山ねこ工作室の活動

2019年7月24日 (水)

「福祉のえん日 2019」の報告

今年4回めとなる「福祉のえん日」が、6月22日(土)に無事終わりました。

開催から1ヶ月遅れですが、備忘録としての報告(長文)です(^-^;


今年も、ブース出展者の顔ぶれは変わりませんが、

それぞれに「今年のコンセプト」を考えていました。


実行委員もブース出展者も

「来場者の方たちと共に創り上げていく」という「福祉のえん日」のスタンスは

4年前からずっと変わっていません。


それぞれの心に残っている今までの来場者の方たちの「生の声」はもちろん、

今年の来場予定者の方たちの想いや求めるものを想像しながら、

実行委員もブース出展者も心を込めて準備し、迎えた当日でした。


Photo_20190723115401 「福祉のえん日」ののぼり旗


Photo_20190723115601 受付


実際の様子は写真(友人からの提供写真も含む)を添えて報告します。



●辻友紀子さん紹介コーナー


5月12日のブログにも書いたように、

今年、最大のニュースは、

案内チラシの挿絵をパステル画家の辻友紀子さんが担当してくださったことです。

長年の友人なので、私たちは「ゆっこさん」と呼んでいます。



「福祉のえん日」今年もやりま~す!

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-d337fe.html



今年の1月から、ゆっこさんが描き始めた新たなものが「iPad画」でした。

ゆっこさんの「福祉のえん日」にこめる想いは完成した挿絵にあふれていて、

実行委員はみんな感動しました。





ブースには「iPad画の歴史」と命名されたコーナーもありました。


Photo_20190723115701 辻友紀子さん紹介コーナー


Ipad_20190723115801 「iPad画の歴史」




挿絵になった紫陽花の便せんに書かれたメッセージには、

「福祉のえん日」などを通じてたくさん教わったという

ゆっこさんのiPadライフの楽しさ、嬉しさなどの想いが込められていました。

ゆっこさんのブースを観ている方たちにもそんな想いが伝わっているようでした。

Photo_20190723115901 ゆっこさん交流中



●リハビリテーションブース


障害のある方の自立を助ける道具である「自助具」は、

今までにも紹介されてきていますが、今回は「自助具」に加え、

「家族など介護する側を助ける道具(在宅療養を助ける道具)」を紹介したいというのが

担当のOTさんの想いでした。


いろんな状況で介護する中で、

家族など介護する側の負担を少しでも減らすための道具が重要なのは、

私自身も、両親の介護の中で実感してきました。

介護する側の負担が減ることは、

ご本人たちにとっても、心身両面での負担軽減にも繋がります。



福祉機器展などでも「家族など介護する側を助ける道具」は紹介されています。

そういう道具を総称した名称はないようですが、

今回、担当のOTさんはそれらを「在助具」と命名し、

「福祉のえん日」で発信したいという想いをこめての出展でした。


Photo_20190723120001 リハビリテーションブース


Photo_20190723120002 リハビリテーションブース


Photo_20190723120101 リハビリテーションブース


Photo_20190723120102 リハビリテーションブース


Photo_20190723120201 リハビリテーションブース


Photo_20190723120202 リハビリテーションブース  


ブースでは、熱心に意見を聴いたり、相談したりされている方たちがいました。

担当のOTさんは、日頃から、ご本人たちやご家族からの相談を受け、

いろいろ工夫して自作もされています。



きっと、ここでの出逢いからも、新たな「もの」が生まれることでしょう。

私たちも活用する「100均グッズ」を使った「愛ディア」に刺激を受けました。



●ヤギちゃんICTサポート


いつものことながら、八木ちゃんの情報収集力はすごいなぁと思います。

ネットで紹介されていても、実際に使ってみないとわからないものも多いので、

実物が展示され、体験できるのはありがたいです。


他のブースでは展示されていないものも多く、

八木ちゃんの解説を受け、参考にしてメモしている方たちも多かったです。

書籍の展示数も多く、熱心に読んでいる方たちも多かったです。


Photo_20190723120401 「ヤギちゃんICTサポート」のブース


Photo_20190723120501 「ヤギちゃんICTサポート」のブース


Photo_20190723120601 「ヤギちゃんICTサポート」のブース  



●ケイ・サポート

https://www.ksupport.info/


毎回出展されている「スタンディング車いす(手動)」の試乗と

「SRソフトビジョン」を使った「体圧(座圧)測定」の体験は今回もありました。



試乗・体験を通して聴ける効果やアドバイスは来場者の方たちにも好評です。



今回、初めて「パンテーラ・ジャパン」の車いすの試乗もありました。

快適な座位を得るためのシーティングの相談に応えてもらったり、

アドバイスを受けられるというのは魅力的でした。
Photo_20190723120801 「パンテーラ・ジャパン」の車いすの試乗  


Photo_20190723120802 「ケイ・サポート」のブース




ブースでは、障害のある方だけでなく、支援に関わる方たちが実際に試乗・体験され、

熱心に意見交換されていたのが印象的でした。



●山ねこ工作室


「山ねこ工作室」のブースはいつもと殆ど変わりません(^-^;


Photo_20190724153901 「山ねこ工作室」のブース


Photo_20190724154101 「山ねこ工作室」のブース


Photo_20190724154102 「山ねこ工作室」のブース



いろんな仕様の手づくりスイッチ類や改造おもちゃの展示と体験、

視線入力(※)の体験をしていただけるようにしました。


 
※ ポランの広場|福祉情報工学と市民活動より

視線入力訓練ソフト EyeMoT 3D

https://www.poran.net/ito/research/eyemot-3d


1 「山ねこ工作室」のブース


Ray 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」体験中


Photo_20190723121201 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」体験中


Photo_20190723121401 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」体験中


Photo_20190723121402 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」体験中


Photo_20190723121403 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」体験中



「EyeMoT」を体験していたゆっこさんは 人生で初めて『戦闘ゲーム』をやった」と

とても興奮し、楽しそうに話していました。



他には「EyeMoT」を「らくらくマウス」操作で体験するコーナーも作りました。

このコーナーは、サポーターのOTさんに担当していただきました。


Photo_20190723121701

 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」の「らくらくマウス操作」体験コーナー



Photo_20190723121501

 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」の「らくらくマウス操作」体験中



このコーナーを作ることになったきっかけは、

そのOTさんから「電動車いすを使い始めるお子さんのために、

ジョイスティック操作の練習をするゲームを探している」という相談を受け、

山ねこが紹介したのが「EyeMoT」だったからです。


経緯の詳細は「山ねこ工作室のブログ 2018年12月13日付」参照

ジョイスティック操作で「EyeMoT」を楽しむ

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/eyemot-a5e5.html




「EyeMoT」は「視線入力訓練ソフト」として開発されたものです。



動きのスピードと成功体験ができるこのソフトは、

そのお子さんのジョイスティック操作の練習にも適していて、

OTさんからはとても有効だったという報告を受けていました。



「EyeMoT」を紹介した私たちにもとても嬉しい報告だったので、

「らくらくマウス」操作で体験するコーナーを作ることにしたのです。



以下、そのOTさんからの報告です。

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私の担当させていただいた「EyeMoT」を「らくらくマウス」操作で体験するコーナーでは、

 12名程度が体験をしてくださいました。

 うち子どもが4名で、子どもさんの方が長く遊んでいました。

 ほとんどの方が「EyeMoT」の視線入力も体験していました。

 同じソフトでも色々な使い方ができると共感してもらえたように感じます。

 中には、マウスのスピードが速くなると初速度が遅くなる傾向を

 指摘してくださる方もいらっしゃいました。

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●クッキーさんのキーボード演奏(ミニライブ)


流行っている曲、リクエスト曲などを織り交ぜたクッキーさんの演奏に、

ブースなどで体験している方たちも、時々耳を傾けていらっしゃいました。


Photo_20190723121801 クッキーさんのキーボード演奏(ミニライブ)


Photo_20190723121901 クッキーさんのキーボード演奏(ミニライブ)


Photo_20190723121902 クッキーさんのキーボード演奏(ミニライブ)


子どもたちの間で流行っているという「パプリカ」の演奏の時は、

踊ってくれている人たちがいました。

踊っている子どもたちを見て一緒に踊る方たちや優しい笑顔で見守る方たちなど、

こうして音楽を通して交流できる時間があるのはいいなと思います。


Photo_20190723123301 遊びコーナー


当日は、事前に呼びかけて快く引き受けてくださったサポーターの方たちにも助けられました。

来場者として参加してくださる方たちの中にも、サポーター的なお願いをした方もいました。



遠慮しないでそういうお願いができてしまうのは、

私の得意技(笑)かも知れません。



参加者の方たちの感想やブログも写真を織り交ぜてご紹介しておきます。


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●来場者の方のFacebook投稿記事より


 「福祉のえん日」に行って来た。

 たくさんのスイッチやおもちゃ、視線入力のパソコン、スタンディング車いすの試乗、

 他にもいろいろ遊んできた。


 写真は足でチョットだけ踏むスイッチ。


Photo_20190723135101 「シートスイッチ」体験中


 今回はオモチャを鳴らしてるけど、

 見守り介護要な徘徊しちゃう人がベッドから起きた時、部屋から出る時に、これを踏み…

 「起きたよー部屋出るよ」と教えてもらえるような使い方も出来る。

 普通にデカイスイッチとしても使える。

 私が家事で手が空かなくても、踏むだけで音楽が鳴らせる。

 下の子のギャン泣きがおさまる。



 あー、使い方の想像が止まらない。



 他にも握るだけのスイッチが有る。

 重度の心身障害者で、緊張が強くいつも手を握りっぱなしの子がいる。

 逆になんとなく手を丸めているんだけど、

 うまく力の調整が出来ず、普通のボタンなどが押せなくても、

 その手のひらの中にスティックを入れてあげれば、スイッチとなる。



 不得手さえプラスに変えられる!



