の伊藤史人さんのEyeMoT活用セミナーの参加者が、

「また会いたいね」という熱い想いで共感し合ったことは前回のブログに書きました。

 

秋の活動報告 その1 重度障害児・者EyeMoT活用セミナー in 山ねこ工作室: 山ねこ工作室のブログ (cocolog-nifty.com)

 

実は、セミナー参加者の中に音楽活動をされているご夫妻がいて、

セミナーの交流会の時に「ライブを企画しよう」と盛りあがったのが大きなきっかけです。

 

そんな生の声を実現に繋げるのが私の役割です。

 

でも、私ひとりではできません(苦笑)

 

山ねこのOKが出たら、山ねこを巻きこみ、サポーターを巻き込む!

 

人をこき使う(笑)のは私の得意なところです!

 

私が指名して運営に関わるサポートを依頼したのは

「視線入力勉強会Eye愛いばらき」のメンバーの中の3人。

 

実行委員と名づけました。

 

1回だけ対面で、音楽セッションの練習を兼ねた実行委員会をして、

他はメールでやり取りしました。

 

こういう私の提案や依頼に応えていただけるのは、

みなさん、私がひとりでできないことを知ってくださっているからです。

 

音楽セッションに間に合うように、山ねこ工作室で作ったものも準備しました。

 

太鼓のバチを取り付けた回転台のひもを引っ張ると

太鼓のバチが太鼓に見立てた箱を叩くもの。

 

太鼓たたき装置演奏実演.mp4 - Google ドライブ

 

改造したカプチーノミキサーを外部スイッチで操作すると、

カプチーノミキサーの回転と同時に先に取り付けた木の玉が回り、

近くに取り付けた太鼓や鈴が鳴るというもの。

 

改造カプチーノミキサー演奏実演.mp4 - Google ドライブ

 

改造カプチーノミキサーでの演奏セット設定方法.mp4 - Google ドライブ

 

 

練習風景を動画に撮りました。

「音楽は苦手」と言う山ねこが楽しそうに演奏していたのが印象的でした。

 

 

練習①「with スイッチ演奏」.mp4 - Google ドライブ

 

練習②「with サウノスヴァルカ」.mp4 - Google ドライブ

 

練習③「with touchwaves」.mp4 - Google ドライブ

 

 

ライブをお願いするご夫妻とも、何度もメールでやり取りしました。

やり取りする中で、いろいろ共感し合えることがあることがわかり、

とても嬉しかったです。

 

想いが重なるみなさんとのやり取りの積み重ねで、

実現可能な日程も早めに決まりました。

 

実行委員とライブをお願いするご夫妻と共に、プログラムを構成していきました。


音楽会は「五感で音を楽しむ会」と命名しました。

 

プログラムも決まりました。

 

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・触ってみよう♪

・聴いてみよう♪

・いろんな楽器で音を楽しんでみよう♪

  「スイッチ」「視線入力」「振動スピーカー」の体験

・「音楽アプリ」で音を楽しんでみよう♪

・「音楽セッション」してみよう♪

・休憩タイム(水分補給・排泄等) ミニライブの設営等準備作業

・『つばきやおんがく室(Koh&myy)』によるミニライブ♪

・振り返り&交流


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11月19日の小春日和の日曜日。

山ねこ工作室は音楽会の会場になりました。

 

Photo_20240131165901 音楽会会場

Photo_20240131170001 飾り付け

Photo_20240131170002 プログラム

Photo_20240131170003 リハーサル中

Photo_20240131170004 リハーサル中

Photo_20240131170101 リハーサル中

Photo_20240131170102 リハーサル中

Photo_20240131170103 動作確認中

 

当日、集まったのは、伊藤さんのセミナーの参加者中心に、

中1の女の子と20代から60代の大人です(私が最高齢)。

 

当日は「視線入力勉強会Eye愛いばらき」の人たちに全面的に助けていただきました。

 

実は、山ねこ工作室は場所と時間を提供するだけなのです(笑)。

 

どこでも、いつでも、誰かに頼る私です(笑)

いえ、「こき使う私」です(爆笑)。

 

枚数が多いですが、当日の様子は写真と動画でお楽しみください。


「触ってみよう♪」は「音の出るもの」を黒のビニール袋に入れ、

手探りで中に入っているものを当てるというクイズタイプの活動です。

 

