山ねこ工作室の活動

2019年5月12日 (日)

「福祉のえん日」今年もやりま~す!

元号が「令和」に変わりました。

 

元号が変わった5月1日の朝は岩手県北部沿岸のホテルで迎えました。

雨予報が出ていたので、日の出は見られないかと思っていましたが、

雲の隙間からお日さまの光が見えました。

 

Photo_63

   2019.5.1  5:51 
   令和の初日の出(岩手県洋野町種市)

 

その後、また曇ってしまったので、

瞬間的だったものの新しい年に向かう「希望の光」だと思いました。

 

さて、今年も「福祉のえん日」を開催することになりました。

 

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日 時: 2019年6月22日(土) 11:00~15:30

場 所: 水戸市福祉ボランティア会館 大研修室( 赤塚ミオス内 )

参加費: 無料( 自由参加・ 申込み不要 )

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2016年の初回以降、毎年開催し、今回は4回めです。

 

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(参照)

●福祉のえん日 2018年6月23日(土)

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-0ac9.html

 

●福祉のえん日 2017年6月10日(土)
http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-ba9a.html

 

●福祉のえん日 2016年8月21日(日)
http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-855d.html

 

●楽習セミナー(講師:金森克浩氏) 2016年7月31日(日)
http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-c1be.html

 

●中邑賢龍先生講演会&おもちゃと福祉機器展 2012年6月30日(土)
http://yamaneko.life.coocan.jp/y_event/project_y/project_y.htm

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少人数の実行委員で企画・運営していることもあり、

大規模なイベントではありませんが、続けて開催できることを嬉しく思います。

 

開催を楽しみに待っていてくださる方たちもいますし、

実行委員自身が楽しみにしていることが「大きな力」なのだと思います。

 

ブースの数は殆ど増えることもなく、おなじみのメンバーばかりですが、

毎回、ブース担当者はその年のテーマを決めて、工夫を凝らしています。

いつもとあまり変わらないのは山ねこ工作室かも知れません(^-^;

 

今年、最大のニュースは、

案内チラシの挿絵をパステル画家の辻友紀子さんが担当してくださったことです。

長年の友人なので、私たちは「ゆっこさん」と呼んでいます。

 

3年前の初開催時から、ゆっこさんは「案内チラシの挿絵を描きたい」と言っていました。

そんな「ゆっこさんの夢」が「私の夢」のようにもなっていました。

 

ゆっこさんはプロの画家なので、依頼を受けて絵を描く時期と重なっていたりすると、

案内チラシの挿絵を描く時間が持てなかったりして、

夢は先送り…という状況でした(^-^;

 

3年前の初回の「福祉のえん日」と共同開催した「楽習セミナー」の時に、

金森さんの研修を受けたゆっこさんは「iPadを買いたい」という想いが高まり、

一昨年、ゆっこさんは遂に念願だった「iPadmini」を買ったのです。

 

ゆっこさんは体調の兼ね合いでベッドで過ごす時間が増え、

ゆっこさんの「iPadライフ」はとても貴重な時間となりました。

 

その後、ゆっこさんのご友人(ゆっこさんは師匠と呼んでいます)の画家さんが、

iPadで絵を描かれているという情報も得られて、

ゆっこさんの「iPad画ライフ」もスタートしました。

 

そのご友人は「福岡の福島さん」とも繋がっていらっしゃって、

ご縁はどこでどんなふうに繋がっているかわからないなぁと思いました。

 

「ゆっこさんの夢」はパステル画での挿絵でしたが、そんな経緯もあり、

iPad画歴は短いけれど、「福祉のえん日」だから「iPad画」で…となったのです。

 

ゆっこさんは案内チラシの挿絵担当となって、描き始めたものの、

体調の急変と共に入院し、描けない日も続きました。

 

ゆっこさんと私たちとの「夢語り」の日々を振り返ると、

会ったことがない人も含めて、みんな繋がっているなぁと思います。

 

Ipad ゆっこさん 制作中

 

ゆっこさんのご了承のもと、Facebookの投稿を引用させていただきます。

 

ここから------------------------------------------------------------------------

 

●2月20日

【福祉のえん日】

 

紫陽花の季節に。

 

今年は、わたしは、GWに他のグループ展に参加する兼ね合いなどもあり、

福祉のえん日では、パステル画の展示はしません。

 

だけど!!、新しい試みで参加します!!

新しい試みとは、案内チラシの挿し絵をiPad画で描くこと!!

 

福祉のえん日の案内チラシの挿し絵をずっと描いてみたいと初回から夢でしたが、

iPad画で描くとは、楽しみ♪♪

 

iPadライフのきっかけをくれたのは、福祉のえん日。

『ありがとう!楽しいよ!』のメッセージを込めて描きます♪♪

 

日々、ちょっとずつ、iPad画の練習中。

 

●3月5日

【iPad画ではじめての依頼!】

 

6月の『福祉のえん日』のチラシ挿し絵に向けて、ラフスケッチ中…!

 

iPadでは、思い付いたときに、

脳内イメージを色や形にスケッチできるので、楽しい…♪♪

 

白いキャンバスに色をつけることを、おそれるな。

二の足を踏み続けない。

下手でも良い、一歩、動いて、描くことで、また次の景色が見えてくるよ*

 

●3月17日

おうち仕事☆

 

福祉のえん日のチラシ・下書きの下書き(下絵)、作成中。

 

このごろ、なかなか出かけられなくて、さみしい。

でも、家で、できることを楽しむ、がんばる。

 

絵のなかで紫陽花の国へお出かけ♪

絵があるから、心を支えられている。

さみしさも、うれしさも、全て、絵への情熱へ。

 

●4月29日

【絵の再開】

 

車椅子のリハビリや、食事のリハビリしつつ、入院前に途中まで描いていた、

紫陽花の絵(「福祉のえん日」のチラシ挿し絵)を描くのを再開しましたー!!

 

絵の続きをまた描けて、楽しいっ!!

そして、まだ描けて嬉しいっ(*> U <*)!!

 

1ヶ月ぶりの制作。

 

福祉のえん日のチラシの完成が、当初の予定より遅れてます…、が、

待っててくださいね♪♪

 

緊急入院して、心配だったことは、

大子町6人展の準備のことと、福祉のえん日のチラシ挿し絵の〆切のことでした。

 

どんどん弱くなっていく身体…。

もう、今までのように、制作・発表活動したりすることには、

身体に「無理」があるのかもしれない。

ベッドの上で涙が流れました。

 

でも、周りの支えで、大子町6人展に無事に出品中、

チラシ挿し絵の続きを再開し、心は豊かで、

やっぱりわたしは、絵とともに生きたいな。と感じています*

 

まだ車椅子で絵を描くには、座ること自体が大変で、身体が痛くなったりします。

身体の状態の変化に合わせて、創意工夫して、

ずっと画家活動を続けたいです☆

 

●5月2日

【色塗り】

 

福祉のえん日のチラシ挿絵、絵に文字を乗せて、印刷しました。

文字が入ると、うん、チラシっぽくなってきました(*^^*)

 

プリントを確かめながら、iPadで、塗り進めています!

 

人物の色塗りでちょっと悩んでいて、

iPadでは透明水彩ブラシを使ってるので、

ふと、いわさきちひろさんの水彩画の画集をめくってみました。

 

めくるたび、その絵にわぁと感動し(*> U <*)、描くパワーもらいました!

きょうは、人物の部分を加筆しました♪

 

●5月10日

【福祉のえん日2019】

 

5月7日(火)、新作、完成したどー!!

 

毎年6月の恒例となってきた「福祉のえん日」が今年も開催されます!

 

「福祉のえん日のチラシの挿絵を担当したい!」と第1回目からずっと想って来て、

今年「iPad画」で、チャレンジすることになりました。

 

iPadがある生活の楽しみに導いてくれたのは、

第1回目の「福祉のえん日」とその関連イベントである金森先生の講演会でした。

 

iPadライフの楽しさや嬉しさ、感謝を、

チラシ絵をiPad画で担当することで発信したいと願っていました。

 

ついに夢が叶おうとしています。

 

今年の2月からラフスケッチを描き始めましたが、

4月には入退院、その後も静養しながらの制作で、

当初の提出期限より遅れての完成となりました。

 

やっと…、やっと…、出来たよー!!

やったー!!