●来場者の方からのメールより


 娘も楽しかったと思います!

 私もワクワクしてしまうような内容で、

 何か娘が生活する上で便利に利用できる物はないか?と写真を見直していました(*^^*)


 歩み

 https://ameblo.jp/hiro07039825409-2019/entry-12486340743.html



●来場者の方からのメールより


 先日は親子で楽しませていただきました。

 息子は山ねこさんたちがいてくれたので安心して遊びたいところに行っていました。

 「山ねこさんとお話しできたー」って嬉しそうでした(*^^*)

 山ねこさんたちは、息子にとってホントに「じーじ」と「ばーば」のようです。


 息子は車いすに興味を持ち、

 「足が動かせない人たちは車いすを使って歩くんだよ」とか説明すると

 『ふーん』って言って乗り回してました。


Photo_20190723122101 車いすの試乗


 手話もどこまでわかってるから分かりませんが、

 幼い頃から手話や車いす、スイッチなどに触れる機会があって私も助かります。


 息子はお箸の体験が心に残っていたようで、体験していましたし、

 家に帰ってからも言ってました。


 「ドラえもんの魚釣り(山ねこさんのパソコン)」もまたやりたいと言っていました。



●サポーターの方からのメールより


 個人的にはたくさんの方とお話もでき、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

 実際に準備に参加させてもらい、

 展示の仕方や見てもらうための工夫等も勉強になりました。


 お手伝いと称して、ほぼ一般参加のように動かせてもらってしまいました。

 お声をかけていただき、ありがとうございました。



●サポーターの方からのメールより


 楽しい時間を過ごさせていただき、本当にありがとうございました。

 色々な方と関わらせていただいて、気づきと学びがたくさんありました。

 私自身が楽しくて仕方なかったです。


 障害がありながら社会で活躍している八木さんやクッキーさん、ゆきこさんと出会えたり、

 PT.OTさんとお話させていただいたりしたことで、

 もっと学びたい、関わりたいという気持ちが増しました。


 本当にありがとうございます。

 学びの機会を与えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 今後とも、よろしくお願いいたします。



●サポーターの方からのメールより


 準備と後片付け以外はあまりお役に立てなかった気もしますが、

 お役に立っていたのであれば良かったです(*^^*)


 集合写真も送っていただたいてありがとうございました(^^)

 みんないい顔してますね(*^^*)
Photo_20190724154201 娘的存在のサポーターとの写真



●ゆっこさんのFacebook投稿記事より


 6月22日(土)、福祉のえん日2019年が開催されました!!

 会場のあちこちで交流の花が咲き、アットホームなえん日となりました\(^o^)/♪♪


 ご来場いただいた、みなさん、ありがとうございました…!

 主催のみなさん、出展のみなさん、お疲れさまでした。

 気にかけていただいた、みなさん、ありがとうございます*


 わたしは、今回は、チラシ挿し絵担当と

 iPad画にスポットをあてた『辻友紀子さん紹介コーナー』での参加でした。


 「iPadで絵を描けることは知っていたけれど、

 こんなに、やわらかな絵が描けるんですね!」と、ご感想いただき、

 嬉しかったです(*^^*)


 特に、プリントキャンバスは

 「デジタルで描いた絵を風合いのある布に印刷して展示する」という試み、

 みなさん、驚かれていました(*> U <*)


 また、即興で、iPad画を描くというデモンストレーションもやらせていただきました>^_^<


Photo_20190723122201 ipad画のデモンストレーション中


Photo_20190723122202 ipad画のデモンストレーション中  


 iPadライフ・iPad画とわたしの「えん」を繋いでくれたのは、「福祉のえん日」でした。


 初めてのiPad画のチラシ挿し絵、iPad画の展示、

 この場所でチャレンジ出来て、発信できて、良かったです!!


 久しぶりの外出で少し不安でしたが、

 とても楽しく過ごせて、絵を通じての出逢いや再会をしあわせに想いました゚+。(*′∇`)。+゚


 ちいさな福祉機器展。

 「福祉のえん日2019」は終わりましたが、

 きょうの日が、また、誰かの「えん」が繋がった日になったことと思います(*^^*)



●「ケイ・サポート」のスタッフブログより

 http://k20100401.blog119.fc2.com/blog-date-201906-5.html



●「ヤギちゃんICTサポート」のブログより

 「福祉のえん日」で出展したもの

 https://ameblo.jp/blog-yagichan/entry-12487547055.html




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情報入手、情報提供、情報交換…など

参加者それぞれが「福祉のえん日」に求めるものはいろいろあると思います。


それでいいんだと思います。


アットホームな空間とゆったりした優しい時間の中で

感じたこと、気づいたこと、驚いたこと、学んだこと…何でも…良いと思います。


福祉機器と呼ばれる「もの」の展示と体験ができるのが「福祉のえん日」ですが、

「人」と出逢え、繋がり合えるきっかけを持てるのが最大の魅力だと考えています。



日頃から「ものづくり」「場づくり」は「人づくり」でもあると思っています。



1人ひとりの「福祉のえん日」での出逢いと繋がりが、

楽しい生活、快適な生活に繋がっていくなら、

主催したメンバーのひとりとしてとても嬉しく思います。



私たち自身もまた、「福祉のえん日」の「ご縁」を繋ぎ合い、

これからも楽しい日々を送っていけたらいいなと思っています。



開催にあたり、準備を含めて支えてくださったみなさん、

参加の有無に関わらず、エールを送ってくださったみなさん、

本当にありがとうございました。



7月20日に打上げ飲み会をやりました。


2 打上げ飲み会の写真  


1_20190723135401 打上げ飲み会の写真



「福祉のえん日」当日感じたことや気づいたこと、学んだことはもちろん、

「福祉のえん日」への想いをたくさん意見交換できました。

また来年の開催に繋がるよう地道に歩みを進めていきたいと思っています。

2019年6月30日 (日)

「DonTAC」に行ってきました!

6月15日、福岡県北九州市で開かれた「DonTAC」に行ってきました。


Photo_20190629235201 プログラム 表


Photo_20190629235301 プログラム 裏



「DonTAC」って何?という方のために、

「DonTAC」のホームページから抜粋して紹介したいと思います。


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DonTACとは...


お祭り好きの人々が集い年に1回行うイベント、

かつ、それを運営する団体の名称です。


お祭りとは、生きづらさを感じる子ども達のデキルを引き出すために

AT・AACの考え方を軸に様々な支援やツールについて

主体的に、まじめに楽しく学ぶ各研修会のことです。


お祭りは、現在のところ「ee-club」「ICTコミュニケーション研究会」

「Team Finger」「築城AT・AAC倶楽部」が開催しています。


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昨年、初めて参加し、とても楽しかったので、

案内が出た時、すぐに申し込みました。


福岡県は地理的には遠いですが、

茨城空港から朝の便に乗ると、お昼には博多に着きます。

昼間っから、ランチ酒も楽しめます(^-^;


Img_3835 ランチ



今年も前日に小倉入りし、夜も飲んで、当日の朝、会場入りしました。

そんな余談はさておき、私の独断的「DonTAC」の報告と感想を書きます。



ロビーには、Oさん手づくりの「にわか面クッション」が並べられていたので、

思わず、Mさんにもお願いして記念写真を撮らせていただきました。



Photo_20190629235302「にわか面クッション」との記念写真


開始のコールの後、

ステージの画面に会場に来れない「DonTACの代表:鈍拓男さん」が映し出され、

Mさんが鈍拓男さんの手紙を代読されました。


Photo_20190629235401「鈍拓男さんの手紙」の代読


イベント開始早々、会場内は笑いに包まれました。


「にわか面」は至るところに登場するので、驚くことはないのですが、

進行の中でまじめに登場することが、私の「ツボ」にはまりました(*^^*)

大声で笑ってしまいました(^-^;


その後、「プレオープニング」として、

九州の各県の特別支援学校の先生方からの実践発表がありました。



私たちは学校関係者ではないので、

こうした実践発表を聴く機会はあまりありません。

それだけに、貴重なお話を聴くことができます。



子どもたちの「デキル」を中心に据えて、

子どもたちの「デキル」を引き出す日々の具体的な実践が発表されました。



それぞれの発表をお聴きし、

私たちは私たちにできることを考えていこうとあらためて思いました。



昼休憩後の「オープニング」では、

「屋台&ワークショップ」の講師のみなさんのご挨拶の前に、

講師のみなさんも含め参加者全員に「にわか面」が配布され、

集合写真を撮られました。


Photo_20190629235501 参加者全員での集合写真(2018年)


この写真は昨年のものですが、大人数の「にわか面」集団は圧巻です。

今回の集合写真も、どこかで紹介されるかも知れないので楽しみです。



講師のみなさんのご挨拶コメントはそれぞれ個性的で、

講師のみなさんも「DonTAC」を楽しみにして参加されていることも伝わり、

私たちも午後の予定がより楽しみになりました。


Photo_20190629235502 講師のみなさんのご挨拶


Photo_20190630002101 講師のみなさんのご挨拶

 

昨年、私たちはワークショップには参加しませんでしたが、

今回はワークショップを申込みました。



国立特別支援教育総合研究所の杉浦徹さんの

「身近なもので創る教材・おもちゃ」という内容です。



杉浦さんとはマジカルトイボックスのイベントやATAC等でも

何度もお会いし、お話もしていますが、

こうした研修でお話を伺うことは殆どないので、楽しみにして参加しました。


Photo_20190629235701 杉浦さんのワークショップ


テーブルに並べられた色紙やハサミ、トング(調理器具)などを見て、

「何を作るんだろう」と始まる前からモチベーションが一気に上がりました。


Photo_20190629235702 杉浦さんのワークショップ


私は友人から「永遠の3才児」と言われるくらい好奇心旺盛なので、

杉浦さんが何を話してくださるのか、

私たちが何を作るのか、

どんな遊びをするのか、終始、ワクワクしていました。



講師ご挨拶の時に見せられて気になっていた「ブーメラン」は、

ワークショップの中で作りました。


シンプルなもので、簡単に作れました。

作った後、実際に飛ばしてみようと部屋の外に出て、飛ばして遊びました。



Photo_20190629235801 ブーメラン飛ばし



みなさん、うまく飛ばしていましたが、

残念なことに、私は何度やっても戻ってきませんでした(T_T)