楽器ではないものも入っていますが、手探りでいろいろ試すと、必ず音が鳴ります。

 

まわりの人たちは手探りしている人の動きや音から中に入っているものを当てるのです。

 

なかなか正解が出ず、予想以上に難しかったものもあったので、

予想以上に盛り上がりました。

 

Photo_20240131161601 触ってみよう♪


Photo_20240131161602 触ってみよう♪

 

Photo_20240131161701 触ってみよう♪

 

Photo_20240131161702 触ってみよう♪

Photo_20240131161801 触ってみよう♪

Photo_20240131161802 触ってみよう♪

 

「聴いてみよう♪」は衝立で隠された楽器の音を聴いて、

楽器を当てるクイズタイプの活動です。

 

ここで使った楽器は、Tさんが持参された本格的な楽器です。

 

「趣味の域を超えている」「個人で持っているなんてすごい!」と

実行委員一同、驚くほどのラインナップでした。

レアなものもありました。

 

音を聴いても、楽器名を当てることは難しいだろうと思いましたが、

そこがまた狙い目でした。

 

聴覚を研ぎ澄まし、真剣なまなざしで聴き入る参加者の様子をみて、

企画者としても、とても嬉しかったです。

 

Photo_20240131161901 聴いてみよう♪

Photo_20240131161902 聴いてみよう♪

Photo_20240131162001 聴いてみよう♪

Photo_20240131162002 聴いてみよう♪

Photo_20240131162003 聴いてみよう♪

Photo_20240131162004 聴いてみよう♪

Photo_20240131162101 聴いてみよう♪

Photo_20240131162102 聴いてみよう♪

 

「いろんな楽器で音を楽しんでみよう♪」は

「スイッチ」や「視線入力」などを使って、音楽を楽しみました。

 

改造したカプチーノミキサーと太鼓を組み合わせ、

「EyeMoTボックス」と「EyeMoTボックスアプリ」を活用し、

「外部スイッチ」や「視線入力」で鳴らすという体験もしました。

 

EyeMoTボックス 4ch版|みやびProjectショップ (miyabiproject.com)

 

EyeMoTボックスアプリ - ポランの広場|福祉情報工学と市民活動 (poran.net)

 


「振動スピーカー」は、Sさん手づくりのものです。

スイッチや視線入力で演奏した音を「振動スピーカー」で体感するのです。

 

Photo_20240131162201 音を楽しんでみよう♪

Photo_20240131162202 音を楽しんでみよう♪

Photo_20240131162301 音を楽しんでみよう♪

Photo_20240131162302 音を楽しんでみよう♪

 

「音楽アプリ」を使った演奏には以前からよく使われている「サウノスヴァルカ」と

情報収集したばかりの「touch:waves」を体験しました。

 

sounos:product

 

touch:waves (sascacci.com)

 

触れて・見て・聞いて楽しめるウェブ音楽アプリ「touch:waves」 - GIGAZINE

 


時間を追うごとにテクノロジーを使った音楽の世界にもいざなわれ、

参加者のワクワク感も高まっていきました。

 

いろんな演奏のしかたを体験し、お気に入りのものを見つけた後は、

待ちに待った「音楽セッション」です!

 

実行委員の中の3人が練習を重ねてきた「風になりたい」に合わせ、

参加者みんなで合奏しました。

 

臨場感あふれる「音楽セッション」を動画でお楽しみください。

 

風になりたいPart1.mp4 - Google ドライブ

 

風になりたいPart2.mp4 - Google ドライブ

 

 

障害の有無も、音楽の得手不得手も、年齢も職種も関係ありません。

 

セッションは楽しい!

 

音楽は楽しい!

 

めいっぱい体感できる時間になりました。

 

みんなの心が一つになり、気持ちも高揚しました。

みんな笑って、みんな声を出して、

みんな目を輝かせて、時には涙を流して、思いっきり楽しみました。

 

笑いあふれる楽しい時間が「光」になりました。

 

その後、少し休憩をはさみ、

『つばきやおんがく室(koh&myy)』によるミニライブを楽しみました。

 

演奏はもちろん、選曲もすばらしく、

心癒やされる歌声に参加者一同、感動しました。

 

それぞれの歌に当時の自分自身の想いを重ねて…。

 

私は涙が止まりませんでした。

 

Photo_20240131162401 ミニライブ♪

Photo_20240131162402 ミニライブ♪

Photo_20240131162403 ミニライブ♪

Photo_20240131162501 ミニライブ♪

Photo_20240131162502 ミニライブ♪

 

ミニライブの動画は「36分50秒」あります。

 

つばきやおんがく室ライブ(640✕480).mp4 - Google ドライブ

 

アンコール曲は「風になりたい」でした!

