山ねこ工作室の活動

2019年10月12日 (土)

山ねこ工作室の日常(工場化?!)

夏休み中の出張活動(笑)が終わり、9月はちょっと一息つきました。

とは言っても、残暑で草ぼうぼうになった庭の草刈りや

台風15号の影響で、折れた木の枝などの整理などの作業は続きました。

でも、そんな作業も大事な日常です。


最近、山ねこ工作室に個人的に製作に来たいという方たちの相談が増え、

実際にご来宅される方たちも増えました。


学校などで企画される製作会を待たれるよりも、

個人的にお越しになる方が具体的な意見交換もできますし、

お使いになる方たちのニーズに合ったものにより近づけると思います。


8月17日と18日には、なんと鳥取から製作に来られました。

マジカルトイボックスのイベントでも何度もお会いしている方ですが、

イベント参加中はあまりお話する機会はありませんでした。


ご自身もいろんなものを作り、現場でも活用されている具体的なお話など、

貴重なお話を伺うこともできました。

やっぱり、製作したものを子どもたちと一緒に活用し、

子どもたちの「楽しさ」「快適さ」「できる」に向けて

地道に取り組んでいらっしゃる方のお話は心に響きます。


私たちも充実した時間を過ごすことができました。


Photo_20191011170604 Mさんご来宅記念(笑)写真


Photo_20191011170603 Mさん製作中  




Photo_20191011170602 「タッチスイッチ」完成!



今年は新たな依頼を受けて、スイッチ等支援機器づくりも始まりました。


納品(笑)期限もあるようなので、山ねこは時間を見つけて作業を進めています。


今回の依頼は、多種類の支援機器類を2セットずつ作ることになるため、

山ねこは作業工程の中の同じような作業を段取りよく進めているようです。

確かに、一つずつ完成させていくよりも効率的です。

そんな作業の進め方に感心するのですが、

部分作業の同時進行だと、私には何を作っているのかわかりません。


でも、そこは私にはわかならくても良いのです。

山ねこが楽しんで作業を進めているのを見ているだけで、私は楽しいのです。


9月の最初の3連休はそんな作業の第1段階でした。


 914_20191011171002 
 山ねこ製作中(感度調整機能付き空気圧センサースイッチ)


914_20191011171001 
 製作途中の基板(感度調整機能付き空気圧センサースイッチ)



914 
 製作途中の基板(感度調整機能付き空気圧センサースイッチ)と「ラッチ&タイマー」




14日は「感度調整機能付き空気圧センサースイッチ」「呼気スイッチ」

「ラッチ&タイマー」の製作をしていました。

この3種類は、今まで数多く作ってきているので、山ねこは手慣れたもんです。


特に「空気圧センサースイッチ」は、

2016年1月のマジカルトイボックスの製作講座で参加者のみなさんと作ったものです。


マジカルトイボックス第43回イベントで作る空気圧センサースイッチとは?

https://www.magicaltoybox.org/kinta/2016/09/28/13959/


その後の反響も多く、各地から製作の依頼が殺到し、数多く作ってきています。


過去、製作個数最大(約100個)だった「ミニVOCA」を超え、

マジカルで製作されたものや個別に他の方たちが製作された数も含めると、

100個は超えました(^-^;


全国各地で使われていると思うと感慨もひとしおです。


実際に使われて気づいたことや新たな要望が具体的に届いたことがきっかけで、

リニューアルバージョンの「感度調整機能付き空気圧センサースイッチ」になりました。


より良いものにバージョンアップしていけるのは、

みなさんから「生の声」が届くからです。

こんな嬉しいことはありません!!


「注文の多い…生の声」は、山ねこ工作室にとっても「貴重な声」なのです(*^^*)


15日は「CNC」という機械が稼動していました。

「CNC」を動かすまでは、パソコンでのデータづくりがありますが、

データができてしまえば「CNC」が働いてくれます。

(時々、削りくずの掃除は必要ですが…)


915-cnc 「CNC」稼働中


915 「CNC」の成果(ケースの穴あけ作業)


916_20191011171302 
 山ねこ製作中(感度調整機能付き空気圧センサースイッチ)



916
 山ねこ製作中(感度調整機能付き空気圧センサースイッチ)



916_20191011171301
 山ねこ製作中(感度調整機能付き空気圧センサースイッチ)



16日は私が不在だったこともあり、作業は一気に進んだようです。


916_20191011171401 9月14~16日の製作物


 上段右から

  ①マイク型音声スイッチ

  ②タッチスイッチ(ラッチ切替機能付き)

  ③LED不思議なキャンドル型スイッチ


 下段右から

  ①ラッチ&タイマー

  ②感度調整機能付き空気圧センサースイッチ

  ③呼気スイッチ(吹く・吸う 2出力)


9月末の土日は、私が幼なじみとの旅行で不在だったので、製作も進みました。


山ねこ曰く「淳子が居ても、邪魔しなければはかどる(^^)」とのことで、

私は邪魔をしているつもりはないのですが、私の態度次第ってことのようです(^_^;)


何はともあれ、着々と作業が進んでいて良かったです(^^)v


929 9月28~29日の製作物


 上段右から

  ①リバイブUSB

  ②プッシュライトスイッチ(小)

  ③プッシュライトスイッチ(小・振動付き)


 下段右から

  ①音スイッチ

  ②改造マウス

  ③プッシュライトスイッチ(大・振動付き)


10月5~6日の土日も、山ねこは頑張っていました。


Photo_20191011171501 
Photo_20191011171503 「握りスイッチ」の内部


Cd 「CDケーススイッチ」の内部


Photo_20191011171801 山ねこ製作中(BDアダプター)