山ねこが私の作ったブーメランを飛ばすと戻ってくるので、

私の作ったブーメランの調子が悪いのではなく、飛ばし方にコツが要るようです。



ちょっとめげてしまいましたが、気を取り直して、

帰宅してから練習(これも楽しみ)することにしました(^-^;



「もみじの種の形にした折り紙」「魚の形にした折り紙」はクルクル回って、

きれいに舞いました。


Photo_20190630002201 作品各種



トングなど調理用具の遊び方には驚きと共に、感動しました。


調理用具をタコ糸で吊るして、タコ糸の端を指に2~3巻きして両耳にあて、

ハサミで叩いてもらうと「鐘」の音がするのです。


Photo_20190630002301 音を聴こう


Photo_20190630002303 音を聴こう


Photo_20190630002302 音を聴こう


Photo_20190630002304 音を聴こう



調理用具によって音が違い、

イギリスだったり、インドだったり、中国だったり、日本だったり…、

いろんな寺院の鐘の音のように聴こえるのです。



そのまま叩いて聴こえる音とは全く違うため、

実際にやってみて聴こえる音に、参加者の誰もが感嘆の声をあげ、

部屋中に笑顔と温かな空気があふれました。



作って楽しかった、遊んで楽しかったというだけではなく、

新たな工夫を加えればもっと楽しくなるかな?…

違うやり方でやってみたらどうなるかな?…と

私の好奇心と探求心はますます高まりました。



杉浦さんの笑顔や学びの意欲を引き出す今回のような授業、

子どもたちに交じって、私も機会があれば受けたいなぁと思いました。



そんな余韻のある中、1階の会場に戻り、屋台を少し回りましたが、

そこで、また、杉浦さんに再会しました。



山ねこも私も、杉浦さんと情報交換したいこともあったので、

持参したものを見ていただきました。

「リモコンセントを改造した機器」ですが、

杉浦さんと山ねこの情報交換を聴いているだけで楽しかったです。



Photo_20190630002501

 リモコンセントを改造した機器(杉浦さんバージョン・山ねこバージョン)


  Photo_20190630002502 杉浦さんとの情報交換



ものづくりの楽しさはもちろんですが、

使う方のニーズや使用環境を踏まえて、

杉浦さんと貴重な意見交換ができたのがとても嬉しかったです。



会場内では、今回、「ユニコーン」さんの屋台で、

実際に見たかった「miyasuku スタンド」について、

中島さんにとても丁寧に説明を受けました。


「miyasuku スタンド」

https://www.miyasuku.com/software/

https://www.miyasuku.com/files/miyasukuスタンド構成・価格3.pdf


Photo_20190630002601 高さの調整



Photo_20190630002801 固定の調整


 ※パソコンの大きさに合わせて固定の調整可能

 ※調整作業も簡単で、安定感もある


Photo_20190630002901 固定の調整


Photo_20190630003001 固定の調整


Photo_20190630003101 固定の調整


Photo_20190630003201 一番高くした状態


11 一番低くした状態


10

   屋外など地面の凸凹でがたつかない車輪

      ※必要に応じて、大きな車輪に取り換え可能

Photo_20190630003601「miyasuku スタンド」を囲んで意見交換



中島さんが「miyasuku スタンド」を作ることになられた経緯のお話には、

心打たれました。



「視線入力ソフト」は、今とても注目されていますし、

実際に、いろんな人たちが使っていらっしゃいます。


でも、毎回、いろんなところで話題になるように、

「視線入力ソフト」そのもの以上に重要なのは、

ご本人の実情を的確に把握し、

それに適切に対応するパソコンの固定のしかたです。



固定するためにどんなスタンドを使うかも重要です。



また、使用されるご本人だけでなく、

ご本人たちをサポートされる支援者の方たちの使いやすさも重要です。



中島さんのお話を伺っていると、

約1000人もの方たちの対応をされてきたからこそ、

どんなスタンドが良いのか…という1人1人のニーズに応えるものとして、

結果的に、中島さんが作られることになったのかがよくわかりました。



中島さんと山ねこの会話に「ものづくり」の考え方の原点を感じました。

中島さんだけでなく、山ねこの嬉しそうな表情も印象的でした(^-^;

「miyasuku スタンド」…山ねこ工作室にもやってくるかも…(*^^*)



他にも、たくさんの屋台が出ていましたが、

「杉浦さんのワークショップ」と「miyasuku スタンド」に集中してしまい、

かなり偏った報告になってしまいました。


でもまぁ、これも私たちの実情ということで…(^-^;


閉会後、いつもいろいろお世話になっている「福岡の福島さん」と

記念写真を撮らせていただきました。

 

Photo_20190630004301 福島さんとの記念写真



夜の懇親会は50名規模のもので、

2時間飲み放題の設定で、5~6名のテーブルでの歓談となりました。


座席が決まっていたわけではありませんが、

私たちのテーブルは九州の人は2人だけで、他はみんな県外の人。

しかも、教員の方は1人で、初参加の方が3人、異職種・多世代の構成でした。



それだけに、学校関係の話題は殆ど出ず、自己紹介をきっかけに、

それぞれが興味のある話題で情報交換し、盛り上がりました。



こういう展開が大好きな私はもちろん、

今回は山ねこも初対面の方とたくさん語り合っていました。



「出逢いの場」「繋がりの場」という意味でも、

今回の「DonTAC」は昨年とはまた違って楽しさ満載でした。



企画・運営してくださった鈍拓男さんと「DonTAC」関係者のみなさん、

楽しい一日をありがとうございました。

また、来年も参加したいと思います(*^^*)

 

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追伸


私の予想通り、

「miyasuku スタンド」が山ねこ工作室に届きました(6月29日)。



やっぱり、山ねこは注文していたんや~(*^^*)

これから、「miyasuku スタンド」も一緒のお出かけも増えるかな。

Photo_20190630084201「miyasuku スタンド」
 


2019年6月13日 (木)

「励み」になりました(*^^*)

昨年10月、いつもいろいろお世話になっている金森さんから

原稿の依頼を受けました。

日本肢体不自由児協会が発行している「はげみ」という雑誌への原稿依頼です。



「シンプルテクノロジー」という特集号の中で、

山ねこ工作室が作ってきたものと実践事例を紹介してほしいとのことでした。



「はげみ」は読んだことのある雑誌です。

特別支援学校の先生など、実践を積み重ねていらっしゃる方々が執筆されています。



依頼時に、他に原稿依頼されている方々のリストもいただきましたが、

私たちにとっては、圧倒されてしまうような方々ばかりで驚きました。

そんな中、異色としか言えない私たちです(^-^;



それでも、こういう機会を与えていただけるのは光栄なことだと思い、

お引き受けしました。



ホームページでは殆ど紹介できていませんが、

支援機器や自助具など「ものづくり」に関わらせてもらうようになって約20年、

山ねこ工作室が作ってきたものは数多くあります。



私たちの「ものづくりの歴史」を振り返る良い機会にもなると思いました。



私たちは、いろんなものをどんどん作って、

ご紹介・ご提供するというスタイルではありません。



相談を受けたり、依頼を受けたりすることから始まる「ものづくり」です。



いろんな方たちとの何気ない会話を通して、

山ねこと私がそれぞれのアンテナ(笑)でキャッチしたことを元に始まる

「ものづくり」もあります。



「あったらいいな」「できたらいいな」「いけたらいいな」など、

私たち自身の想いや願いから生み出されるものもよくあります(*^^*)



ただ、先生方のような実践現場を持っているわけではないので、

実践事例の持ち合わせは多くはありません。



雑誌の発行元の関係上、

「肢体不自由のあるお子さんの実践事例」という原稿依頼でもあったので、

原稿を書くにあたってはいろいろ検討し、

製作に関わらせていただいたいくつかのところに情報提供をお願いしました。



結果的には、写真も含め、情報提供していただけた2人のお子さんのことを

書かせていただくことになりました。



情報提供のご了承を得られた2人のお子さんのご両親からのメッセージを

ここで紹介したいと思います。



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・自分たちと同じように子育てに困っている人たちがいるのであれば、

 自分たちの話がお役に立てるのであれば、みづきのことを語ってやってほしい。

・写真を掲載することも、隠すことなく掲載していただいて結構です。

・記事になるかも知れないなんて、りくさんも私も『種まき』だと感じます。

 『種まき活動!』の仲間、応援団が増えることを心強く思います!

・原稿に関してできることはなんでもご協力するつもりでおります。

・支援担任の若い先生にも、

 りくさんのコミュニケーションの歴史が記事になるようですとお話したら

 とても楽しみにしてくださいました。

・毎年4月に、同学年や兄弟学年の子どもたちにりくさんに関する授業を

 私がさせてもらってるのですが、そんな時に紹介したいです!