 

元号が変わり、令和初の作品の完成です☆

 

挿絵が出来、次は、チラシの完成を、もうしばし、待っててくださいね♪

 

------------------------------------------------------------------------ここまで

 

こういう流れで、

今日、完成した案内チラシとして「夢語り」が実現したことに感動しています。

 

2019_f 完成した案内チラシ
 

2019_b ブース一覧

 

 

令和に変わった日の朝に見た「希望の光」も繋がっていたんですね。

 

ゆっこさんと名づけた「夢準備」期間も含め、

「福祉のえん日」は当日参加できる人もできない人も、

会ったことがある人も会ったことがない人も繋がり合える「ご縁の場」として、

今年も今までの想いと変わらず、楽しく進めていきたいと思っています。

 

今年は会場予約の関係で、終了時間が15:30です。

 

開催時間は短いですが、みなさん、ぜひ遊びに来てくださ~い(*^^*)

2019年3月26日 (火)

支援機器の製作と体験ワークショップのお手伝い~かけはしねっと企画~

 


2月24日のことなので、1ケ月も遅れてしまいましたが、


いつものように備忘録として報告します。



とてもステキな案内チラシを作っていただきました(*^^*)





2年前の「福祉のえん日2017」にご来場くださった事務局の山田さんとのご縁で、

2017年9月にもお手伝いをさせていただいているので、今回、2回めです。


今回は「製作」と「視線入力の体験」という新たな希望も出されました。

お声かけいただいた時から、内容や時間配分など何度も意見交換しました。


意見交換の中で提示してくださった企画の趣旨とも言える内容は、

私たちも大事にしている視点でした。



 ・入力=ボタン(手や指で押す)とは限らない

 ・引っ張る、触れる、見るなど、いろんな入力機器があることを知ってほしい

 ・重度のお子さんでもできることがある

 ・スイッチだけでなく、スイッチで使うものを一緒に考えたい

 ・本人が楽しめる遊び方、使い方を一緒に考えたい

 ・保護者、専門家など立場を問わず、一緒に学び合いたい

 


製作と言っても、製作メインではなく、

スイッチ類の活用の考え方の基本をみんなで学び合う時間にしたいという希望も出され、

製作前に、支援機器類に関するワークショップをすることになりました。

 


事前に参加者が把握できているわけではありませんし、

製作に関しては時間も予算も限られているとのことで、

内容を詰め込み過ぎず、どなたにも無理なく製作できるものを検討しました。

 


山ねこから「半田付けをしない電子工作」を提案された時には想像ができず、

「そんなものがあるのか?!」と半信半疑でした(^-^;

 


山田さんにも「半田付けをしない電子工作」ということで、

その後も意見交換し、以下のものに決まりました。

 


   ①印鑑ケース型プッシュスイッチ


   ②BDアダプター


   ③振動グッズ

 


スイッチはいろんなタイプがありますが、

予算と応用範囲があるものとして「プッシュスイッチ」に決まりました。

 


おもちゃの改造は予算と製作の難易度の関係から、今回は難しいということで、

おもちゃを改造せずに使えるものとして「BDアダプター」に決まりました。

 


この2つに加えて、その場で動かせて、持ち帰られるものとして、

「振動グッズ」は私が提案しました(^-^;

振動の感覚は苦手なお子さんもいますが、使い方次第で応用が効くと考えたからです。

 


山ねこから「振動モーター」を見せてもらい、


「振動モーター」を組み込むグッズ選びも私が担当しました。

 


100円ショップで「カーラー」と「チェアソックス」を見つけた時には、

自分でも「ナイスアイディア」と自画自賛しました(^-^;


Photo_6 振動モーターをカーラーに挟む


Photo_7 カーラーをチェアソックスで覆う




そこから先は、山ねこ担当で準備が進み、

結果的には、①と②は当日の時間の関係上、山ねこが事前製作し、

参加者のみなさんには「完成品」を配布することになりました。


Photo_3 4種類のプッシュスイッチ


Photo_2 BDアダプター

 


山ねこによると「振動グッズ」が「半田付けをしない電子工作」とのことでしたが、

山ねこが事前準備中、傍で見ていても何だかよくわからない私でした。

説明を受けてもよくわかりませんでしたが、以下の内容とのことでした。

 


   ・「ブレッドボード」を山ねこが事前に加工


   ・「振動モーター」「電池ケース」「ジャック」などを山ねこが事前に半田付け



 


確かに、こんなキットを配布され、組み立てるだけでも、


私の場合「電子工作をしている気分になる」と思いました(*^^*)


 


大事なのは製作そのものより、製作後のことです!

 


そういう意味では「半田付けをしない電子工作」はありだなと

山ねこの提案に感心しました!!

 


午前中のワープショップ&製作、午後の視線入力&支援機器類の体験共に、

一日中、会場には熱気があふれていました。

 


後日、参加者の方がFacebookに「参加者の本気度がすごかった」と書かれていました。

私も全く同感です。

みなさんの本気度で、いつも以上に私のテンションも上がっていました。



参加者のみなさんの了承を得て、イベント当日の写真を掲載しています。


楽しい雰囲気が伝わるといいなと思います。



Photo_10 製作風景


Photo_11 製作風景


Photo_12 製作風景


 


お子さん連れの参加者も多く、ご兄弟も参加されていました。

お母さんではなく、小学生のお子さんが製作されているご家族もいらっしゃいました。



Photo_13 製作風景


 


製作後には、お子さんと一緒に楽しまれる方たちもいました。


Photo_16 「振動グッズ」を楽しんでいるお子さん




 


「うちの子は『振動グッズ』が気に入ったみたいです。

でも、スイッチには触れたがらないので、私が操作しています」というお母さん。

『振動グッズ』を顎に当てたり、頬に当てたり、頭に当てたりして楽しみ、

最終的に、そのお子さんはスイッチも自分で操作していました。

お子さんの笑顔はお母さんだけでなく、まわりの人たちの笑顔にも繋がっていました。




「この『振動グッズ』、顎の下に当てると唾液が出てくる。

『唾液腺』に当てるとより効果があるね。

排痰のマッサージが日課だけど、この『振動グッズ』で、

この子が自分でやるっていうのもいいね」というお母さん。


 


私もやってみましたが、確かに、適度なマッサージ感で唾液が出てきました。

 


「『スイッチ』はあまりかわいいものを見たことがなかったけれど、

こんなかわいいケースを使ったスイッチだと使いたくなるね。

私も『キティちゃん』好き!」というお母さん。

 


今まで、長年、学校等で製作会をお手伝いしてきていますが、

製作後に、お子さんたちを交えて、その場で遊び方や使い方を伝え合い、

臨場感たっぷりに楽しみ合えることは少ないです。

 


やっぱり、お子さんたちやご本人が参加できるイベントはいいですね。

 


ご家族同士、支援者同士、ご家族と支援者など…、

参加者同士のコミュニケーションが増えていいなぁと嬉しくなりました。

 


午後の視線入力の体験前のオリエンテーションでは、

視線入力についての解説や設定など留意点と共に、活用事例を紹介しました。




ただ、私たち自身は活用事例を持ち得ていないため、

「福岡の福島さん」に事前に情報提供の協力のご了承を得て、

YouTubeで公開されている活用事例を紹介させていただきました。

福島さんには心から感謝しています。



Photo_17 視線入力体験中


Photo_18 視線入力体験中


 


体験タイムでは、お子さんたち自身にも体験していただけました。

限られた時間のため、充分に体験していただけたかどうかわかりませんが、

体験前にお伝えした活用事例は参加者のみなさんの心に届いたかなと思っています。




山ねこ作のいろんなスイッチや改造おもちゃなどの体験もしていただきました。


 


Photo_28 体験タイムの様子


 


昨年の新作「マイク型音声スイッチ」や「くるくるレインボー」も人気でした。


 


Photo_30 「マイク型音声スイッチ」で遊んでいるお子さん


 


お子さんたちに人気だったのは、予想通り「飛行機」や「電車」などのおもちゃでした。


 


お子さんたちが夢中になって遊んでくれると、


お母さんたちや大人の方たちにも楽しさが伝わり、笑い声が響きます。


 


「もっと遊びたい~」と言って泣いているお子さんもいましたが、


それくらい楽しんでもらえると嬉しいです(*^^*)



 


このイベントは、その後もいろいろ広がりが生まれています。

 


代表の根本さんから届いたメールです。

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会場全体が熱気あふれ、みなさんの関心の高さが伝わってきました。

参加された御家族より、

「パパが帰宅後すぐに、本(※)を注文しました!」

「こどもが作ってきたスイッチで遊んでます」とメッセージをいただきました。

企画したものとしても嬉しいです。

     ※マジカルトイボックスの本

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群馬から参加された事業所の方からコメントです。

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お子さんが大好きな折り紙で折ったかぶと虫を「振動グッズ」に被せて使ったら

「本物?じゃない?なぜ動く?」とお子さんが想像を巡らせていました。

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「折り紙のかぶと虫を被せる」というアイディアは、

「振動グッズをテーブルに置くと動く」という発見から生まれたものだと思います。

 


製作会ではあえて紹介しませんでしたが、実は、テーブルに置くと動くのです。

 


私は、カーラーとチェアソックスを外してしまい、

「振動モーター」そのものをいろいろなものに取り付けて遊んでみました。



「カエルグッズ」に取り付け、ついでに、スイッチも「カエル仕様」にしてみました。

動くカエルと一緒に「春よこい」~って感じで、楽しく遊べました(*^^*)



Photo_20 動くカエル


 


Photo_21 金魚を釣る(?!)カエル


顎に当てると唾液が出ると教えてくださったお母さんのお話を元に作ったものもあります。

市販のネックウォーマーに「振動モーター」を挟んでみました。













 


「振動モーター」を「茶こし」に貼り付けて「電動粉ふるい」も作ってみました。







 


製作物を「振動おもちゃ」ではなく「振動グッズ」と命名したのは、

遊び心と柔軟な発想とアイディア次第で、無限に広がるものと考えていたからです。

 


「振動グッズ」はカーラーとチェアソックスで覆った完成品のようですが、

そういう意味では、完成品ではありません(^-^;

 


「振動グッズ」をどんなふうに使うかは、感性とアイディア次第なのです(^^)v

 


お母さんたちのお話の中には「ものづくりのヒント」がたくさんあります。

これからも意見交換しながら、一緒に楽しい遊びや生活を広げていきたいなぁと思います。

 


企画の趣旨として提示していただいた中の、

「保護者、専門家など立場を問わず、一緒に学び合いたい」ということは、

私たちにとっても、とても重要な視点です。

 


「学ぶ」は「遊ぶ」ということでもあり、「生きる」ということでもあります。

 


ご縁あって出逢えたお子さんたち、お母さんやお父さんたち、支援者の方たちと

これからも繋がり合っていければと思っています。

 