 

風になりたいPart3.mp4 - Google ドライブ

 

 

Photo_20240131162601 交流タイム

Photo_20240131162602 集合写真

Photo_20240131162603 集合写真

 

 

音楽セッションの「風になりたい」は、新年が明けた今でも、ループしています。

 

「音楽はいいね!」を実体験したあの日がそれだけ印象深かったということでしょう。

 

当日のことは、参加者の福島勇さんがブログに書いてくださっています。

ご紹介しておきます。

 

行ってきました!〜山ねこ工作室さんでの《五感で音を楽しむ会》 : Sam's e-AT Lab (blog.jp)

 

 

最後に、参加者にご協力いただいたアンケートから

一部引用して、ご紹介しておきます。

 

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●印象に残ったこと

 

・ミニライブの歌は、心に響きました。

 いただいた動画をリピートして聴き、また涙してます。

 

・保護者の方など様々な立場からの発言があったこと

 

・音楽セッションは、学校以外の場ではなかなか行うことがなく、

 視線入力も使用して、参加者全員が楽しめた時間でした。

 ミニライブは優しい歌声で、素敵な選曲でほっこりした気持ちになれました。

 

・音楽セッション、めちゃめちゃ楽しかったです!

 

・ミニライブ

 

・視線入力はクリックするのに注視することが多いのですが、

 Hさんのようにスイッチ入力もOKの場合、

 視線でマウスポインターを動かしてスイッチでクリック操作という入力方法は

 理に叶っていますね。

 実際にその方法を見ることができて、とても参考になりました。

 

・ミニライブの歌に感動しました。

 

●感想・質問・希望・相談等

 

・淳子さん、肇さん、様々なご準備や調整をいただきありがとうございました。

 なかなかできないことをいつも実現してくださることに感謝申し上げます。

 

・いろんな方々が集まれる場があるのは大変に刺激的で貴重です。

 

・突然、息子を連れていくことになり、申し訳ありませんでした。

 おかげ様で、とても、とても、楽しかったです。

 久しぶりに、親子で外出しました。

 ありがとうございました。

 

・楽しい企画と、色々な楽器やおもちゃなどの準備等ありがとうございました。

 学校卒業後に教え子と一緒に楽しめる機会はあまりないので嬉しかったです。

 

 楽しい時間のため、予定より終了時間が伸びてしまいましたが、

 夕方の注入時間や排泄のタイミングなどが心配になりました。

 体調を考えると、終了時間はもう少し早めがよかったように感じました。

 

・体験談や専門的な知識のお話、学校の先生たちの思いを聞くことができて、

 交流の時間はとても貴重な時間でした。

 

 全部が楽しくて、音楽はみんなを一つにしたり、

 笑顔にできる素敵なツールだなと、あらためて感じました。

 


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ミニライブをしてくださったKさんご夫妻からは、

嬉しいメールが届いています。

 

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またみんなで集まりたいです。

何か楽しい企画やりましょう~。

また連絡します~。

 

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私たちはスイッチや支援機器の製作や視線入力の体験などのお手伝いをしていますが、

今回、実際にそれらを使って楽しむ人たちや支援されている人たちと共に、

ワクワクする楽しい時間を共有できたとても貴重な時間でした。

 

「スイッチひとつで広がる世界」

 

その世界は私たちにとっても「かけがえのないもの」です!

 

この日集まった人たちと過ごした時間は

これから先の私たちの暮らしの大きな励みにもなりました。

 

みんなの想いはまた新たな「ご縁」に繋がり、広がっていくでしょう。

「ご縁をつなぐ」が「縁ジニア」の私の生きがいでもあります。

 

今年もワクワクする楽しい時間を少しでもたくさん持てるといいなぁと思っています!