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2人のお子さんのご両親のメッセージをとても嬉しく思いました。

また、ご両親たちの想いは共通していると思いました。 



大変なことも多い子育てであっても、まわりの方々の支えや励ましに力を得て、

子育ての原動力に繋がっていくということ。

それを自分たち自身のことに留めず、広く、他の方々にも伝えたいという想い。

りくさんのお母さんが『種まき』と表現してくださった想いです。



私たちもずっと、山ねこ工作室の活動は『種まき』だと思って続けてきているので、

ご両親たちの想いとも重なり、とても嬉しかったです(*^^*)



今回の原稿依頼を受けて、情報提供をお願いしたことによって、

ご両親たちだけでなく、関係者の方々の想いにも触れることができました。



山ねこ工作室の活動は地道なことばかりですが、

私たちもまわりの方々の支えや励ましで、力を得ているところも多いです。

みなさんに大切にしていただきながら、今に至っています。



私たちの実践事例は、

依頼者と関係者の方々と製作者が関わり合うことの重要性を伝える内容です。



みなさんと積み重ねてきた年月の中で私たちが学んだこと、気づいたこと、

これからに繋がること…本当にたくさんあります。



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「使う人たちとのコラボ」による「ものづくり」

  ~「遊び心」と「生きる力」~

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この表題もそんな想いで付けました。



みなさんと共に歩んできた「ものづくりの歴史」の報告でもあります。



2人のお子さんたちとご両親、関係者の方々のおかげで原稿化できました。

心から感謝しています。



6月11日、編集部から完成した「はげみ」が届きました。


Photo_75 表紙  



Photo_76 目次


こうして本になると感激もひとしおです。



金森さんと編集委員のみなさんには良い機会を与えていただき、

心から感謝しています。



「励み」になりました。



これからも、私たちなりのゆっくりペースで「ものづくり」を続け、

自分たち自身の「楽しみと好きなこと」を続けていきたいと思っています。



kintaのブログ(6月12日付)に「はげみ」のことが紹介されています。

「シンプルテクノロジー」って分かりますか?

https://www.magicaltoybox.org/kinta/2019/06/12/19587/



他の執筆者の方々の記事はとても興味深く、読み応えのあるものでした。

機会があれば、いろんな方々に読んでいただけると良いなと思います。



なお、この雑誌は書店では販売されていません。



日本肢体不自由児協会

https://www.nishikyo.or.jp/action/products.html


ホームページに書かれているように、TEL、FAX、Mailで受け付けているそうです。

(購入申し込み お問い合わせ)

TEL 03-5995-4511  

FAX 03-5995-4515

Mail soumu@nishikyo.or.jp

2019年6月12日 (水)

今年の夏休みの山ねこ工作室の予定(ご縁のえん)

特別支援学校企画の製作会のお手伝いをさせていただくようになってから、

製作会が開催される8月はもちろん、毎年、今の時期も準備に追われています。

追われていると言っても、製作するものが決まってからは、

山ねこも私もそれぞれの役割分担をし、準備作業を楽しんでいます。



山ねこがやっていることは、私にはチンプンカンプンの内容ですが、

パソコンに向かって、丸や四角や線で図面を描いている姿を見ると、

製作するものの基板を作っているということはわかります。

実際に、穴の開いた板(ブレッドボード)にいろんなパーツを挿し込んで、

動きを確かめています。


Photo_64 

 ブレッドボードにパーツを挿して動作確認
 



こんな風景が日常になるなんて、独身時代の私には予想もしないことでした。



過去のブログにも書いたように、

私にとってはパソコンも無縁のものだったし、

茶の間にパソコンがある生活も考えられないことでした。



今の私しか知らない人は信じられないかも知れませんが、

私はそんな元々の私と大きく変わってはいないので、

パソコンも得意とは言えません。



それでも、私の日常にパソコンだけではなく、

タブレットなども欠かせないものになっているのですから、

人生って不思議です(^-^;



今年は水戸と山口の特別支援学校以外に、

鹿島の特別支援学校から製作会のお手伝いの依頼が入りました。



事前に、それぞれの学校の担当者の方たちと意見交換し、

現場でのニーズを踏まえた製作物の絞り込みができ、

必要物品の購入など準備も進んでいます。



いろんなご縁をいただき、私たちの楽しみが増えることに感謝しています。



写真は製作物の中の一つです。


Photo_65 改造したリモコンセント


Photo_66 改造したリモコンセント




製作会のお手伝いに加えて、今年は新たな依頼も入りました。



「筑波大学附属病院小児患者保護者のおしゃべり会」が企画される

夏祭りのお手伝いです。



2月24日にお手伝いした「かけはしねっと」のイベントのご縁で、

「おしゃべり会」代表の五十嵐さんからお声がかかりました。



「夏祭り」ということで、今まで出店されているメニューは、

「くじ引き」「ヨーヨー釣り」「的当て」だそうです。



今までの夏祭りでも楽しい時間を過ごしてきたものの、

障害のあるお子さんたち自身が自分でできることは少なく、

少しでも自分でできて、

満足感や達成感を得られるような工夫ができないかと相談を受けたのです。



私たちは製作会のお手伝いをさせていただくことはあっても、

こうした場のお手伝いの依頼を受けることは少ないです。



学校での製作会での展示・体験会も、

お子さんたちやご家族が参加されることはないので、

今までみなさんと一緒に作ってきたものがどんなふうに使われているのかを

見せていただくことは殆どありません。



授業で使われている様子を先生方から報告いただくことも殆どないのが実情です。



それだけに、いろんなお子さんたちやご家族が参加される場に

誘っていただけるのはとても嬉しいのです。



お子さんたちが実際に使っている様子を見て、気づかされたり、

工夫や改良をすることが具体的にわかることも多いからです。



6月2日、五十嵐さんのお家に伺って、打合せをしました。



お子さんにいろんなスイッチを試していただき、

他のお子さんたちにはどんなものが良いか、

どんな工夫をすれば良いかなど、

過去の夏祭りをお手伝いされてきたご主人からもご意見を伺い、

みんなで意見交換しました。


Photo_67

  改造した電動水鉄砲をスイッチ(ジョイスティックスイッチ)操作  



Photo_68

 改造した電動水鉄砲をスイッチ(ひもスイッチ )操作



Photo_69

 シャボン玉機をスイッチ(ひもスイッチ)操作  



Photo_74

 シャボン玉機をスイッチ(押しボタンスイッチ)操作



 
「ラッチ&タイマー」を中継し、タイマーを「10秒設定」しました。

スイッチから手が離れてしまっても、10秒間はシャボン玉が吹き出します。


Photo_70

 シャボン玉機をスイッチ(押しボタンスイッチ)操作  




実際に試す中で、お子さんがどこを着目しているのか、

何をしたいのかなど、具体的に伝わってきました。

それに合わせて、その場でいろいろ工夫したり、改良したりできました。



やっぱり、こうした実体験の中での意見交換は大事です。

お子さんには、大人の意見交換の道しるべになってもらえました。



ご主人は、今までにもお子さんのために、

スイッチづくりやおもちゃの改造もやってこられた方なので、

とても貴重なご意見をいただくことができました。



五十嵐さんと繋がりのあるOTさんは、私たちの友人でもあり、

打合せの日に久々に再会できました。

OTさんに加わってもらえたおかげで、より良い意見交換もできました。



お家での打合せの後、会場の下見にも行きました。



Photo_71 デッキ


Photo_72 デッキ


Photo_73 室内


実際に会場を見ることで、よりイメージもわきました。



お祭り好きの私たちなので、お祭りを盛り上げることも含め、

参加される方たちとの楽しい時間を思い描きながら、

準備を進めていこうと思っています。



おっと、
その前に、来週、「福祉のえん日」があるんやった~(*^^*)


まずは、その日を無事に迎え、楽しむために、

「福祉のえん日」の準備の最終チェックをしなくちゃ(^-^;

2019年5月12日 (日)

「福祉のえん日」今年もやりま~す!

元号が「令和」に変わりました。

 

元号が変わった5月1日の朝は岩手県北部沿岸のホテルで迎えました。

雨予報が出ていたので、日の出は見られないかと思っていましたが、

雲の隙間からお日さまの光が見えました。

 

Photo_63

   2019.5.1  5:51 
   令和の初日の出(岩手県洋野町種市)

 

その後、また曇ってしまったので、

瞬間的だったものの新しい年に向かう「希望の光」だと思いました。

 

さて、今年も「福祉のえん日」を開催することになりました。

 

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日 時: 2019年6月22日(土) 11:00~15:30

場 所: 水戸市福祉ボランティア会館 大研修室( 赤塚ミオス内 )

参加費: 無料( 自由参加・ 申込み不要 )

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2016年の初回以降、毎年開催し、今回は4回めです。

 

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(参照)

●福祉のえん日 2018年6月23日(土)

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-0ac9.html

 

●福祉のえん日 2017年6月10日(土)
http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-ba9a.html

 

●福祉のえん日 2016年8月21日(日)
http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-855d.html

 

●楽習セミナー(講師:金森克浩氏) 2016年7月31日(日)
http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-c1be.html

 

●中邑賢龍先生講演会&おもちゃと福祉機器展 2012年6月30日(土)
http://yamaneko.life.coocan.jp/y_event/project_y/project_y.htm

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少人数の実行委員で企画・運営していることもあり、

大規模なイベントではありませんが、続けて開催できることを嬉しく思います。

 

開催を楽しみに待っていてくださる方たちもいますし、

実行委員自身が楽しみにしていることが「大きな力」なのだと思います。

 

ブースの数は殆ど増えることもなく、おなじみのメンバーばかりですが、

毎回、ブース担当者はその年のテーマを決めて、工夫を凝らしています。

いつもとあまり変わらないのは山ねこ工作室かも知れません(^-^;

 

今年、最大のニュースは、

案内チラシの挿絵をパステル画家の辻友紀子さんが担当してくださったことです。

長年の友人なので、私たちは「ゆっこさん」と呼んでいます。

 

3年前の初開催時から、ゆっこさんは「案内チラシの挿絵を描きたい」と言っていました。

そんな「ゆっこさんの夢」が「私の夢」のようにもなっていました。

 

ゆっこさんはプロの画家なので、依頼を受けて絵を描く時期と重なっていたりすると、

案内チラシの挿絵を描く時間が持てなかったりして、

夢は先送り…という状況でした(^-^;