今回のイベントのお手伝いは、今後の山ねこ工作室の活動にとって、

たくさんの示唆をいただけるものになりました。

 


かけはしねっとのみなさん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

 


イベントのことは「かけはしねっと」のブログにも報告されているので、

ご紹介しておきます。


https://kakehashinet.jp/info/2505960

 


最後になりましたが、今回は八木ちゃんだけでなく、

OTの楠木さんにもサポートしていただきました。

お2人のサポートのおかげで、当日、私はお喋りに専念できました(^-^;


この場を借りて、お礼を伝えておきます。





2019年2月22日 (金)

「マイク型音声スイッチ」のその後

私たちがいろいろなところで「支援機器の製作会」のお手伝いをするようになって、

13年が経ちました。



スタートのきっかけはマジカルトイボックスのイベントに初めて参加したことでした。



言い換えると、2002年にマジカルトイボックスのイベントに参加しなければ、

今のように製作会をお手伝いするような生活には繋がらなかったかも知れません。




依頼者の方がいて、依頼者の方や関係者の方たちと共に、

自助具や支援機器など、ものづくりをしてきた私たちにとって、

製作会のお手伝いは新たな楽しみとして年月の積み重ねの中で息づいてきました。



このブログでも何度も紹介し、長年のおつき合いになるのは水戸特別支援学校です。



昨年の製作会でみなさんと作ったものは「マイク型音声スイッチ」です。


Photo   スイッチの動作確認中


これは「音センサー」を仕込んだスイッチで、いろいろな形があると思いますが、

「マイク型」にしたことが「おもしろい」「楽しい」を引き出すことに繋がったかなと

私たちとしては思っています(自画自賛)。



2018年度 水戸特別支援学校での教材・教具製作会のお手伝い
 
http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/2018-7b99.html




現場からは「マイク型音声スイッチ」の活用報告はなかなか届かず、

残念に思っていたところ、ある先生から報告が届きました。

写真はありませんが、ご了承を得たので、報告メールをご紹介します。





ここから--------------------------------------------------------------------




モーツアルトの音楽をウォークマンで流したものを「マイク型音声スイッチ」で拾い 、

扇風機や明かりがつくおもちゃを反応させました。



曲の盛り上がりに応じて、扇風機が回ったり、明かりがつくようにして、

「音と光」「音と風」を同時に感じることを学習しています。




(1)マイク型音声スイッチの活用法を思いつくまで


教材の活用を模索している時は

児童のどこか音が出ているところがないかを探しました。

良いところが見つからなかったので、DVDでNHKのみんなのうたを見ながら

私がマイクで歌って扇風機を回して 声に合わせて風を感じる活動を実施していました。



そのうちプレイヤーのスピーカーからの音を直接拾えないかと思い、

マイクをスピーカーにあててみると

曲の盛り上がりで、扇風機の回るタイミングが変わるのが面白いことに気がついて、

今回の活動に結び付きました。



(2)曲選びは?



一般的にモーツアルトは情緒を安定させる作用があると言われているので、

教員が選びました。

周波数とか細かいことはわかりませんが、実験して確認されていることのようです。



曲は 季節感を出すために、クリスマスに変えてみたりしています。

効果音として風の音や雨の音を使用することもあります。



(3) 学習の意味合い



風の音や雨の音など、室内では聞くことができない音があります。

その音を風と同時に聞くことで、皮膚で感じることができます。

教師が意図する音が何なのかを生徒が感じやすくなるのではないか?と

仮説を立てて実施しています。



追加として…



おもちゃをランプにして見ました。

曲に合わせて点滅するのも楽しいと思って眺めていましたが、

生徒によっては発作を誘発するおそれがあるため、現在は授業では使っていません。



キーボードのスピーカー音を拾って、扇風機を回すことはやってみました。


-------------------------------------------------------------------ここまで



使っているのは重度のお子さんとのことです。



「マイク型音声スイッチ」というと、

「子どもたちの声を入力して使う」「発声を促す」と考える方も多いかも知れませんが、

音楽や音を入力させて光や風に繋げられたことが、とてもおもしろいなぁと思いました。



先生がご本人の好きなことを知っておられて、

「ご本人の心地よい、嬉しい、楽しい」に繋がるステキな関わりだと思います。




今は、受動的な使い方かも知れませんが、

私たちは、何事も「ご本人の心地よい、嬉しい、楽しい」から始まると思っているので、

主体的な使い方に繋がっていく未来を感じました。




この「マイク型音声スイッチ」、

実は、1月のマジカルトイボックスのイベントの日に持参し、

「山ねこ工作室からのお年玉」として「交流会の景品」に加えていただきました。




参加者全員のくじ引きでは見事に外れてしまい、持ち帰ることになるかと思っていたら、

スタッフの方に当たりました(ホッ!!)



当たった方からは「今、ちょうどほしいと思っていたもの」と喜んでいただき、

とても嬉しくなりました。




その後、嬉しいことに報告が届きました。

ご了承を得たので、ご紹介します。



ここから--------------------------------------------------------------------


本校は知的障害の特別支援学校です。



生徒の中に「緊張すると言葉に詰まる」「発音が不明瞭な時がある」「音読が苦手」という

生徒がおります。



しゃべり出しは比較的はっきり聞こえるのですが、

数文字後は何を言っているか聞き取りにくいのです。



無理矢理文字に起こすとすると、

朝の挨拶が「おはよ *#$&%*+¥ ます」っていう感じで聞こえます。



そんな生徒の自立活動の授業で、

いただいた「マイク型音声スイッチ」と

ミラーボール(マジカルで製作したもの)のおもちゃを繋いで発声の練習をしています。



しっかり話せているときは、ミラーボールがちゃんと光りますが、

*#$&%*+¥の部分は全く感知しないので

本人もしっかり話せているか否かが、視覚的に分かるようです。



ミラーボールが光らないときは、何度も何度も言い直し、

正しい発声、発音の練習をしています。



とても効果的で、ここのところ、あのマイクを持った時には

とても上手に発声することができてきています。

効果てきめんです。

本当にありがとうございます。



この生徒の発声の練習は、昨年まで聾学校で勤務していた先生が担当しており、

自立活動の時間に毎日行っているものです。



その先生から、「本人が自分がちゃんと発声できているか

目に見えてわかるといいな」という声は以前から聞いておりました。



聾学校には「発音・発声をチェックする機器」があるのですが、

知的の本校には当然ないので・・・なんとかならないかなと私自身考えていたところでした。



あのスイッチをいただいたのが、ちょうどそんな時でしたので

1月の授業から早速その先生に依頼して使ってもらうことにしたのです。



最初は100円ショップの扇風機につないだのですが、

ちゃんと発声できていなくても簡単に反応してしまうので、

もう少し負荷のかかるもので、しかも見栄えがよいものはないかな…と色々試してみて、

ミラーボールにたどりつきました。



本人もとても意欲を持って取り組んでおりますので、今後も授業で継続していく予定です。


--------------------------------------------------------------------ここまで



写真はありませんが、情景が目に浮かぶようです。



前述のお子さんとはまた違った使い方ですが、

「ご本人の心地よい、嬉しい、楽しい」に繋がるステキな関わりということが

共通していると思います。

しかも、このお子さんは「意欲」にも繋がっています。



依頼者の方からの依頼で作ったものではなく、

製作会の題材として作ったものであっても、

作ったものが「楽しいもの」「役立つもの」として息づいていることをご報告いただくと

嬉しいです。




実は、この「マイク型音声スイッチ」にはまだ後日談があります。



マジカルトイボックスの自己紹介タイムで、山ねこが紹介した後、

「わけてほしい」と懇願された参加者(Yさん)がいらっしゃいました。



Yさんの地元での活動のお話を伺い、

「タイムリーに、今、使ってみたいお子さんがいる」との熱い想いもあり、

お譲り(実費でご購入)しました。



その後、北海道の笹野さんから連絡がありました。



笹野さんは今回のマジカルトイボックスの製作講座で大変お世話になった講師の方です。



笹野さんはYさんから「地元で量産してほしいとの依頼」を受けて、

「マイク型音声スイッチの製作会」を開くことになったそうで、

山ねこ工作室宛に「コピー製作」OKかどうかの問い合わせでした。



山ねこがOKのご返答をすると、嬉しいことに、写真付きで、

ステキな「リニューアルバージョン」の情報をいただきました。



Photo_2  


     3Dプリンターで作成したスペーサー(笹野さんより写真提供)




笹野さんの「回路と電池全体をマイクロフォン内に収納できないか」という話は

山ねこも考えていました(未実施のまま)。




笹野さんと山ねこのやり取りを見ていると、

ものづくりの達人の会話だなぁと、私も楽しくなってしまいます(*^^*)




製作できない私ですが、それが実現したら嬉しいなと思っていたところ、

今日、笹野さんから写真が届きました。


1
    

   回路と電池全体をマイクロフォン内に収納(笹野さんより写真提供)





北海道で「リニューアルバージョンのマイク型音声スイッチ」が

子どもたちの「楽しい」や「できる」に広がっていくんだと思うとワクワクします。



それにしても、100均ショップの店員さんたちは、

「おもちゃのマイク」の大人買いが起きる現象を不思議に思っているだろうなぁ…。

でも、それもまた楽しいですよね(*^^*)




ちなみに「マイク型音声スイッチ」を作るために購入される場合は、

「ダイソー」の「ステージマイク」が良いですよ。


Photo_3 ステージマイク


Photo_4  マイクのヘッド部分を開いた写真


Photo_5  ステージマイク の内部




他のお店のはマイクのヘッド部分が開けないため、使いにくいらしく、

山ねこの判断は「ダイソー」の「ステージマイク」が適しているとのでした。

マイクのスイッチのON/OFF部分が本物のような仕様になっているのも良いです!!