 

2024年1月25日 (木)

秋の活動報告 その1 重度障害児・者EyeMoT活用セミナー in 山ねこ工作室

年が明けたにも関わらず、昨年の話です。

でも、これが私のペースです。

ご興味ある方は読んでいただけると嬉しいです。

 

島根大学総合理工学研究科 助教で、

「視線入力訓練ゲーム EyeMoTシリーズ」の開発者でもある伊藤史人さんが

山ねこ工作室に来てくださった日の話です。

 

なぜ、そんな方が山ねこ工作室に?!

 

実は私たちにとっても驚く話だったのです。

 

セミナーを開くことになった経緯を書きます(長文です)。

 

8月28日の私のfacebookの投稿記事を伊藤さんが読んでくださったのが事の発端です。

 

その投稿は夏に山ねこ工作室で開いた「ミニ研修会」の話でした。

 

山ねこ工作室のブログにも書いています。

 

夏の活動報告 その4 ミニ研修会in山ねこ工作室: 山ねこ工作室のブログ (cocolog-nifty.com)

 

伊藤さんは私のfacebookの投稿記事を読み、

「ここでセミナーやりたいなあ」とコメントをくださったのです。

 

信じられないようなコメントでしたが、真に受けてしまうのが私です。

 

山ねこ工作室と言っても、私たちが居住している自宅です。

 

そんな場所でセミナーを開くなんてできるんやろか?!

 

でも、過去に「ミニライブ」や「語り部の会」を開いたことがあるね…

内容が変わるだけで、できないことはないね…

昨年の夏の活動を思い返せば、できないことはないね…

山ねこと私がその気になれば、やってやれないことはないね…多分……

 

その後、伊藤さんとやり取りし、セミナーを開くことになったのです。

 

開催日は9月8日。

まだ暑さの残る夏のような日でした。

 

参加者の誰もが当日を楽しみにし、ご自宅を出発しかけていたのですが、

「台風」と「電車の事故」で伊藤さんに来ていただけなくなったのです。

 

伊藤さんは上野でしばらく立ち往生…

 

電車が動き、伊藤さんからは時間を遅らせての開催も提案されましたが、

伊藤さんからお帰りの予定時間とその後の予定もお聞きしていたので、

私たちが中止を決めて、伊藤さんにお伝えしました。

 

すぐに、参加予定者全員に中止の連絡を入れました。

 

人生いろんなことが起きます。

 

でも、今回、夢のような信じられない話が実現に向けて進んだこともあり、

それ自体、嬉しいことなので、中止は残念でしたが、やむを得ないなぁと思いました。

 

山ねことそんなふうに話していたら、伊藤さんから動画が届きました。

 

動画には驚くようなメッセージが添えられていました。

 

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伊藤さんから届いた動画.mp4 - Google ドライブ

 

また日程調整させてください。

 

せっかく会場を作って、お弁当まで用意してくださったのにすみません。

 

できれば、リベンジも同じメンバーで!

 

これを転送してください。

 

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伊藤さんの温かなメッセージと共に、

参加者と私たちへの想いが伝わってきて、感激しました。

 

夢のような信じられない話は終わりではなかったのです!

 

すぐに日程調整に向けて、伊藤さんとやり取りをして、

リベンジ開催の日は10月1日に決まりました。

 

中止の連絡を入れてから殆ど日をおかずに、

セミナーの開催案内を出せることになるとは思ってもいませんでした。

 

経緯の報告が長くなりましたが、

こういう経緯を私たちはとても大切だと思っています。

 

何事もスムーズに展開するとは限りません。

 

結果だけを伝えると「セミナーできたね」「良かったね」で終わります。

 

どんな取り組みにも一言では語れないような準備作業や

関係者の努力や地道な作業の積み重ねがあります。

 

伊藤さんのお声かけによって実現した今回のセミナーは、

そんな一番大切なことを報告したいと思って書きました。

 

セミナーには、障害のある人たちとご家族、事業所の代表、病院の作業療法士、

特別支援学挍の教員や校長等、16名が参加してくださいました。

 

伊藤さんのお話を聴いた後、視線入力の体験をしました。

 

その後、質疑応答を含め、交流タイム。

 

3時間があっという間に過ぎました。

 

終始、和やかに交流しながら、学びを深められたセミナーでした。

 