 

3年前の初回の「福祉のえん日」と共同開催した「楽習セミナー」の時に、

金森さんの研修を受けたゆっこさんは「iPadを買いたい」という想いが高まり、

一昨年、ゆっこさんは遂に念願だった「iPadmini」を買ったのです。

 

ゆっこさんは体調の兼ね合いでベッドで過ごす時間が増え、

ゆっこさんの「iPadライフ」はとても貴重な時間となりました。

 

その後、ゆっこさんのご友人(ゆっこさんは師匠と呼んでいます)の画家さんが、

iPadで絵を描かれているという情報も得られて、

ゆっこさんの「iPad画ライフ」もスタートしました。

 

そのご友人は「福岡の福島さん」とも繋がっていらっしゃって、

ご縁はどこでどんなふうに繋がっているかわからないなぁと思いました。

 

「ゆっこさんの夢」はパステル画での挿絵でしたが、そんな経緯もあり、

iPad画歴は短いけれど、「福祉のえん日」だから「iPad画」で…となったのです。

 

ゆっこさんは案内チラシの挿絵担当となって、描き始めたものの、

体調の急変と共に入院し、描けない日も続きました。

 

ゆっこさんと私たちとの「夢語り」の日々を振り返ると、

会ったことがない人も含めて、みんな繋がっているなぁと思います。

 

Ipad ゆっこさん 制作中

 

ゆっこさんのご了承のもと、Facebookの投稿を引用させていただきます。

 

ここから------------------------------------------------------------------------

 

●2月20日

【福祉のえん日】

 

紫陽花の季節に。

 

今年は、わたしは、GWに他のグループ展に参加する兼ね合いなどもあり、

福祉のえん日では、パステル画の展示はしません。

 

だけど!!、新しい試みで参加します!!

新しい試みとは、案内チラシの挿し絵をiPad画で描くこと!!

 

福祉のえん日の案内チラシの挿し絵をずっと描いてみたいと初回から夢でしたが、

iPad画で描くとは、楽しみ♪♪

 

iPadライフのきっかけをくれたのは、福祉のえん日。

『ありがとう!楽しいよ!』のメッセージを込めて描きます♪♪

 

日々、ちょっとずつ、iPad画の練習中。

 

●3月5日

【iPad画ではじめての依頼!】

 

6月の『福祉のえん日』のチラシ挿し絵に向けて、ラフスケッチ中…!

 

iPadでは、思い付いたときに、

脳内イメージを色や形にスケッチできるので、楽しい…♪♪

 

白いキャンバスに色をつけることを、おそれるな。

二の足を踏み続けない。

下手でも良い、一歩、動いて、描くことで、また次の景色が見えてくるよ*

 

●3月17日

おうち仕事☆

 

福祉のえん日のチラシ・下書きの下書き(下絵)、作成中。

 

このごろ、なかなか出かけられなくて、さみしい。

でも、家で、できることを楽しむ、がんばる。

 

絵のなかで紫陽花の国へお出かけ♪

絵があるから、心を支えられている。

さみしさも、うれしさも、全て、絵への情熱へ。

 

●4月29日

【絵の再開】

 

車椅子のリハビリや、食事のリハビリしつつ、入院前に途中まで描いていた、

紫陽花の絵(「福祉のえん日」のチラシ挿し絵)を描くのを再開しましたー!!

 

絵の続きをまた描けて、楽しいっ!!

そして、まだ描けて嬉しいっ(*> U <*)!!

 

1ヶ月ぶりの制作。

 

福祉のえん日のチラシの完成が、当初の予定より遅れてます…、が、

待っててくださいね♪♪

 

緊急入院して、心配だったことは、

大子町6人展の準備のことと、福祉のえん日のチラシ挿し絵の〆切のことでした。

 

どんどん弱くなっていく身体…。

もう、今までのように、制作・発表活動したりすることには、

身体に「無理」があるのかもしれない。

ベッドの上で涙が流れました。

 

でも、周りの支えで、大子町6人展に無事に出品中、

チラシ挿し絵の続きを再開し、心は豊かで、

やっぱりわたしは、絵とともに生きたいな。と感じています*

 

まだ車椅子で絵を描くには、座ること自体が大変で、身体が痛くなったりします。

身体の状態の変化に合わせて、創意工夫して、

ずっと画家活動を続けたいです☆

 

●5月2日

【色塗り】

 

福祉のえん日のチラシ挿絵、絵に文字を乗せて、印刷しました。

文字が入ると、うん、チラシっぽくなってきました(*^^*)

 

プリントを確かめながら、iPadで、塗り進めています!

 

人物の色塗りでちょっと悩んでいて、

iPadでは透明水彩ブラシを使ってるので、

ふと、いわさきちひろさんの水彩画の画集をめくってみました。

 

めくるたび、その絵にわぁと感動し(*> U <*)、描くパワーもらいました!

きょうは、人物の部分を加筆しました♪

 

●5月10日

【福祉のえん日2019】

 

5月7日(火)、新作、完成したどー!!

 

毎年6月の恒例となってきた「福祉のえん日」が今年も開催されます!

 

「福祉のえん日のチラシの挿絵を担当したい!」と第1回目からずっと想って来て、

今年「iPad画」で、チャレンジすることになりました。

 

iPadがある生活の楽しみに導いてくれたのは、

第1回目の「福祉のえん日」とその関連イベントである金森先生の講演会でした。

 

iPadライフの楽しさや嬉しさ、感謝を、

チラシ絵をiPad画で担当することで発信したいと願っていました。

 

ついに夢が叶おうとしています。

 

今年の2月からラフスケッチを描き始めましたが、

4月には入退院、その後も静養しながらの制作で、

当初の提出期限より遅れての完成となりました。

 

やっと…、やっと…、出来たよー!!

やったー!!

 

元号が変わり、令和初の作品の完成です☆

 

挿絵が出来、次は、チラシの完成を、もうしばし、待っててくださいね♪

 

------------------------------------------------------------------------ここまで

 

こういう流れで、

今日、完成した案内チラシとして「夢語り」が実現したことに感動しています。

 

2019_f 完成した案内チラシ
 

2019_b ブース一覧

 

 

令和に変わった日の朝に見た「希望の光」も繋がっていたんですね。

 

ゆっこさんと名づけた「夢準備」期間も含め、

「福祉のえん日」は当日参加できる人もできない人も、

会ったことがある人も会ったことがない人も繋がり合える「ご縁の場」として、

今年も今までの想いと変わらず、楽しく進めていきたいと思っています。

 

今年は会場予約の関係で、終了時間が15:30です。

 

開催時間は短いですが、みなさん、ぜひ遊びに来てくださ~い(*^^*)

2019年3月26日 (火)

支援機器の製作と体験ワークショップのお手伝い~かけはしねっと企画~

 


2月24日のことなので、1ケ月も遅れてしまいましたが、


いつものように備忘録として報告します。



とてもステキな案内チラシを作っていただきました(*^^*)





2年前の「福祉のえん日2017」にご来場くださった事務局の山田さんとのご縁で、

2017年9月にもお手伝いをさせていただいているので、今回、2回めです。


今回は「製作」と「視線入力の体験」という新たな希望も出されました。

お声かけいただいた時から、内容や時間配分など何度も意見交換しました。


意見交換の中で提示してくださった企画の趣旨とも言える内容は、

私たちも大事にしている視点でした。



 ・入力=ボタン(手や指で押す)とは限らない

 ・引っ張る、触れる、見るなど、いろんな入力機器があることを知ってほしい

 ・重度のお子さんでもできることがある

 ・スイッチだけでなく、スイッチで使うものを一緒に考えたい

 ・本人が楽しめる遊び方、使い方を一緒に考えたい

 ・保護者、専門家など立場を問わず、一緒に学び合いたい

 


製作と言っても、製作メインではなく、

スイッチ類の活用の考え方の基本をみんなで学び合う時間にしたいという希望も出され、

製作前に、支援機器類に関するワークショップをすることになりました。

 


事前に参加者が把握できているわけではありませんし、

製作に関しては時間も予算も限られているとのことで、

内容を詰め込み過ぎず、どなたにも無理なく製作できるものを検討しました。

 


山ねこから「半田付けをしない電子工作」を提案された時には想像ができず、

「そんなものがあるのか?!」と半信半疑でした(^-^;

 


山田さんにも「半田付けをしない電子工作」ということで、

その後も意見交換し、以下のものに決まりました。

 


   ①印鑑ケース型プッシュスイッチ


   ②BDアダプター


   ③振動グッズ

 


スイッチはいろんなタイプがありますが、

予算と応用範囲があるものとして「プッシュスイッチ」に決まりました。

 


おもちゃの改造は予算と製作の難易度の関係から、今回は難しいということで、

おもちゃを改造せずに使えるものとして「BDアダプター」に決まりました。

 


この2つに加えて、その場で動かせて、持ち帰られるものとして、

「振動グッズ」は私が提案しました(^-^;

振動の感覚は苦手なお子さんもいますが、使い方次第で応用が効くと考えたからです。

 


山ねこから「振動モーター」を見せてもらい、


「振動モーター」を組み込むグッズ選びも私が担当しました。

 


100円ショップで「カーラー」と「チェアソックス」を見つけた時には、

自分でも「ナイスアイディア」と自画自賛しました(^-^;


Photo_6 振動モーターをカーラーに挟む


Photo_7 カーラーをチェアソックスで覆う




そこから先は、山ねこ担当で準備が進み、

結果的には、①と②は当日の時間の関係上、山ねこが事前製作し、

参加者のみなさんには「完成品」を配布することになりました。


Photo_3 4種類のプッシュスイッチ


Photo_2 BDアダプター

 


山ねこによると「振動グッズ」が「半田付けをしない電子工作」とのことでしたが、

山ねこが事前準備中、傍で見ていても何だかよくわからない私でした。

説明を受けてもよくわかりませんでしたが、以下の内容とのことでした。

 


   ・「ブレッドボード」を山ねこが事前に加工


   ・「振動モーター」「電池ケース」「ジャック」などを山ねこが事前に半田付け



 


確かに、こんなキットを配布され、組み立てるだけでも、


私の場合「電子工作をしている気分になる」と思いました(*^^*)


 


大事なのは製作そのものより、製作後のことです!