最後に、

昨年の水戸特別支援学校での製作会の時に作った「製作手順書」を紹介しておきます。



http://www.magicaltoybox.org/kinta/download/microphone_manual/



以下は、山ねこからの補足説明です。


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1.ケース(セリア)

 トレーディングカードケース 2P (45枚用)



2.ステージマイク(ダイソー)



3.サウンドセンサーモジュール 5個セット


(HiLetgoR サウンドセンサーモジュール声検出声コントロールスイッチ)
https://www.amazon.co.jp/HiLetgoR-5個セット-サウンドセンサーモジュール声検出声コントロールスイッチ-並行輸入品/dp/B0116IZ3AQ/ref=nav_ya_signin?ie=UTF8&qid=1547720362&sr=8-1&keywords=%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB&



4.スペーサー

 発砲塩ビの板ですが、サウンドセンサーモジュールを マイクの中心に固定できれば、

 材質、固定方法は問いません。



10.スライドスイッチ

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02627/


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100均ショップの商品は、ものによっては販売中止になったり、

仕様が変わったりするものがありますが、

今のところ、マイクに関しては同じタイプのものがまだ売られています。



ご興味のある方は、ぜひ作ってみてください(^^)v



そして、もっともっと「製作や活用事例の情報交換」ができるといいなと思っています。

2019年2月 7日 (木)

今年も、やっぱり「楽しいマジカルトイボックス」から始動(^^)

2月に入ってしまったけれど、備忘録として書いておこうと思います(^-^;



山ねこ工作室の2019年初の活動は

1月5~6日、マジカルトイボックスのイベント参加でした。



   第47回マジカルトイボックスイベント

   http://magicaltoybox.org/mtb/wp-content/uploads/2018/10/mtb2019-1event.pdf




2002年から私たちの毎年恒例参加行事(笑)になっているので、

今年も参加できて良かったです。



講演は金森克浩さんによる「視線入力装置入門」でした。

「入門」となっていますが、金森さんは前置きとして、

初心者向けというより、すでに「視線入力装置」を知っている人や使っている人が

「導入方法と留意点」など「重要な基本」を再確認することであるとおっしゃっいました。



山ねこ工作室でも、視線入力を体験したいという希望や依頼が増えています。



紹介&体験の際には、導入時の留意点や姿勢への配慮や設定の仕方など

重要性を伝えているつもりですが、浸透していきにくいところも感じています。



みなさんに後日談を伺うと、使用されているモニター画面が小さかったり、

姿勢への配慮や設定の仕方が不的確だったりするせいなのか、

「うまくいかなかった」という話が出て、とても残念に思います。



でも、そんな現状は、私たちがまだまだよくわかっているとは言えず、

「充分伝達できていない」からだと反省しています。

何事も最初からうまくいくとは限らないとは言え、

「良いもの」であっても「重要な基本」をしっかり押さえて対応しないと、

こうしたことが起きてしまうのだと思います。



そういう意味でも、金森さんの前置きを心に留めて、お話を聴きました。

金森さんのお話はもちろん、その後の外山さんや谷本さんからも、

支援者側の対応の重要性が具体的に伝えられました。



配布された資料はここには掲載できませんが、

「kintaのブログ」の中で触れられているので、紹介しておきます。




   マジカルトイボックス第47回イベント無事終了しました。

   http://www.magicaltoybox.org/kinta/2019/01/07/18469/



「視線入力装置」の体験タイムでは、

講演前に参加者に問いかけられた人たち(①~③)を混成した班で、

班ごとに準備されているパソコン等を使って、設定を含めた体験実習をしました。


    ① 視線入力装置の未経験の人

    ② 視線入力装置を体験したことがあるがよくわからない人

    ③ 視線入力装置をサポートしている人(わかっている人)



ちなみに、山ねこも私も②なので、別の班になりました。



私の班にはiPadが準備されていました。


iPadでも視線入力ができるとは知らなかったので、

まず、私はそれに戸惑ってしまいました(@_@)



そのiPadはWindowsパソコンのように使えるようにしてあるとのことでした。



その方法を学び、対応できるようになるのは私の力量外のことなので、

「iPadがWindowsパソコンのように使えるようにできる」ということを知っただけでも、

私には大きな学びでした(*^^*)



Windowsパソコンのように使えるようになっていたiPadとは言え、

画面は小さいし、固定するスタンドなども準備されていないので、

箱を積み上げて高さを調整したりして、

視線入力の体験をする前の設定段階でいろいろ難航しました。


Photo_13   「視線入力装置」の体験タイム


Photo_14   「視線入力装置」の体験タイム



同じ班の方たちと一緒に試行錯誤しながら視線入力の体験実習をした後は、

意見交換の時間があり、設定のしかたや導入の際の留意点など、

体験実習を通じて感じたことをお互いに出し合いました。



お使いになるご本人に提供する場面で、支援者が設定に難航してしまうと、

ご本人に「うまくできない」「難しい」「楽しくない」というような

ご自身への不全感を感じさせてしまう可能性があるということをあらためて痛感しました。



まわりを見ると、パソッテル(ノートパソコンスタンド)や

モニター画面の大きいノートパソコンが準備されていた班もありました。



他の班の体験実習の様子や意見交換の内容はわかりませんが、

班によって、準備されているものが違っていたのも、

体験実習での実体験を通じて、「導入方法と留意点」などに気づいたり、学んだり、

再確認したりする時間だったのかなと思いました。



ご本人たちに使っていただく前に、

支援者が何度も実際に使ってみて、時には失敗体験をする中で、

留意点をより明確化して、対応策を熟知して導入していけると、

ご本人たちに無用な不全感を感じさせることなく、

楽しい実感やもっとやってみたいという想いを持っていただけると思います。



これは「視線入力装置」に限らず、

スイッチ等支援機器類を導入、提供する時にも共通することだと思います。

私たちのスタンスを振り返る体験実習ができて良かったです。



製作講座は、

「iPadをスイッチでコントロールするためのBluetooth SwitchBox」の製作でした。



製作講座も「視線入力装置」の体験実習と同じ班だったため、

今回、初めて山ねこと別々のテーブルでした(T_T)



私は右目が弱視の上、緑内障で視野欠損もあるため、

視覚の左右差が激しく、微細な電子工作ができません。



そのため、2002年以降ずっと参加していると言っても、

私の製作物の電子工作部分は、山ねこにやってもらっています。



そんな実情なので、とても不安な中、製作時間が始まりましたが、

同じ班の大井さんにサポートしていただきながら、

何と何年かぶりに、私1人で「抵抗3本だけ」を半田付けしました。

昨年買った「ハズキルーペ」はかなり役立ちました(^^)v


Photo_15   半田付け作業中


Photo_16   半田付けしたもの



残りの半田付け作業はできないため、別班の山ねこのところに持って行き、

最終的には、私の分も、山ねこに仕上げてもらいました(^-^;


Photo_17  大満足の笑顔でピース!


Photo_18   山ねこと動作確認中



私の製作講座は、全ての作業を自分一人でやることが目標ではなく、

そんな部分的な作業であっても、達成感を感じられる時間になっています。



今回は特に、抵抗3本だけの半田付け作業ができたので、

いつも以上の達成感を感じて、とても嬉しかったです(*^^*)



その後の「スイッチインターフェース活用講座」では、

自分の作ったものを使って楽しく演習をすることができました。


Photo_19   スイッチインターフェイスの勉強中



製作講座での達成感や満足感が楽しい演習にも繋がっていたように思います。



夜は待ちに待った(笑)交流タイムでした。

参加者全員が1分程度の自己紹介をした後、くじ引きを楽しみました。



今回はスタッフの方たちの自己紹介もあったので、とても嬉しかったです。



1分程度であっても、それぞれ個性が出ます。

講演や製作講座だけでなく、参加者のみなさんのお話を聴ける時間は楽しいです。



その後の懇親会では、その自己紹介の交流タイムからの流れで、

いろいろな方たちと語り合うことができました。


4_2   懇親会


Photo_20   懇親会



マジカルトイボックスのイベントは、初めて参加した当初から、

交流タイムが組まれているのが、私たちにとっては最大の魅力です。

特に、みなさん、全国各地から参加されているので、

話題もいろいろ出て、おしゃべり好きの私には楽しい時間です。



お話を伺って、新たに遊びに行きたいところも見つかりました(*^^*)



2日めは「自由製作」でしたが、私は製作はしないので、

前夜に続いて、情報収集・情報交換の時間にしました。



自然と「ものづくり」好きの人たちが集まってくる状況だったので、

会話の内容についていけないところはあっても、

「ものづくり談義」は私にとって楽しい時間です。

お話されている方たちの楽しさが伝わってくるからです。


Photo_21

      大井さん作成の振動クッションをお借りして空気圧センサースイッチの説明中



Photo_22   人気者のお2人



やっぱり、マジカルトイボックスは楽しいです!