伊藤さんも参加者のみなさんも、もっともっと語り合いたいご様子でしたが、

伊藤さんの帰路の特急の時間が気になり、私がストップをかけたくらいです。

 

山ねこが伊藤さんを駅までお送りしている間、

参加者のみなさんで自己紹介し合いました。

 

伊藤さんのお話と視線入力の体験を通して、それぞれの立場で現状を振り返えり、

自分自身の生活の中で今後どう活かし、取り組んでいくかを語り合いました。

 

所属する学校や現場は違っていますが、

所属や立場を超えて繋がり合おうというのが共通した発言でした。

 

具体的に実現しそうな話も出ました。

 

「伊藤さんとのご縁」で開催できた今回のセミナー。

 

新たな「ご縁」が繋がり、広がって、とても有意義でした。

 

伊藤さんも参加者も私たちも笑顔があふれ、

こういう笑顔がそれぞれの生きる力や希望になるんだなととても嬉しく思いました。

 

当日の様子は写真と動画でご覧ください。

 

※ 写真と動画の掲載に関しては、参加者のみなさんからご了承を得ています。

 

Photo_20240125144301 開会の挨拶

 

Photo_20240125144402 セミナーの様子

Photo_20240125144302 セミナーの様子

 

Photo_20240125144401 セミナーの様子

振動スピーカー(試作品)体験.MOV - Google ドライブ

 

Photo_20240125144501 セミナーの様子

 

Photo_20240125144403 セミナーの様子

 

視線入力体験①.MOV - Google ドライブ

 

Photo_20240125144601 セミナーの様子

 

視線入力体験②.mov - Google ドライブ


視線入力体験③.mov - Google ドライブ


視線入力体験④.mov - Google ドライブ


視線入力体験⑤.MOV - Google ドライブ


視線入力体験⑥.MOV - Google ドライブ

 

 

Photo_20240125144602 交流会の様子

Photo_20240125144603 交流会の様子

Photo_20240125144604 集合写真

Photo_20240125144605 集合写真

 

伊藤さんはセミナー開催日当日(10月1日)、

ご自身のFacebookにこのセミナーのことを投稿してくださいました。

 

伊藤さんの投稿コメント ここから--------------------------

 

【山ねこ邸】

 

重度障害児の視線入力に関する草の根セミナー。

 

車いすの方が3名いてもこの余裕のスペース!

 

当事者家族、看護師さん、支援学校教諭から校長さんまでいろんな方が来られました。

 

もう少し、直接お話しできる時間を取ればよかったなあ。

 

毎週火曜の「駆け込み寺」で出会ったママさんも来てくださいました。

 

  伊藤さんが撮影された写真(伊藤さんの席から撮られたアングル)掲載

 

----------------------------------------------------ここまで

 

とても嬉しかったです。

 

セミナー後、参加者にアンケートをお願いしました。

その中から一部紹介します。


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●印象に残ったこと

 

・伊藤先生が直接、実態を聞いてお勧めのゲームを選び

 実践している様子を直接見ることができたのは勉強になりました。

 

 Y子さんが、初めてチャレンジする神経衰弱の様子を見て、

 「やり方を覚えるとできそうですね」

 「できないと思ったことができるようになりますよ」のお言葉を聞いて、

 私も励みになりました。

 

・伊藤先生が実際に視線入力の設定や活用方法について、

 直接対応や説明をしてくださったこと。

 

 直接使うというだけではなく、間接的に使うということ。

 わかっている、がわかる、という使い方もあるのだ、と気付いた。

 

・アイモットマウスなど、使ってみたい。

 

・全部印象深いですが、強いて言えば、伊藤先生のお話の中でも、これまでの経験談。

 利用されてる方々の経過。

 

・「ゲームじゃないか」「これが何につながるのか」というような言葉を耳にしますが、

 「子どもたちが分かっていることを分かる」と伊藤先生がおっしゃっていたように、

 私たちの子どもたちを観る目を高めるために使うんだということの重要性を再認識しました。

 そこの部分をより伝えていかねば、広げていけないと感じました。

 

・体験会で、伊藤先生が説明してくれた内容:

 視線入力の使い方だけでなく、体験者1 人1 人に対して、

 可能性を引き出す(チャレンジ)仕様方法。

 