 


そういう意味では「半田付けをしない電子工作」はありだなと

山ねこの提案に感心しました!!

 


午前中のワープショップ&製作、午後の視線入力&支援機器類の体験共に、

一日中、会場には熱気があふれていました。

 


後日、参加者の方がFacebookに「参加者の本気度がすごかった」と書かれていました。

私も全く同感です。

みなさんの本気度で、いつも以上に私のテンションも上がっていました。



参加者のみなさんの了承を得て、イベント当日の写真を掲載しています。


楽しい雰囲気が伝わるといいなと思います。



Photo_10 製作風景


Photo_11 製作風景


Photo_12 製作風景


 


お子さん連れの参加者も多く、ご兄弟も参加されていました。

お母さんではなく、小学生のお子さんが製作されているご家族もいらっしゃいました。



Photo_13 製作風景


 


製作後には、お子さんと一緒に楽しまれる方たちもいました。


Photo_16 「振動グッズ」を楽しんでいるお子さん




 


「うちの子は『振動グッズ』が気に入ったみたいです。

でも、スイッチには触れたがらないので、私が操作しています」というお母さん。

『振動グッズ』を顎に当てたり、頬に当てたり、頭に当てたりして楽しみ、

最終的に、そのお子さんはスイッチも自分で操作していました。

お子さんの笑顔はお母さんだけでなく、まわりの人たちの笑顔にも繋がっていました。




「この『振動グッズ』、顎の下に当てると唾液が出てくる。

『唾液腺』に当てるとより効果があるね。

排痰のマッサージが日課だけど、この『振動グッズ』で、

この子が自分でやるっていうのもいいね」というお母さん。


 


私もやってみましたが、確かに、適度なマッサージ感で唾液が出てきました。

 


「『スイッチ』はあまりかわいいものを見たことがなかったけれど、

こんなかわいいケースを使ったスイッチだと使いたくなるね。

私も『キティちゃん』好き!」というお母さん。

 


今まで、長年、学校等で製作会をお手伝いしてきていますが、

製作後に、お子さんたちを交えて、その場で遊び方や使い方を伝え合い、

臨場感たっぷりに楽しみ合えることは少ないです。

 


やっぱり、お子さんたちやご本人が参加できるイベントはいいですね。

 


ご家族同士、支援者同士、ご家族と支援者など…、

参加者同士のコミュニケーションが増えていいなぁと嬉しくなりました。

 


午後の視線入力の体験前のオリエンテーションでは、

視線入力についての解説や設定など留意点と共に、活用事例を紹介しました。




ただ、私たち自身は活用事例を持ち得ていないため、

「福岡の福島さん」に事前に情報提供の協力のご了承を得て、

YouTubeで公開されている活用事例を紹介させていただきました。

福島さんには心から感謝しています。



Photo_17 視線入力体験中


Photo_18 視線入力体験中


 


体験タイムでは、お子さんたち自身にも体験していただけました。

限られた時間のため、充分に体験していただけたかどうかわかりませんが、

体験前にお伝えした活用事例は参加者のみなさんの心に届いたかなと思っています。




山ねこ作のいろんなスイッチや改造おもちゃなどの体験もしていただきました。


 


Photo_28 体験タイムの様子


 


昨年の新作「マイク型音声スイッチ」や「くるくるレインボー」も人気でした。


 


Photo_30 「マイク型音声スイッチ」で遊んでいるお子さん


 


お子さんたちに人気だったのは、予想通り「飛行機」や「電車」などのおもちゃでした。


 


お子さんたちが夢中になって遊んでくれると、


お母さんたちや大人の方たちにも楽しさが伝わり、笑い声が響きます。


 


「もっと遊びたい~」と言って泣いているお子さんもいましたが、


それくらい楽しんでもらえると嬉しいです(*^^*)



 


このイベントは、その後もいろいろ広がりが生まれています。

 


代表の根本さんから届いたメールです。

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会場全体が熱気あふれ、みなさんの関心の高さが伝わってきました。

参加された御家族より、

「パパが帰宅後すぐに、本(※)を注文しました!」

「こどもが作ってきたスイッチで遊んでます」とメッセージをいただきました。

企画したものとしても嬉しいです。

     ※マジカルトイボックスの本

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群馬から参加された事業所の方からコメントです。

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お子さんが大好きな折り紙で折ったかぶと虫を「振動グッズ」に被せて使ったら

「本物?じゃない?なぜ動く?」とお子さんが想像を巡らせていました。

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「折り紙のかぶと虫を被せる」というアイディアは、

「振動グッズをテーブルに置くと動く」という発見から生まれたものだと思います。

 


製作会ではあえて紹介しませんでしたが、実は、テーブルに置くと動くのです。

 


私は、カーラーとチェアソックスを外してしまい、

「振動モーター」そのものをいろいろなものに取り付けて遊んでみました。



「カエルグッズ」に取り付け、ついでに、スイッチも「カエル仕様」にしてみました。

動くカエルと一緒に「春よこい」~って感じで、楽しく遊べました(*^^*)



Photo_20 動くカエル


 


Photo_21 金魚を釣る(?!)カエル


顎に当てると唾液が出ると教えてくださったお母さんのお話を元に作ったものもあります。

市販のネックウォーマーに「振動モーター」を挟んでみました。













 


「振動モーター」を「茶こし」に貼り付けて「電動粉ふるい」も作ってみました。







 


製作物を「振動おもちゃ」ではなく「振動グッズ」と命名したのは、

遊び心と柔軟な発想とアイディア次第で、無限に広がるものと考えていたからです。

 


「振動グッズ」はカーラーとチェアソックスで覆った完成品のようですが、

そういう意味では、完成品ではありません(^-^;

 


「振動グッズ」をどんなふうに使うかは、感性とアイディア次第なのです(^^)v

 


お母さんたちのお話の中には「ものづくりのヒント」がたくさんあります。

これからも意見交換しながら、一緒に楽しい遊びや生活を広げていきたいなぁと思います。

 


企画の趣旨として提示していただいた中の、

「保護者、専門家など立場を問わず、一緒に学び合いたい」ということは、

私たちにとっても、とても重要な視点です。

 


「学ぶ」は「遊ぶ」ということでもあり、「生きる」ということでもあります。

 


ご縁あって出逢えたお子さんたち、お母さんやお父さんたち、支援者の方たちと

これからも繋がり合っていければと思っています。

 


今回のイベントのお手伝いは、今後の山ねこ工作室の活動にとって、

たくさんの示唆をいただけるものになりました。

 


かけはしねっとのみなさん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

 


イベントのことは「かけはしねっと」のブログにも報告されているので、

ご紹介しておきます。


https://kakehashinet.jp/info/2505960

 


最後になりましたが、今回は八木ちゃんだけでなく、

OTの楠木さんにもサポートしていただきました。

お2人のサポートのおかげで、当日、私はお喋りに専念できました(^-^;


この場を借りて、お礼を伝えておきます。





2019年2月22日 (金)

「マイク型音声スイッチ」のその後

私たちがいろいろなところで「支援機器の製作会」のお手伝いをするようになって、

13年が経ちました。



スタートのきっかけはマジカルトイボックスのイベントに初めて参加したことでした。



言い換えると、2002年にマジカルトイボックスのイベントに参加しなければ、

今のように製作会をお手伝いするような生活には繋がらなかったかも知れません。




依頼者の方がいて、依頼者の方や関係者の方たちと共に、

自助具や支援機器など、ものづくりをしてきた私たちにとって、

製作会のお手伝いは新たな楽しみとして年月の積み重ねの中で息づいてきました。



このブログでも何度も紹介し、長年のおつき合いになるのは水戸特別支援学校です。



昨年の製作会でみなさんと作ったものは「マイク型音声スイッチ」です。


Photo   スイッチの動作確認中


これは「音センサー」を仕込んだスイッチで、いろいろな形があると思いますが、

「マイク型」にしたことが「おもしろい」「楽しい」を引き出すことに繋がったかなと

私たちとしては思っています(自画自賛)。



2018年度 水戸特別支援学校での教材・教具製作会のお手伝い
 
http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/2018-7b99.html




現場からは「マイク型音声スイッチ」の活用報告はなかなか届かず、

残念に思っていたところ、ある先生から報告が届きました。

写真はありませんが、ご了承を得たので、報告メールをご紹介します。





ここから--------------------------------------------------------------------




モーツアルトの音楽をウォークマンで流したものを「マイク型音声スイッチ」で拾い 、

扇風機や明かりがつくおもちゃを反応させました。



曲の盛り上がりに応じて、扇風機が回ったり、明かりがつくようにして、

「音と光」「音と風」を同時に感じることを学習しています。




(1)マイク型音声スイッチの活用法を思いつくまで


教材の活用を模索している時は

児童のどこか音が出ているところがないかを探しました。

良いところが見つからなかったので、DVDでNHKのみんなのうたを見ながら

私がマイクで歌って扇風機を回して 声に合わせて風を感じる活動を実施していました。



そのうちプレイヤーのスピーカーからの音を直接拾えないかと思い、

マイクをスピーカーにあててみると

曲の盛り上がりで、扇風機の回るタイミングが変わるのが面白いことに気がついて、

今回の活動に結び付きました。



(2)曲選びは?