製作講座で製作しない私ですが、マジカルトイボックスの世界が大好きです。

ずっと元気でいられたら、また参加したいなと思います。

2018年12月13日 (木)

ジョイスティック操作で「EyeMoT」を楽しむ

先月の話です。

11月25日、

特別支援学校の先生と病院のOTさんが山ねこ工作室に来られました。



目的は「マイク型音声スイッチの製作」と「ミニ扇風機の改造」でした。

お2人が共通して関わっていらっしゃるお子さんなどへの活用を考えていらっしゃるようです。


Photo   ミニ扇風機の改造中



OTさんからは、別途、相談もありました。

電動車椅子に乗り換えるお子さんのために、

ジョイスティック操作の練習ができるようなゲームソフトがないかとの相談でした。



いろいろ調べたものの使い勝手が良いものが見つからないとのことでした。



そこで、山ねこが提案したのが「EyeMoT」です。




「EyeMoT」は視線入力練習用のソフトですが、ジョイスティックでも操作できます。




Photo_2   「EyeMoT」体験中



Photo_3   「EyeMoT」体験中



Photo_4   「EyeMoT」体験中



Photo_5   「EyeMoT」体験中




OTさんは体験しながら、

「おもしろい!」「楽しい!」と連呼されていました。



体験した感想としては、動きやスピードなども

使ってみたいお子さんの状態に適しているようとのことでした。



「EyeMoT」は楽しめて、達成感を感じられるソフトなのは、私自身も体感しています。



私は「EyeMoT」が視線入力だけでなく、

ジョイスティックとの組み合わせができることを初めて知り、

このソフトの活用の幅が広がると思いました。



私は良いものの存在を知っていても、

まだまだ知らないことがいっぱい…トホト…(^-^;



それでも、こういう機会に、人と人とが出逢い、繋がっていくと、

楽しく、有効な道具もまた、より良い広がりで繋がっていくということを

あらためて実感する時間になりました。



OTさんから報告をいただいたら、また報告したいと思います。




山ねこが提案した「EyeMoT」について書いてあるブログです。



「ポランの広場」より


視線入力訓練ソフト EyeMoT 2D

https://www.poran.net/ito/research/eyemot-2d


視線入力訓練ソフト EyeMoT 3D

https://www.poran.net/ito/research/eyemot-3d



こんなYouTubeも見つけました。



視線入力ソフトEyeMoTの受賞記者会見の地元ニュース


https://www.youtube.com/watch?v=7gLV36phwQM

2018年10月13日 (土)

動画の紹介 ~ 視線入力でのパソコン操作 ~

10月5日のブログの中でご紹介した原田稜大さんのお母さん(美代子さん)が

「視線入力でのパソコン操作」という動画をFacebookに投稿されました。



9月17日の盛岡のシンポジウムで、稜大さんが発表されたスライドショーです。




ご了承を得てたので、このブログでもご紹介します。


https://www.youtube.com/watch?v=0KhVnm_rtwU&feature=share




「MMD」って何?


「アニメーションを自作する」ってどういうこと?




シンポジウムでお話をお聴きするまで、

何のことだか、さっぱりわかりませんでした(^-^;



お話を聴いても、私には難しい分野です(^-^;




でも、「視線入力」との出逢いによって、

稜大さんの生活が豊かになり、自信を高めていかれたことはわかります。

稜大さんのハツラツとした笑顔も印象的です。



支援者と呼ばれる私たちが、この動画を観て感じること、

この動画から学び、実践していかないといけないこと…、

深くかみしめながら、繰り返し、観せていただいています。



ぜひ、いろんな方たちにも観ていただきたいなと思います。



盛岡での出逢いとこの動画から、

「できる」に繋がる支援のあり方を

稜大さんと美代子さんから教えていただいたことに感謝しています。



私の今後の課題として、

「わかりやすく観てもらえるスライドショーの作り方」も学びながら、

私も苦手なりに挑戦していこうと思っています(*^^*)



「学び、挑戦するきっかけ」をいただいたことにも感謝です!!

2018年10月 5日 (金)

熱気あふれる盛岡のシンポジウムに参加して

9月17日(祝・月)に開かれたシンポジウムに参加してきました。

開催から2週間以上も経ってしまいました(-"-)

またもや報告が遅くなりましたが、備忘録として書いておこうと思います。



<重度障害者を支援する>実践者のための 視線&スイッチ入力のシンポジウム in 盛岡

http://www.poran.net/ito/wp-content/uploads/2018/08/20180917_Pos_Morioka_04.pdf



当日配布された資料は公開されています。

https://drive.google.com/file/d/1t1N8poYSnrW2EVT7pCI_SkViSru9HKzI/view



主催者のお1人でもある伊藤史人さんのブログには【講演映像集】が掲載されています。


2018.09.28

【講演映像集】

<重度障害者を支援する>実践者のための視線&スイッチ入力のシンポジウム in 盛岡

http://www.poran.net/ito/archives/9966



こうして講演内容が映像として観られるようになっていると

参加者には再確認になりますし、

参加できなかった方たちにとっても貴重な情報になります。



こうした報告をされているのは、伊藤さんが研修等で、

「発信することが大事」とおっしゃっていることにも共通していると思います。



いわゆる支援者と呼ばれる立場の方たちだけでなく、

登壇者や参加者の中に、当事者と呼ばれる方たちが参加し、

共に学び合っていくスタイルにとても共感します。



当日の様子がわかる写真をいくつか掲載しておきます。


Photo   登壇者の方たち勢ぞろい



Photo_2   原田稜大さんのプレゼン



Mmd   原田稜大さんのプレゼンより



Photo_3   原田稜大さんのプレゼンより



Photo_4   福島勇さんのプレゼンより



Photo_5   中島勝幸さんのプレゼンより



Photo_7   引地晶久さんのプレゼンより



Photo_6   菊池直実さんのプレゼンより



Photo_8   藤山健二さんのプレゼンより



Photo_9   及川勝利さんのプレゼンより



Photo_10   板倉ミサヲさんのランチセッション



Photo_11   原田稜大さんのビュッフェ



Photo_12   

 稜大さんが右手の指で使っているスイッチ(お母さん作)



Photo_13   

 稜大さんが左手の指で使っているスイッチ(お母さん作)



Photo_14   中島勝幸さんのビュッフェ



Photo_15   藤山健二さんのビュッフェ



Photo_16   福島勇さんのビュッフェ



事例報告の時に、

生活の中で使っていらっしゃる方たちの写真や映像が流れるだけでなく、

パネルディスカッションでは、ネットワークを利用したビデオ通話で、

ユーザーの方たちもディスカッションに参加されました。


Photo_17   ビデオ通話で参加された方たち



Photo_19   

 ビデオ通話からの映像  足の指につけたスイッチ(お母さん作)



伊藤さんが企画・運営・実践される研修に参加するたび、

私もこういうスタイルの場をやれたらいいなと思います。

ただ、テレビ通話等をやるためには、

私の苦手な分野は誰かに助けてもらわないとできませんが…(^-^;





シンポジウムの中のみなさんのお話の中で共通していたのは、

それぞれの立場や職種が違っていても、

支援者は子どもたちの可能性を信じ、「できるを引き出す力」を磨き、

関係し合う者同士が繋がり合い、具体的に実践していくこと、

そのための労力を惜しまないこと…ということでした。




私にとっては「そんなのわかりきっている」と言えるようなことですが、

当事者の方たちを含め、それぞれの方たちが異口同音におっしゃるということは

そうではない現実があるということなんだと思います。


組織という枠組みや各自の所属の中での決まり事(あるのか?ないのか?)で

流れが詰まっていたり、できるはずの繋がりができていなかったり、

引き継がれていなかったり…リアルな現実も知らされて、ショックもありました。




今、動かないで、いつ動く?!

「とにかく、やる」…

「実績を積み重ねていく」…ということが未来に繋がる!




昔、他の研修でお話してくださった講師の方の

「今が幸せであれば未来も幸せになれる」

「子どもたちの未来の幸せに繋がる今の生活に関わっているという意識を持って

支援していくことが重要」というコメントにも共通していると思いました。




視線入力はここ何年かずっといろんなところで注目されています。



体験会などのお手伝いをする私たちの場でも、

視線入力は、今一番、注目されているように思います。

ただ、その中でとても気になるのが「使用環境」のことです。



私たちはスイッチ等支援機器類の製作にも関わっていますが、

機器類そのもの以上に重要視しているのが、

「ご本人の実情把握」と使われる際の設定のしかたなど「使用環境」です。



どれだけ良いものであっても、設定のしかたなど「使用環境」を的確にしないと

ご本人の負担になったり、「合わないもの」と捉えられてしまったりします。



状況によっては「できない」という想いを強めてしまうこともあります。



「できるを引き出す力」を磨き、ご本人の幸せに繋がっていくはずものが、

支援者側の対応によって逆行してしまってはいけないと思います。



日頃からそんなことを思っているので、

各登壇者の方たちが、それぞれのプレゼンの事例紹介の映像やビュッフェ形式の実習の中で、

「パソコンの高さや向き、角度など設定のしかたやフィッティング」など、

とても細やかに対応されていることを見聞きして、

「ご本人に合った的確な使用環境」が重要ポイントだと再認識できました。





「見た目で判断しないでほしい」

「養護学校は、楽しかったけど勉強するのが少なかったです」というメッセージは

とても心に響きました。


Photo_20   ビデオ通話からの映像





私が障害のある子どもたちに関わり始めたのは40年近く前になりますが、

当時は今のような支援機器類は身近にありませんでした。




それでも、半ば手さぐり的だったかも知れませんが、

どんなに重度と言われる子どもたちも

「わかっている」

「いろんな想いを持っている

「伝えたい気持ちがある」…と信じて、

お母さんたちと一緒に関わってきました。




一番身近にいるお母さんの「我が子が持つ力への信頼」と

支援者と呼ばれる私たちの「子どもたちが持つ力への信頼」が、

日々の療育を通して、子どもたちの未来に繋がっていったように思います。



今は、いろんな支援機器類があり、進化もしています。

当時、こういうものがあったら、

その頃の子どもたちのまた違った未来が切り開けたかも知れません。



今回のシンポジウムでは、私自身の過去の振り返りもできて、

今だからこそできることは何かを自分自身に問うことができました。





25年位前までの私は「パソコンは嫌い、使う人も嫌い」と言っていました。



そんな私をよ~く知っている人たちは、

パソコンはもちろん、私がiPadや機器類を使っているのを見て驚いています。



人は変われるのです(^^)