 また、これらを通じて、視線入力機器そのものの可能性を感じた。

 

・視線入力を使ってる方の経過。

 だんだんできるようになるなど 伊藤先生のお話全般。

 

・伊藤先生のお話で過程を見る事の大切さと、

 履歴からの評価についてお伺いできた事が印象に残りました。

 

・クッションのニーズの高さ

 

 

●全体を通して、感想・質問・希望・相談等

 

・あっという間の3時間。

 何事もチャレンジしてみることが大事であることを改めて感じた研修でした。

 

・3人の児童生徒、卒業生との交流もでき、

   「かけはしねっと」での体験会でのご縁を

 今後もよい方向へと繋げていければと思っています。

 

 まずは県内の学校との連携ですね。

 

 「Eye愛いばらき」のチームへの参加者も増えたようですので、

 今後も研修を深めていきたいと思います。

 今後もいろいろな相談にのってください。よろしくお願いします。

 

・このような機会を作っていただき、大変ありがたく思いました。

 

 伊藤先生も、参加されている皆さんも、山ねこ工作室さんもすごく熱い想いがあって、

 その想いがご縁になって、目に見えて形になっているのがとても感動しました。

 

・とても貴重な機会となりました。

 色々な情報にアンテナを向け、子どもたちの成長を少しでもサポートしていけたらと思います。

 

・振動スピーカーは、是非取り入れたいなと思います。

 普段はなかなか会えない方たちとお話ができ、よかったです。

 

 今回くらいの人数ですと、顔がよく見えてちょうどいいなぁと。

 もう少し時間があったらなぁと思いました。

 

・振動スピーカーが良かったです。

 音源の機器によって音量が左右されてしまったので、

 いいアンプを教えていただきたいです。

 

・また、伊藤先生やみなさんとお会いしたいです。もっとお話ししたいです。

 

・伊藤先生が直接、当事者に関わりながら操作している様子を

 見させていただくことができたことは、とても勉強になりました。

 

 学校現場では味わえない、さまざまな人たちとのフラットな状態での関わりを

 経験できたような気もします。

 

 このような機会を設けてくださったみなさんに感謝です。

 

・伊藤先生のお考え、お人柄に感銘しました。

 

 「病院では、患者になる」まさにその通りです。

 ややもすると、権力勾配が生じる中で、子ども達のoutputを引き出す支援。

 感慨深く、拝聴いたしました。ありがとうございました。

 

 皆さんとまたお会いしたいと思いました。

 ゆっくり交流したいです。

 いろんなお話きいて、勉強したいと思いました。

 参加することができ、すごく良かったです。ありがとうございました。

 

 将来はもう視線入力の先をいく技術が開発されて、

 視線入力は無くなるかもしれないよという伊藤さんの言葉。

 今ある技術を今使わないでどうするのか。

 


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参加者のみなさんのアンケートにも

伊藤さんとみなさんにまた会いたい、もっと交流したいという声が多く、

今回のセミナーを開催できて本当に良かったと思いました。

 

こういう素敵なできごとも「ご縁」が繋がってこそ実現します。

 

ほんの小さな「ご縁」でも、大きなことが起きるきっかけにもなります。

 

これからも「ご縁」を大切にし、

繋いでいくことを大切にしていこうと思います。

 

伊藤さん、参加者のみなさん、

このセミナーを陰ながら応援してくださったみなさん、

本当にありがとうございました。

 

このセミナー繋がりで、また新たな嬉しいことが実現しました。

 

それは、また後日、書きます。

 

いつ報告できるかわかりませんが、お楽しみに~!

 

 

2024年1月 4日 (木)

ブログから「新年のご挨拶」 2024年

2020年4月から毎朝、朝活(ストレッチ・ヨガ・筋トレ)をやるようになり、

完全ルーチン化したことは過去のブログにも書いています。

 

年末年始、お盆など関係なく、続けられていることに自画自賛しながら、

結果的に、こういう日課が定着したのは良かったと思っています。

 

高齢者と呼ばれる年齢になり、同世代だけでなく、

身近な少し若い世代の友人たちの中に体力や筋力の低下を訴える人たちが増え、

自分自身を振り返るとそういう不調が出ていない理由は朝活のおかげだと実感しています。

 