一般的にモーツアルトは情緒を安定させる作用があると言われているので、

教員が選びました。

周波数とか細かいことはわかりませんが、実験して確認されていることのようです。



曲は 季節感を出すために、クリスマスに変えてみたりしています。

効果音として風の音や雨の音を使用することもあります。



(3) 学習の意味合い



風の音や雨の音など、室内では聞くことができない音があります。

その音を風と同時に聞くことで、皮膚で感じることができます。

教師が意図する音が何なのかを生徒が感じやすくなるのではないか?と

仮説を立てて実施しています。



追加として…



おもちゃをランプにして見ました。

曲に合わせて点滅するのも楽しいと思って眺めていましたが、

生徒によっては発作を誘発するおそれがあるため、現在は授業では使っていません。



キーボードのスピーカー音を拾って、扇風機を回すことはやってみました。


-------------------------------------------------------------------ここまで



使っているのは重度のお子さんとのことです。



「マイク型音声スイッチ」というと、

「子どもたちの声を入力して使う」「発声を促す」と考える方も多いかも知れませんが、

音楽や音を入力させて光や風に繋げられたことが、とてもおもしろいなぁと思いました。



先生がご本人の好きなことを知っておられて、

「ご本人の心地よい、嬉しい、楽しい」に繋がるステキな関わりだと思います。




今は、受動的な使い方かも知れませんが、

私たちは、何事も「ご本人の心地よい、嬉しい、楽しい」から始まると思っているので、

主体的な使い方に繋がっていく未来を感じました。




この「マイク型音声スイッチ」、

実は、1月のマジカルトイボックスのイベントの日に持参し、

「山ねこ工作室からのお年玉」として「交流会の景品」に加えていただきました。




参加者全員のくじ引きでは見事に外れてしまい、持ち帰ることになるかと思っていたら、

スタッフの方に当たりました(ホッ!!)



当たった方からは「今、ちょうどほしいと思っていたもの」と喜んでいただき、

とても嬉しくなりました。




その後、嬉しいことに報告が届きました。

ご了承を得たので、ご紹介します。



ここから--------------------------------------------------------------------


本校は知的障害の特別支援学校です。



生徒の中に「緊張すると言葉に詰まる」「発音が不明瞭な時がある」「音読が苦手」という

生徒がおります。



しゃべり出しは比較的はっきり聞こえるのですが、

数文字後は何を言っているか聞き取りにくいのです。



無理矢理文字に起こすとすると、

朝の挨拶が「おはよ *#$&%*+¥ ます」っていう感じで聞こえます。



そんな生徒の自立活動の授業で、

いただいた「マイク型音声スイッチ」と

ミラーボール(マジカルで製作したもの)のおもちゃを繋いで発声の練習をしています。



しっかり話せているときは、ミラーボールがちゃんと光りますが、

*#$&%*+¥の部分は全く感知しないので

本人もしっかり話せているか否かが、視覚的に分かるようです。



ミラーボールが光らないときは、何度も何度も言い直し、

正しい発声、発音の練習をしています。



とても効果的で、ここのところ、あのマイクを持った時には

とても上手に発声することができてきています。

効果てきめんです。

本当にありがとうございます。



この生徒の発声の練習は、昨年まで聾学校で勤務していた先生が担当しており、

自立活動の時間に毎日行っているものです。



その先生から、「本人が自分がちゃんと発声できているか

目に見えてわかるといいな」という声は以前から聞いておりました。



聾学校には「発音・発声をチェックする機器」があるのですが、

知的の本校には当然ないので・・・なんとかならないかなと私自身考えていたところでした。



あのスイッチをいただいたのが、ちょうどそんな時でしたので

1月の授業から早速その先生に依頼して使ってもらうことにしたのです。



最初は100円ショップの扇風機につないだのですが、

ちゃんと発声できていなくても簡単に反応してしまうので、

もう少し負荷のかかるもので、しかも見栄えがよいものはないかな…と色々試してみて、

ミラーボールにたどりつきました。



本人もとても意欲を持って取り組んでおりますので、今後も授業で継続していく予定です。


--------------------------------------------------------------------ここまで



写真はありませんが、情景が目に浮かぶようです。



前述のお子さんとはまた違った使い方ですが、

「ご本人の心地よい、嬉しい、楽しい」に繋がるステキな関わりということが

共通していると思います。

しかも、このお子さんは「意欲」にも繋がっています。



依頼者の方からの依頼で作ったものではなく、

製作会の題材として作ったものであっても、

作ったものが「楽しいもの」「役立つもの」として息づいていることをご報告いただくと

嬉しいです。




実は、この「マイク型音声スイッチ」にはまだ後日談があります。



マジカルトイボックスの自己紹介タイムで、山ねこが紹介した後、

「わけてほしい」と懇願された参加者(Yさん)がいらっしゃいました。



Yさんの地元での活動のお話を伺い、

「タイムリーに、今、使ってみたいお子さんがいる」との熱い想いもあり、

お譲り(実費でご購入)しました。



その後、北海道の笹野さんから連絡がありました。



笹野さんは今回のマジカルトイボックスの製作講座で大変お世話になった講師の方です。



笹野さんはYさんから「地元で量産してほしいとの依頼」を受けて、

「マイク型音声スイッチの製作会」を開くことになったそうで、

山ねこ工作室宛に「コピー製作」OKかどうかの問い合わせでした。



山ねこがOKのご返答をすると、嬉しいことに、写真付きで、

ステキな「リニューアルバージョン」の情報をいただきました。



Photo_2  


     3Dプリンターで作成したスペーサー(笹野さんより写真提供)




笹野さんの「回路と電池全体をマイクロフォン内に収納できないか」という話は

山ねこも考えていました(未実施のまま)。




笹野さんと山ねこのやり取りを見ていると、

ものづくりの達人の会話だなぁと、私も楽しくなってしまいます(*^^*)




製作できない私ですが、それが実現したら嬉しいなと思っていたところ、

今日、笹野さんから写真が届きました。


1
    

   回路と電池全体をマイクロフォン内に収納(笹野さんより写真提供)





北海道で「リニューアルバージョンのマイク型音声スイッチ」が

子どもたちの「楽しい」や「できる」に広がっていくんだと思うとワクワクします。



それにしても、100均ショップの店員さんたちは、

「おもちゃのマイク」の大人買いが起きる現象を不思議に思っているだろうなぁ…。

でも、それもまた楽しいですよね(*^^*)




ちなみに「マイク型音声スイッチ」を作るために購入される場合は、

「ダイソー」の「ステージマイク」が良いですよ。


Photo_3 ステージマイク


Photo_4  マイクのヘッド部分を開いた写真


Photo_5  ステージマイク の内部




他のお店のはマイクのヘッド部分が開けないため、使いにくいらしく、

山ねこの判断は「ダイソー」の「ステージマイク」が適しているとのでした。

マイクのスイッチのON/OFF部分が本物のような仕様になっているのも良いです!!




最後に、

昨年の水戸特別支援学校での製作会の時に作った「製作手順書」を紹介しておきます。



http://www.magicaltoybox.org/kinta/download/microphone_manual/



以下は、山ねこからの補足説明です。


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1.ケース(セリア)

 トレーディングカードケース 2P (45枚用)



2.ステージマイク(ダイソー)



3.サウンドセンサーモジュール 5個セット


(HiLetgoR サウンドセンサーモジュール声検出声コントロールスイッチ)
https://www.amazon.co.jp/HiLetgoR-5個セット-サウンドセンサーモジュール声検出声コントロールスイッチ-並行輸入品/dp/B0116IZ3AQ/ref=nav_ya_signin?ie=UTF8&qid=1547720362&sr=8-1&keywords=%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB&



4.スペーサー

 発砲塩ビの板ですが、サウンドセンサーモジュールを マイクの中心に固定できれば、

 材質、固定方法は問いません。



10.スライドスイッチ

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02627/


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100均ショップの商品は、ものによっては販売中止になったり、

仕様が変わったりするものがありますが、

今のところ、マイクに関しては同じタイプのものがまだ売られています。



ご興味のある方は、ぜひ作ってみてください(^^)v



そして、もっともっと「製作や活用事例の情報交換」ができるといいなと思っています。

2019年2月 7日 (木)

今年も、やっぱり「楽しいマジカルトイボックス」から始動(^^)

2月に入ってしまったけれど、備忘録として書いておこうと思います(^-^;



山ねこ工作室の2019年初の活動は

1月5~6日、マジカルトイボックスのイベント参加でした。



   第47回マジカルトイボックスイベント

   http://magicaltoybox.org/mtb/wp-content/uploads/2018/10/mtb2019-1event.pdf




2002年から私たちの毎年恒例参加行事(笑)になっているので、

今年も参加できて良かったです。



講演は金森克浩さんによる「視線入力装置入門」でした。

「入門」となっていますが、金森さんは前置きとして、

初心者向けというより、すでに「視線入力装置」を知っている人や使っている人が

「導入方法と留意点」など「重要な基本」を再確認することであるとおっしゃっいました。



山ねこ工作室でも、視線入力を体験したいという希望や依頼が増えています。



紹介&体験の際には、導入時の留意点や姿勢への配慮や設定の仕方など

重要性を伝えているつもりですが、浸透していきにくいところも感じています。



みなさんに後日談を伺うと、使用されているモニター画面が小さかったり、

姿勢への配慮や設定の仕方が不的確だったりするせいなのか、

「うまくいかなかった」という話が出て、とても残念に思います。



でも、そんな現状は、私たちがまだまだよくわかっているとは言えず、

「充分伝達できていない」からだと反省しています。

何事も最初からうまくいくとは限らないとは言え、

「良いもの」であっても「重要な基本」をしっかり押さえて対応しないと、

こうしたことが起きてしまうのだと思います。



そういう意味でも、金森さんの前置きを心に留めて、お話を聴きました。

金森さんのお話はもちろん、その後の外山さんや谷本さんからも、

支援者側の対応の重要性が具体的に伝えられました。



配布された資料はここには掲載できませんが、

「kintaのブログ」の中で触れられているので、紹介しておきます。




   マジカルトイボックス第47回イベント無事終了しました。

   http://www.magicaltoybox.org/kinta/2019/01/07/18469/



「視線入力装置」の体験タイムでは、

講演前に参加者に問いかけられた人たち(①~③)を混成した班で、

班ごとに準備されているパソコン等を使って、設定を含めた体験実習をしました。


    ① 視線入力装置の未経験の人

    ② 視線入力装置を体験したことがあるがよくわからない人

    ③ 視線入力装置をサポートしている人(わかっている人)