まだまだ、ICTの分野は得意とは言えませんし、

これから先も苦手分野なのは変わらないと思いますが、

自分の障害や困難さに対応できて、快適な生活につながるものは、

積極的に使っていこうと思います。




情報として私が知り始めた支援機器類の活用によって、

今の生活が変わり、できることが増え、伝えることができる機会が増え、

幸せで快適な生活に繋がっていく人たちがいるなら、

私は私にできることをして、お手伝いしていけたらいいなと思っています。




私の報告は独断的な感想ばかりの報告です。



登壇された福島さんのブログを紹介します。

ブログ本文内から、いろんな方たちのFacebookのページにも飛んでいけます。

そちらも読んでいただけるといいなと思い、紹介しておきます。



2018.09.19

行ってきました!視線&スイッチ入力のシンポジウム in 盛岡

http://sam-eatlab.blog.jp/archives/12121297.html



2018.09.27

【必見】盛岡でのパネルディスカッションがYouTubeで公開!

http://sam-eatlab.blog.jp/archives/12220441.html



登壇された菊池さんから送っていただいた「盛岡タイムスに掲載された記事」もあります。


Photo_18   盛岡タイムスの記事




登壇された原田稜大さんが制作されている「MMD」が観られるYouTube動画もあります。

https://www.youtube.com/channel/UChMhWudg5sITw2-RfJbdzsA




シンポジウムからの流れで、とても興味深かった伊藤さんのブログも紹介しておきます。

2018.09.23

あの「パソッテル」の川端鉄工所からメールが。。。

ttp://www.poran.net/ito/archives/9977



以上、今回のブログはたくさんの人たちの力を借りて書きました。

みなさん、ありがとうございましたv(*^^*)v

2018年9月13日 (木)

「第2回 スイッチ教材製作セミナー in 周南(山口)」のお手伝い

夏休み2つめの活動の報告です。

(超長文であることを予告しておきます)



事前準備のことは以下のページに書きました。



今年度もお手伝いします (周南総合支援学校のスイッチ教材製作セミナー)

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-b7f7.html




今年も帰省時期に合わせて企画していただいたことで、無理なくお引き受けできました。



日にちは昨年度同様「8月11日 山の日」でした。

2年続けて「山の日」開催なので、私たちは「山ねこの日」と名づけました(^^)



Photo   スライド トップ画面




今回は、嬉しいことに「徳山高専とのコラボ企画」でした!!



いつも、セミナーのワークショップでの山ねこの話の中で、

「遠くの山ねこより、近くの高専」という「ことわざ?!(笑)」と共に、

「Kosen-AT」をご紹介しています。



まさしく、今回はそれが実現したような企画でした。



昨年度の会場は周南総合支援学校でしたが、

今回の会場は「徳山高専」でした。



昨年度同様、参加者は周南総合支援学校の先生方に限定されていなくて、

今年は山口県内はもちろん、福岡県からの参加者もいらっしゃいました。



午前のワークショップでは、

徳山高専の「高専の障害者支援活動の事例紹介」が組まれていて、

午後の製作会では「高専の学生さんたちの製作サポート」があるとのことでした。



周南総合支援学校の田原さんと高専の三浦先生との繋がりはもちろん、

日頃から「学校同士の繋がり」があるからこそ実現した企画だったようです。



~共生社会を支える「誰にでも地球にも優しい技術者」育成を目指して~という

三浦先生の資料の表題を見るだけでも、ワクワクしました。



お話の中では「周南総合支援学校と徳山高専の連携」のことにも触れられました。



「お互いの得意なところを無理のない範囲で提供し合う」というスタンスが、

企業も含めた良い流れに繋がっていることも知りました。



Photo_3   ワークショップ(高専 三浦先生)

 
Photo_12   ワークショップ(山ねこ)


Photo_6   ワークショップ(山ねこ)


Photo_7   ワークショップ(かりん)


Photo_8   「展示物」説明中(山ねこ)


Photo_9   「展示物」説明中(山ねこ)


Bd_2   「BDアダプター」説明中(かりん)


Photo_10   

  徳山高専と周南総合支援学校の連携で作られた教材・教具


Photo_11

  徳山高専と周南総合支援学校の連携で作られた教材・教具
  



今回、もう一つ嬉しかったことがあります。

参加者の中に高校生や大学生がいたことです。



大学生の方は、理科系の大学に通う方で、お母さんが特別支援学校の先生でした。



お母さんは昨年度も製作セミナーに参加されていて、

普段、授業で使っている教材が壊れると、

息子さんに修理をお願いしているそうです。



今回、どうせなら、息子さんと一緒に参加し、

ワークショップで息子さんにいろんな支援機器類を直接見てもらえれば、

一目瞭然かなと思って誘ったそうです。



息子さんも、実際に機器類を見ることができて良かったとおっしゃっていました。

製作会ではお母さんだけでなく、同班の方たちの製作サポートもされていて、

とても心強い存在でした。



高校生の方のお母さんは、小学校の先生で、

普段は、受け持ちの子どもたちも含め、こういう世界とは無縁らしいですが、

「おもしろそうだから参加した」とおっしゃっていました。



高校生の息子さんは日頃からいろんなしかけのあるものづくりをしているらしく、

お母さんが誘ってみたとのことでした。



ところが、息子さんは「特に、好きでもない」「何となく参加した」…と、

淡々とした返答をされていました(^-^;

思春期だからでしょうか、恥ずかしさもあったのかも知れません。



私はこの「おもしろそうだから」とか「何となく」という感覚も好きです。



どんなことでも、直感的に「おもしろそう」と感じると参加したくなる私です。

分野にとらわれず、参加してみると、

予想以上におもしろくて、学び多い場もたくさんあります。



どこで何に出逢うかわからないので、私はこういう感覚も大事にしています。



今年度も聴覚障害のある先生も参加されていたので、

午前・午後とも、手話通訳の方たちも参加されていました。



手話通訳の方たちとも打合せやお帰りになる時間に少しお話しましたが、

展示してあるような支援機器類を見る機会は少ないらしく、とても新鮮だったようです。



ワークショップは、多世代、いろんな立場の方たちが参加されていたので、

私が紹介した事例報告もいろんな受け止めをしていただけたかなと思っています。



学齢期のお子さんたちの活用事例だけでなく、

水戸特別支援学校でのワークショップでもご紹介した高知のKさんのスライドを通して、

成人期の方の活用事例を聴いていただけたのはとても良かったかなと思っています。



支援機器類は学校や授業の中で使うだけでなく、

生活の中で使うことによって、ご本人の生活の一部になっていきます。



支援機器類が「生活(生きる)を支える」ものとして息づいていくことの重要性が

若い世代の方たちや先生方にも伝わっていたなら嬉しいです(*^^*)



手話通訳の担当者の方たちは午前・午後で交代され、製作会でも手話通訳がありました。



製作手順書はありますが、作業工程の中で何度か追加説明等もあるため、

手話通訳の方たちの存在は、私たちにとっても心強かったです。




製作会の様子は写真をご覧ください。


今回は「ミニ扇風機の改造」と「フィンガースイッチ」と

「キッチンタイマー仕様ラッチ&タイマー」の製作でした。


Photo_14   製作会


Photo_15   製作会


Photo_16   製作会


Photo_17   製作会


Photo_18   製作会


Photo_19   製作会


Photo_21   製作会


製作会のサポートをしてくださったのは、三浦先生含め2名の先生と

5名の1年生の学生さんたちでした。



当初、参加予定だった学生さんたちが、都合により急遽不参加となり、

開催間近にサポート依頼されたとのことでした(^-^;



学生さんたちは電子工作は慣れているものの、こういうサポートは初めてらしく、

開始時、とても緊張されていました。



それでも、各班ごとに担当してくださった学生さんたちの見守りやサポートが、

参加者のみなさんにとって、とても心強く、助けになっているのが、

傍でみている私にもよく伝わってきました。



各班での参加者の方たちや学生さんたちとのやり取りを見ていると、

学生さんたちがイキイキとした表情に変わっていくのもわかりました。



見本用の事前製作の時のそれぞれの製作所要時間を踏まえて、

時間に余裕を持って、当日用の時間配分をしていましたが、

個人差もあり、何度かの予定変更はありました。



そんな時、始まる前に「楽しく製作」とホワイトボードにも掲示して、

私がお伝えしていたことは役立ったようです。


掲示した内容です。


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作業の進行状況には個人差が出ると思いますが、

タイムスケジュールに沿って進めます。


早く済んだ方は他の方のサポートをお願いします。


難しかったり、困ったりしてしまう方は遠慮なくヘルプを出してください。


みんなで製作を楽しみましょう!!