コロナ禍に入り、元々は運動不足解消のためだったとは言え、

嫌々始めたものではなかったことも幸いしているんだと思います。

 

「やってみよう」という想いが、回を重ねるうちに「やってて楽しい」に繋がり、

「これは良いな」という満足感に繋がっていったことも大きいと思っています。

 

そんな朝活に加え、朝撮と呼んでいる朝の風景を写真に撮ることも日課になり、

毎日、いろんなものを続けて観察していると見えてくるものがあります。

 

一見同じように見えても、その中に違いを感じることも増えました。

 

虫やカエルなど生きものたちとは会話できるようになってきました。

会話というと語弊があるかも知れませんが、少なくても、私にはそう感じるのです。

 

生きものたちも私を見てくれている気がするので、よりそう感じるのかも知れません。

 

朝活も朝撮も私一人でやっています。

 

朝早い時間なので、山ねこはまだ寝ているのです。

 

2024年1月1日。

 

この日ばかりは、山ねこと一緒に初日の出を見ようと思っていました。

 

山ねこが寝ている間に、初日の出を撮影するための撮影環境の調整をしました。

 

まだ夜明け前なので、あたりは暗く、金星が輝いていました。

その金星を目印にして、iPadを立てるための脚立を準備し、構図の確認をしました。

 

セルフタイマーでの自撮りも実際にして撮影し、写真を確認しました。

暗い中、よく頑張ったと思います(自画自賛)。

 

Photo_20240104172101 金星を指さして撮影

 

準備した後、室内で軽く朝活をし、日の出時間が近づいた頃、

山ねこに声をかけ、再び庭に出ました。

 

今年も山ねことご来光を仰げたことを嬉しく思います。

 

2024 ご来光を仰ぐ

2024_20240104172301 ご来光を仰ぐ

 

2024年新年の挨拶.mp4 - Google ドライブ

 

 

前日は雨が降っていたので、少し心配でしたが、晴れて良かったです。

 

お日さまに照らされる中、ちょっとだけ軽運動をしました。

「今年も何でも楽しむ精神でいこう!」というお日さまへの誓いでもありました。

 

いつでも、どこでも変なことをする私は今に始まったことではありません。

山ねこはそんな私に呆れつつ、私の姿をタイムラプスで撮ってくれていました。

 

ご来光を浴びて軽運動.mp4 - Google ドライブ

 

今年もこういう私とつき合っていくことになる山ねこの宿命でしょうか…(苦笑)。

 

2024_20240104180301 ご来光


午前中はウォーキングを兼ねて、すぐ近くの神社に初詣。

 

Photo_20240104172401 家の近くの神社

 

初詣①.mp4 - Google ドライブ

 

 

Photo_20240104172402 家の近くの神社

 

初詣②-1.mp4 - Google ドライブ

 

初詣②-2.mp4 - Google ドライブ

 

 

今まで以上に平和と平穏を祈りました。

 

午後は、山口の母とスカイプをしました。

 

Photo_20240104172501 母とのスカイプ

Photo_20240104172502 母とのスカイプ

 

母との2週間に1度のスカイプも、

コロナ禍で帰省できなくなってから始めたことですが、定着しています。

 

毎回、約2時間、喋り合っています。

山ねこは当然ながら、山口弁が出まくっています。

 

過去にブログにも書いたことがありますが、

88歳の母は昔から「スーパーポジティブシンキング」

 

この4年間、帰省の回数よりスカイプの回数の方が圧倒的に多く、

母のその「スーパーポジティブシンキング」を浴びることになり、

私たちの方が元気をもらっている気がします。

 

新年早々の母とのスカイプでも元気をもらいました。

 

そんなすてきな日を終えようとしていた頃、

突然大きく鳴り響いた携帯のアラーム音!!

 

ほぼ同時に、大きな揺れ!!

 

テレビをつけると地震だけではなく、津波の警告…。

 

「311」での体験が蘇り、心穏やかではいられませんでした。

 

その後のことは書くことはできません。

 

元日から今日まで、他にもいろんなことが起きています。

 

いつものことがいつものようにできるとは限りません。

 

突然起きることで、一変することもあります。

 

それでも、生きているのなら、生かされていることに感謝し、

一日一日を大切にして生きていこうと強く思いました。

 

2024_20240104172601 2024年の年賀状の原画(額装)

 

 

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