ちなみに、山ねこも私も②なので、別の班になりました。



私の班にはiPadが準備されていました。


iPadでも視線入力ができるとは知らなかったので、

まず、私はそれに戸惑ってしまいました(@_@)



そのiPadはWindowsパソコンのように使えるようにしてあるとのことでした。



その方法を学び、対応できるようになるのは私の力量外のことなので、

「iPadがWindowsパソコンのように使えるようにできる」ということを知っただけでも、

私には大きな学びでした(*^^*)



Windowsパソコンのように使えるようになっていたiPadとは言え、

画面は小さいし、固定するスタンドなども準備されていないので、

箱を積み上げて高さを調整したりして、

視線入力の体験をする前の設定段階でいろいろ難航しました。


Photo_13   「視線入力装置」の体験タイム


Photo_14   「視線入力装置」の体験タイム



同じ班の方たちと一緒に試行錯誤しながら視線入力の体験実習をした後は、

意見交換の時間があり、設定のしかたや導入の際の留意点など、

体験実習を通じて感じたことをお互いに出し合いました。



お使いになるご本人に提供する場面で、支援者が設定に難航してしまうと、

ご本人に「うまくできない」「難しい」「楽しくない」というような

ご自身への不全感を感じさせてしまう可能性があるということをあらためて痛感しました。



まわりを見ると、パソッテル(ノートパソコンスタンド)や

モニター画面の大きいノートパソコンが準備されていた班もありました。



他の班の体験実習の様子や意見交換の内容はわかりませんが、

班によって、準備されているものが違っていたのも、

体験実習での実体験を通じて、「導入方法と留意点」などに気づいたり、学んだり、

再確認したりする時間だったのかなと思いました。



ご本人たちに使っていただく前に、

支援者が何度も実際に使ってみて、時には失敗体験をする中で、

留意点をより明確化して、対応策を熟知して導入していけると、

ご本人たちに無用な不全感を感じさせることなく、

楽しい実感やもっとやってみたいという想いを持っていただけると思います。



これは「視線入力装置」に限らず、

スイッチ等支援機器類を導入、提供する時にも共通することだと思います。

私たちのスタンスを振り返る体験実習ができて良かったです。



製作講座は、

「iPadをスイッチでコントロールするためのBluetooth SwitchBox」の製作でした。



製作講座も「視線入力装置」の体験実習と同じ班だったため、

今回、初めて山ねこと別々のテーブルでした(T_T)



私は右目が弱視の上、緑内障で視野欠損もあるため、

視覚の左右差が激しく、微細な電子工作ができません。



そのため、2002年以降ずっと参加していると言っても、

私の製作物の電子工作部分は、山ねこにやってもらっています。



そんな実情なので、とても不安な中、製作時間が始まりましたが、

同じ班の大井さんにサポートしていただきながら、

何と何年かぶりに、私1人で「抵抗3本だけ」を半田付けしました。

昨年買った「ハズキルーペ」はかなり役立ちました(^^)v


Photo_15   半田付け作業中


Photo_16   半田付けしたもの



残りの半田付け作業はできないため、別班の山ねこのところに持って行き、

最終的には、私の分も、山ねこに仕上げてもらいました(^-^;


Photo_17  大満足の笑顔でピース!


Photo_18   山ねこと動作確認中



私の製作講座は、全ての作業を自分一人でやることが目標ではなく、

そんな部分的な作業であっても、達成感を感じられる時間になっています。



今回は特に、抵抗3本だけの半田付け作業ができたので、

いつも以上の達成感を感じて、とても嬉しかったです(*^^*)



その後の「スイッチインターフェース活用講座」では、

自分の作ったものを使って楽しく演習をすることができました。


Photo_19   スイッチインターフェイスの勉強中



製作講座での達成感や満足感が楽しい演習にも繋がっていたように思います。



夜は待ちに待った(笑)交流タイムでした。

参加者全員が1分程度の自己紹介をした後、くじ引きを楽しみました。



今回はスタッフの方たちの自己紹介もあったので、とても嬉しかったです。



1分程度であっても、それぞれ個性が出ます。

講演や製作講座だけでなく、参加者のみなさんのお話を聴ける時間は楽しいです。



その後の懇親会では、その自己紹介の交流タイムからの流れで、

いろいろな方たちと語り合うことができました。


4_2   懇親会


Photo_20   懇親会



マジカルトイボックスのイベントは、初めて参加した当初から、

交流タイムが組まれているのが、私たちにとっては最大の魅力です。

特に、みなさん、全国各地から参加されているので、

話題もいろいろ出て、おしゃべり好きの私には楽しい時間です。



お話を伺って、新たに遊びに行きたいところも見つかりました(*^^*)



2日めは「自由製作」でしたが、私は製作はしないので、

前夜に続いて、情報収集・情報交換の時間にしました。



自然と「ものづくり」好きの人たちが集まってくる状況だったので、

会話の内容についていけないところはあっても、

「ものづくり談義」は私にとって楽しい時間です。

お話されている方たちの楽しさが伝わってくるからです。


Photo_21

      大井さん作成の振動クッションをお借りして空気圧センサースイッチの説明中



Photo_22   人気者のお2人



やっぱり、マジカルトイボックスは楽しいです!



製作講座で製作しない私ですが、マジカルトイボックスの世界が大好きです。

ずっと元気でいられたら、また参加したいなと思います。

2018年12月13日 (木)

ジョイスティック操作で「EyeMoT」を楽しむ

先月の話です。

11月25日、

特別支援学校の先生と病院のOTさんが山ねこ工作室に来られました。



目的は「マイク型音声スイッチの製作」と「ミニ扇風機の改造」でした。

お2人が共通して関わっていらっしゃるお子さんなどへの活用を考えていらっしゃるようです。


Photo   ミニ扇風機の改造中



OTさんからは、別途、相談もありました。

電動車椅子に乗り換えるお子さんのために、

ジョイスティック操作の練習ができるようなゲームソフトがないかとの相談でした。



いろいろ調べたものの使い勝手が良いものが見つからないとのことでした。



そこで、山ねこが提案したのが「EyeMoT」です。




「EyeMoT」は視線入力練習用のソフトですが、ジョイスティックでも操作できます。




Photo_2   「EyeMoT」体験中



Photo_3   「EyeMoT」体験中



Photo_4   「EyeMoT」体験中



Photo_5   「EyeMoT」体験中




OTさんは体験しながら、

「おもしろい!」「楽しい!」と連呼されていました。



体験した感想としては、動きやスピードなども

使ってみたいお子さんの状態に適しているようとのことでした。



「EyeMoT」は楽しめて、達成感を感じられるソフトなのは、私自身も体感しています。



私は「EyeMoT」が視線入力だけでなく、

ジョイスティックとの組み合わせができることを初めて知り、

このソフトの活用の幅が広がると思いました。



私は良いものの存在を知っていても、

まだまだ知らないことがいっぱい…トホト…(^-^;



それでも、こういう機会に、人と人とが出逢い、繋がっていくと、

楽しく、有効な道具もまた、より良い広がりで繋がっていくということを

あらためて実感する時間になりました。



OTさんから報告をいただいたら、また報告したいと思います。




山ねこが提案した「EyeMoT」について書いてあるブログです。



「ポランの広場」より


視線入力訓練ソフト EyeMoT 2D

https://www.poran.net/ito/research/eyemot-2d


視線入力訓練ソフト EyeMoT 3D

https://www.poran.net/ito/research/eyemot-3d



こんなYouTubeも見つけました。



視線入力ソフトEyeMoTの受賞記者会見の地元ニュース


https://www.youtube.com/watch?v=7gLV36phwQM

2018年10月13日 (土)

動画の紹介 ~ 視線入力でのパソコン操作 ~

10月5日のブログの中でご紹介した原田稜大さんのお母さん(美代子さん)が

「視線入力でのパソコン操作」という動画をFacebookに投稿されました。



9月17日の盛岡のシンポジウムで、稜大さんが発表されたスライドショーです。




ご了承を得てたので、このブログでもご紹介します。


https://www.youtube.com/watch?v=0KhVnm_rtwU&feature=share




「MMD」って何?


「アニメーションを自作する」ってどういうこと?




シンポジウムでお話をお聴きするまで、

何のことだか、さっぱりわかりませんでした(^-^;



お話を聴いても、私には難しい分野です(^-^;




でも、「視線入力」との出逢いによって、

稜大さんの生活が豊かになり、自信を高めていかれたことはわかります。

稜大さんのハツラツとした笑顔も印象的です。



支援者と呼ばれる私たちが、この動画を観て感じること、

この動画から学び、実践していかないといけないこと…、

深くかみしめながら、繰り返し、観せていただいています。



ぜひ、いろんな方たちにも観ていただきたいなと思います。



盛岡での出逢いとこの動画から、

「できる」に繋がる支援のあり方を

稜大さんと美代子さんから教えていただいたことに感謝しています。



私の今後の課題として、

「わかりやすく観てもらえるスライドショーの作り方」も学びながら、

私も苦手なりに挑戦していこうと思っています(*^^*)



「学び、挑戦するきっかけ」をいただいたことにも感謝です!!

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