-------------------------------------------------



予定変更も、その都度、ホワイトボードに書き換えていきました。

今回、私は製作そのもののサポートをすることはなかったので、

そうしたフォローができました。



製作に集中し過ぎてしまうと、注意喚起や予定変更などの指示が入りにくくなります。



特に、要注意点などの指示が伝わらないと手順に不具合が生じたり、

時には危険も伴います。



一声かけた後に「視覚的に伝える方法を取って良かったと思います。



全員の無事完成をみなさんと共に喜び合った後、

各班ごとに「振り返りの時間」を持っていただき、発表していただきました。



水戸での製作会でも感じたことですが、

やっぱり、製作だけでなく、こうした「振り返りの時間」を持つことは

とても大事だなぁと思いました。



最後に、学生さんたちからも感想を言っていただきました。

(記録していたわけではないので、印象に残っている内容の概要です)



   ・人見知りで、人と接するのは苦手だけれど、

    頼られたり、褒めてもらったりして嬉しかった。


   ・子どもの頃、工作教室の生徒として参加する機会はあったが、

    今日のように教える立場になったのは初めて。

    とてもいい経験になった。


   ・喋るのは苦手だけれど、今日は喋れていた。



今回参加された学生さんたちがどんな方たちなのか知りませんが、

サポートの中で普段の自分と違う一面に気づき、自信も感じられたのでしょう、

感想を伝えてくださる時の学生さんたちの嬉しそうな表情が印象的でした。



物理的にも、人的にも、活動しやすい環境、心地よい環境は、

誰にとっても必要不可欠なんだと、あらためて思いました。


学生さんたちについては書き出すと止まりそうもないくらい、

参加者みんなが感動するエピソードもたくさんありました。



山ねこ工作室としてお願いしている「アンケート」の感想の中から一部ご紹介します。



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  ・高専の共生社会に向けての取り組みを始めて知りました。

   広い視点での取り組みに感心しました。



  ・若い学生がとても熱心にやってくださる様子に、

   特別支援や日本の将来も安心だなぁ~と頼もしく思いました。


   テクノロジーで「障害」はなくなるというのも夢物語ではないなと思って、

   今後、自分もどう社会に貢献していくのかということを考えるきっかけにもなりました。



  ・高専の方が教えてくださり、支援してくださり、心強く、楽しく製作できた。



  ・すごく楽しかったです。高専の生徒さんには本当にお世話になりました。

   ありがとうございました。



  ・自分の製作に一生懸命で、

   他のみなさんがどんなふうに活動していたのか、見る余裕がなかった。


   製作後のみなさんの感想もとても良かったので、

   次回は終わりにしっかり想いや考えを共有できる場を確保したいと思った。

 
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約1ヶ月経って、今回のセミナーを振り返って、あらためて、

「世代も立場も違う交流満載のセミナー」や

「異職種、いろんな立場の方たちが集まり、学び合う場」は本当に良いなぁと痛感しました!!



昨年度、初めて依頼を受けた時の田原さんの企画の趣旨(※)がぶれていないことも

大きい要因だと私は思っています。

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 ※
   ・ 山ねこ工作室が関わってきた方たちの具体的な活用事例、

    依頼者やご本人や関係者の方たちの声や想い、実物の体験を通じて、

    幅広いアイディア等を知り、参加者のみなさんと共に学び合いたい


   ・ 製作そのものよりも、ワークショップという時間の中で、

    スイッチ教材等支援機器類の意義や考え方など、

    基本の考え方を学び合うという点を重視したい



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今回の報告はとてもとても長文ですが、まだ続けます(^-^;



当日は高専の先生方を交えて、夜の会(飲み会)もありました。



Photo_24   飲み会


Photo_25   飲み会



飲み会では、山口の食材を使った美味しい食事や地酒などをいただきながら、

とても良い情報交換ができました。



その時の話題です。



高専には、発達障害もあり、幼児期から辛い思いをしてきた学生さんも多く、

そんな学生さんたちが自信を持って学生生活を送り、

社会に出ていけるようなサポートもされているそうです。



三浦先生がワークショップでのお話でも触れていらっしゃいましたが、

当日、お土産(笑)にいただいた「講演資料集」の中の一文です。



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   ・共生社会は「誰もが相互に人格と個性を尊重し、支え合い、

    人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会(文部科学省)」


   ・人に内在する障害と科学技術とは密接な関係があります。

      (中略)

    人の生活を支援する科学技術を発展させるためには、

    それに携わる人だけでなく後に続く人材の育成が必要ですし、

    各領域の専門家や関係者との効果的な連携、そして何より、

    国民のみなさまのご理解・ご支援が必要不可欠です。


   ・共生社会は誰も置き去りにしません。



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心に深く響くメッセージです。



Photo_22   お土産にいただいた「講演資料集」



あともう一つ、余談です。



「ねこ繋がり」として書き加えておきます(=^・^=)



「周南市」の愛称は「しゅうニャン市」です。



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  しゅうニャン市プロジェクトについて

  http://www.city.shunan.lg.jp/soshiki/3/2138.html



  ネコのように自由に、のびのびと。

  みんなが居心地よく暮らせるまち、山口県周南市。

  ここは、人がネコになれるまち。

  しゅうニャン市プロジェクト、進行中。



  しゅうニャン市(山口県周南市) スペシャルサイト

  http://shunyanshi.jp/



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Photo_23   徳山駅の「杉玉 しゅうニャン1号」と「山ねこ」




こんなふうに次々と「ご縁のえん」が繋がっていることが嬉しくて、

やっぱり、人と人との出逢いと繋がりを大事にしてきて良かったなぁと思います。



今回は、特に、学生さんたちとご一緒できたことが最大の喜びでした\(^o^)/



「山ねこの日」の「山口での山ねこ工作室製作会」は恒例行事になりそうです。



今回の「徳山高専とのコラボ企画」を進めてくださった田原さん、高専の先生方、

「ATAC山口組」のみなさん、高専の学生さんたち、

セミナーに参加してくださったみなさん、

ワークショップでの事例報告に協力してくださったみなさん、

参加できなくてもこの企画を応援してくださったみなさん、

楽しく、充実した時間を本当にありがとうございました。



そして、こんなにも長文の報告を最後まで読んでくださったみなさん、

本当にありがとうございました。



みなさんのおかげで、たくさんのパワーと優しさをいただき、

猛暑だった夏を元気に乗り切ることができました(*^^*)

2018年9月 9日 (日)

2018年度 水戸特別支援学校での教材・教具製作会のお手伝い

今年の夏休みも終わりました。

私たちは毎年恒例になった夏休みの活動を通して、

いろいろなことを楽しく学ばせていただいています。



まずは「水戸特別支援学校での教材・教具製作会のお手伝い」の報告から。




昨年の製作会と今回の事前準備の様子は以下のページに書いてあります。


今年度もお手伝いします (水戸特別支援学校の教材・教具製作会)6月12日付

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-6721.html




8月7日(火)いつものように朝から登校し(^-^;

山ねこ作成の支援機器類の展示準備のスタートです。




Photo   展示全体写真


Photo_2   スイッチ体験ボックス


Photo_3   「押す」スイッチ類


Photo_4   「倒す」スイッチ類


Photo_5   「引く」スイッチ類


Photo_6   「握る」スイッチ類


Photo_7   「接触/非接触」スイッチ類


Photo_8   「息・声」スイッチ類


Photo_9   「ラッチ&タイマー」と改造おもちゃ


Photo_10   「改造シャボン玉機」「電動くるくるレインボー」


Vocavoca   「VOCA」「タイムVOCAん」類


Photo_11   「光るバトン」「バブルタワー」


Photo_12   参考文献





こうした展示・体験の場をいただく機会が増えたことで、

搬出準備の段取りもうまくなっているので、

教室についてからの展示準備の段取りも良くなっているのを実感します。



特に、水戸特別支援学校は教材係ではなくても、

長年、製作会のお手伝いをしてくださる先生がいらっしゃるので、

そんな力強いサポートにも助けられています。

とてもありがたいことです(*^^*)



午前のワークショップと午後の製作会は進行等、山ねこと私とで役割分担しています。

山ねこも「〇〇はかりんにお任せ」と言って、

それぞれの得手不得手を踏まえて役割分担しているので、

お互いに助けられていると感じています。



最近、山ねこがワークショップでスイッチの話をする時、

ちょっとしたクイズ形式にしている方法は良いなぁと思っています。



参加者の方たちとやり取りする、いわゆる「参加型」のスタイルは

中には苦手な方もいらっしゃると思いますが、

私は好きなスタイルなので、

クイズを提示されて答えに悩むことになっても楽しむことができます。



Photo_13   山ねこ お話し中



山ねこの話を引き継いで(笑)選手交代をして、私が担当するのは「事例報告」と「まとめ」です。



Photo_14   かりん お話し中




私は「参加型」のスタイルが好きなのですが、

演者の場合、一歩間違うと話が脱線したりして、

与えられた時間内に終わらなくなる可能性があるため、

スライドを見ていただきながら、元々作ってある原稿を読むスタイルをとっています(^-^;



ただ、時間内に終われるのは良いのですが、

キャラクターとしてお笑いのエッセンスも入るものの、

「参加型」のスタイルではないために、何となく物足りなさは感じてきました。

講演なので、別に、笑いをとる必要はないのですが…(^-^;



今回は、事例報告の中に、高知の依頼者Kさんからの報告を加えました。



山ねこ作成の「名刺ケース型ミニVOCA」を使ってくださっています。



ワークショップでの事例報告の中で紹介するために、

Kさんに「生活の中でのエピソードを教えてください」とお願いしたところ、

「生活のなかのミニVOCA」という表題のスライドが届きました。



母親として、息子さんとの生活の中で使っていらっしゃるからこそ、

気づいたり、工夫したりできることがたくさんあるということを

とてもわかりやすく、コンパクトにまとめてありました。



  ・スタートは楽しいことから!

  ・それは本人にとって得になるものですか?楽しいことですか?

  ・支援者本位の使い方になっていませんか?

  ・道具を使うことが目標ではない。生活を楽に豊かにすることが目標!



ものづくりに関わり、いわゆる支援者と呼ばれる立場の私たちにとって、

スライドに書かれている一言一言は心に響くものでした。



生活の中だけでなく、学校や施設で使っていく時にも、

「本人が主体的に使うこと」「生活を支える視点」が重要だということを、

Kさんがまとめてくださったスライドでも再確認できました。



当日、私はそれを代読するだけでした。



活用事例は使っている様子の報告だけではなく、

「支援の基本的な考え方」や「使う方の実情の的確な把握」や

「実情に合わせた配慮や工夫」「必要に応じた改良」など

ベースになる「支援者サイドの感性とセンス」が伴っていると

Kさんのような報告ができるのだとあらためて思いました。



他の事例報告にも共通していますが、

「伝えたい想いを伝える」ためにも、

これらの重要なポイントを深く、認識し直すことが必要だと思いました。



その後、山ねこによる展示機器類の解説の後、みなさんに体験していただきました。



Photo_20   展示物解説


Photo_21   展示物解説


Photo_22   視線入力体験



午後は製作会です。

今回の製作は「ミニ扇風機の改造」と「マイク型音声スイッチ」です。



製作会の様子は写真を参考にしてください。



Photo_17   製作会


Photo_18   製作会


Photo_19   製作会




製作に戸惑う方たちもいましたが、

写真をご覧になればわかるように、終始和やかでした。



Photo_23   ホワイトボード掲示



始まる前にお伝えし、ホワイトボードに掲示した私たちの想いが

みなさんにも伝わっていたのかなと思うと嬉しいです(*^^*)



今回も「木製洗濯ばさみ」は固定具として大活躍していましたし、

K先生の手づくりの「スタンド付き拡大鏡」も役立っていました。



快適な製作のためのこうした道具や工夫は大事ですね(*^^*)



Photo_24   木製洗濯ばさみの活用


Photo_25   木製洗濯ばさみの活用


Photo_26   スタンド付き拡大鏡の活用





製作会の後の質疑応答の時間は、

私たちの希望で「振り返りタイム」と名づけていただき、

各グループごとに、感想を伝え合ったり、

製作物について使いたい対象者や使い方など話し合ったりしていただきました。

その後、各グループごとに、それを発表していただきました。



製作に難航するほど、完成時の達成感が高まります。

それはとても良いことなのですが、

今までお手伝いしてきて感じるのは、

「作って終わり」「作って満足」になりかねないところがあるからです。




想定外に製作時間が延びてしまうと、短時間になりますが、

「振り返りタイム」は私たちにも参考になるので、これからも大切にしていきたい時間です。




毎回、「こんな遊び方考えてみました!」と私からもご紹介しています。



自画自賛ですが、今回の「マイク型音声スイッチ」を使った遊びは、

自分でも気に入っています(*^^*)



動画をご覧ください(*^^*)

「darumasan.mp4」をダウンロード




残念ながら、まだ、子どもたちと一緒に遊ぶ時間が持てていませんが、

先生方には、予想以上に「受けた」と思います\(^o^)/



私は、どんな支援機器類も、楽しみ、面白がって使ってこそ、

命が吹き込まれていくと思っています。



そして、私たちに「活用報告」をしてくださるお母さんたちのように、

子どもたちが主体的に使っていく中で、

生活の中の道具として息づいていくのだと思います。



水戸特別支援学校での製作会のお手伝いは「13年め」になりますが、

継続してお手伝いさせていただけることと共に、

毎回、支援についての基本姿勢を再確認させていただけることに、

心から感謝しています。

2018年7月21日 (土)

ご縁のえん ~山ねこ工作室に初めてのお客さま~

「福祉のえん日」の2日後、1通のメールが届きました。



「仕事で、手作りスイッチを作成したいと思っていたけれど、

なかなか学ぶ機会がなく、相談場所を探していたところ、

福祉のえん日に行った同じ職場の人を通して、

山ねこ工作室のことを知り、相談だけでものってほしい…」

そんな内容のメールでした。



このメールを受けて、山ねこがメールで何度かやり取りし、

メールをくださったOTさんが山ねこ工作室に来られることになりました。



7月8日(日)、

4歳の息子さん(R君)連れのOTさんと

「福祉のえん日」に来てくださったSTさんがいらっしゃいました。



室内に「ミニ展示」の場を作り、実際に体験していただきました。



Photo   ミニ展示



Photo_2   ミニ展示



Photo_3   参考文献



OTさんは初めて見るものも多かったせいか、体験しながら歓声をあげたり、

機器の内部を開いて観たり、機器を裏返して写真を撮ったりされました。

R君と一緒に体験するというより、ご自身が思いっきり楽しんているという感じでした(^-^;



OTさんもSTさんも体験しながら、

「これなら〇〇ちゃんにも使えそう」

「こんなのがあると、△△ちゃんもできそう」…と、

職場で関わっていらっしゃるお子さんたちを思い浮かべて、

いろいろおしゃべりされていました。



お2人のウキウキ感やワクワク感がどんどん盛り上がっていくのがよくわかりました。



もちろん、R君も展示してあるものに興味津々で、

いろんなスイッチを使って、おもちゃを動かして遊んでいました。

Photo_4   R君 体験中



Photo_5   R君 体験中



お2人は改造したいおもちゃや作りたいスイッチも持参されていたので、

体験後は「ミニ製作会」となりました。



Photo_6   製作中



Photo_7   製作中 



お2人が製作されている間、R君は私と一緒に遊んでいました。

R君もよくわかっているようで、「お母ちゃんは勉強してる」と言って、

自分は遊んで待っている…そんな感じでした。



「福祉のえん日」でも、電車や飛行機など乗り物のおもちゃは子どもたちの人気の的でしたが、

R君は「トーマス」を見つけて、遊んでいました。

説明をしなくても、前進・後進などの操作がわかるのです。



他のおもちゃもすべてスイッチと繋がっているので、

お家にあるおもちゃとはちょっと違うと思いますが、

R君はそんなことには関係なく遊べているのです。

子どもってすごいなぁと思います。



製作の小休止の時間のおやつタイムを挟んで、お2人は製作の続きをされました。



R君は「山ねこのおもちゃ」だけでなく、持参の「DVD」を観て過ごしたりしました。

私も一緒に観せてもらいました(^^)



1   室内の様子



お2人の製作が無事完了し、お母さんが完成したおもちゃを見せると、

R君は大喜びして、拍手していました。



Photo_8   完成の喜び



Photo_9   完成した「スイッチ」と「改造おもちゃ」



お母さんたちの達成感あふれる満面の笑顔がR君にとっても嬉しかったのでしょう。



お母さんが楽しいと子どもも楽しい!!

お母さんが嬉しいと子どもも嬉しい!!



この日は、そんな当たり前のことを実感できる時間になりました。



「山ねこ工作室の初めてのお客さま」が

私たちに楽しくて、ハッピーな時間をくださったことに感謝です。



お2人は作られたものをさっそく、職場で試されたようです。



職場のfacebookに写真入りで投稿されていました。



一般社団法人weighty 多機能型重症児デイサービスkokoro


https://www.facebook.com/kokoro20161201/(7月10日付)
http://jyudei-kokoro.org/index.html




2日後、お礼と報告のメールが届きました。

ご本人の了承を得たので、メールをそのまま引用します。




ここから--------------------



昨日、早速、kokoroでスイッチを試してみました。

Facebookにもスイッチを使ってる様子が投稿されてます。



子供達よりもスタッフの注目の方が熱かったですが笑笑、

これからこの子にはこの姿勢でこんなスイッチができたらな、とか

もっと機能的な評価をして、この子の能力で楽しめるかを見ていきたいと思いました。



そして、8月に夏祭りがあるので、

夜に光るようなスイッチおもちゃを夏祭りに向けて作りたいなぁと考えてます。



沢山お話したくてメールじゃ伝えきれないです笑笑!



息子は「おもちゃのお家また行きたい」と言ってます笑笑。



--------------------ここまで




その後、写真や動画付きで、以下のようなメールも届いています。




ここから--------------------



 フィンガースイッチとBDアダプターを作りました。

 無事に作れました。



Photo_10   OTさんが製作した「フィンガースイッチ」


 
  
 
 

 

 配線がよく分からず、旦那を巻き込みました笑笑。

 まだまだこれからです。

 頑張ります!



 まだまだ旦那の頭が必要ですが、

 夫婦で作って、息子が喜んで、、、

 家族としてもスイッチ制作はいいエッセンスになっています。



--------------------ここまで



OTさんの喜びだけでなく、R君の笑い声も入っていて、

ご家族団らんの様子が伝わってくる感動的な動画がとても嬉しかったです(*^^*)



私たちがスイッチや支援機器づくりを始めた20年近く前、

山ねこのことを「電子工作の師匠」と呼び、

一緒に学んで、製作してきた方たちもたくさんいます。

そんな方たちも生活や環境の変化の影響か、

一部の方たちは、今、製作からは遠ざかっているようです(^-^;



そんな状況でもあるので、

今回のように、若い世代で、ものづくりに関心を持ち、

こうして積極的に取り組んでいかれる方たちがいてくださるのは、

私たちにとっても嬉しいことです。



特に、最近、いろんな立場の方たちとお話していると、

「引き継いでいくことの必要性と同時に難しさ」が話題になります。



「福祉のえん日」での「ご縁のえん」がこんなふうに繋がっていくのをとても嬉しく思います。


OTさんのご主人もお仲間入りしてくださると嬉しいなぁと思います。



いつか、kokoroの子どもたちにも会いに行きたいなぁと思っています。

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