106 10月5~6日の製作物


 上段右から

  ①シャワーヘッド型プッシュスイッチ

  ②握りスイッチ

  ③BDアダプター 20本


 中段右から

  ①CDケーススイッチ

  ②宝石箱型プッシュスイッチ(修理)

  ③振動グッズ(修理)


 下段右から

  ①BDアダプター 8本(修理)

  ②握りスイッチ(修理)


納品期限も近づき、電子工作作業はほぼ終わりに近づいているようで、

私も一安心です(*^^*)


日頃からこんな日常をみていると、工作室というより「工場」みたいです^^;


私は子どもの頃からものづくりが好きだったので、

自宅を「工作室化する」ことは昔からの夢でした。

まさかこんな作業内容を取り扱うとは想像していませんでしたが…(^-^;


自宅を「いろんな人たちのたまり場にすること」というのも夢でした。


そういう意味では、私の夢にどんどん近づいています。


山ねこと私の工作分野は違いますが、ものづくりが好きな山ねこにとっても、

今のような日常はとても自然な流れなんだと思います。


いろんなところで講演させていただく時に、

山ねこは「山ねこ工作室の室長は淳子」「自分は用務員」と伝えています。


山ねこ工作室がこのまま進んでいくと、

山ねこの仕事はもっと増えていくと思いますが、きっとそれで良いのでしょう(^-^;


「CNC」の次に導入されたのが「3Dプリンター」です。

「3Dプリンター」は、山ねこがずっとほしいと思っていたものです。


ものづくりの先輩で、すでに購入され、使っていらっしゃる方の助言を参考に、

購入しました。


その先輩によると、次にほしくなるのは「レーザーカッター」のようです。

まだ購入には至っていませんが、

言うまでもなく、山ねこはすでに「レーザーカッター」もチェック済みのようです。


こんな調子なので、

山ねこ工作室はますます「工場化する日常」に変わっていきそうです(*^^*)


でも、今まで以上に、ステキな出逢いと繋がりの中で、

こんな「山ねこ工作室の日常」を楽しめる今の暮らしを続けていけたら、

山ねこも私も、老後を楽しく過ごせるかなと思っています。


そのためにも、いろんな方たちと楽しい時間を積み重ねていこうと思います。


台風19号の影響で今日も明日も予定が中止になり、家に居るので、

またいろいろ作業が進みそうです。

2019年10月 8日 (火)

夏休みの活動4~夏祭りのお手伝い~

10月に入ったのに、まだ残っていた「夏休みの活動報告」です(^-^;

8月31日(土)筑波大学附属病院小児患者保護者のおしゃべり会(※)主催の夏祭りの

お手伝いに行ってきました。


※小児患者保護者のおしゃべり会

https://m.facebook.com/osyaberi/


Photo_20191008105601 案内チラシ 表面


Photo_20191008105602 案内チラシ 裏面


おしゃべり会の代表の五十嵐さんとは

2017年9月3日「かけはしねっと(※)」企画の入力支援機器の展示・体験会で

初めてお会いしました。


※医療的ケアを必要とする子どもの親の会「かけはしねっと」

https://kakehashinet.jp/


一緒に参加されていた五十嵐さんのご主人は、元々、スイッチづくりをされていて、

娘さんは期待に応えて、破壊するんじゃないかと思うほど、

自分でおもちゃを動かすことを喜び、楽しんでいるとのことでした。


五十嵐さんは、娘さんが喜び、楽しんでいる様子をみて、

ずっと、他のお友だちにも体験してもらいたいと考えていらっしゃったそうです。


五十嵐さんには、2年前から「おしゃべり会」のお話も伺っていて、

「いつか山ねこ工作室にお手伝いをお願いしたい」と言われていたので、

今回のお手伝いは、2年前の初めての出逢いの日から始まっていたとも言えます。



今年の5月、五十嵐さんから正式に依頼を受け、その後、

何度もメール等でやり取りし、本番に向けて準備をしてきました。


具体的に、私たちがお手伝いすることになったのは、

夏祭りの縁日のひとつ「水鉄砲で的当て」です。


過去2回の夏祭りでは、市販の水鉄砲をそのまま使っていたそうで、

手指等うまく使えない子どもたちは「自分でできる体験」ができにくく、

どうしても受け身的になってしまっているとのことでした。


そこで、山ねこ工作室の手づくりスイッチ類を活用して、

子どもたちに、少しでも「自分でできる体験」をする機会を作りたい、

そして、ご家族や医療関係者の方たちなどにも、スイッチ類の存在や

子どもたちの可能性を知ってもらえる機会を作りたいとのことでした。


もちろん、そんな五十嵐さんの想いはよくわかりましたし、

何より共感できたのは「夏祭りを盛り上げるためご協力ください」というメッセージでした。


イベントを企画し、運営するのは簡単なことではないことを私たちも知っています。


特に、子育てしながらの企画・運営は大変だと思います。

それだけに、五十嵐さんのメッセージの中に

「一緒に楽しむ」「盛り上げる」というキーワードが何度も出ていたので、

よりいっそう共感できました(*^^*)


いろいろ検討中に、過去の夏祭りの写真を送っていただき、

具体的な様子も聴かせていただけたので、

私たちもイメージを膨らませていくことができました。


「電動水鉄砲」はマジカルトイボックスのイベント会場で購入し、改造したものです。

大型の電動水鉄砲なので、水の噴射の威力も大きく、飛距離もあります。



Photo_20191008112001 改造済み電動水鉄砲


6月2日(土)には、五十嵐さんのお宅にお邪魔し、

五十嵐さんと娘さんとご主人と一緒に、いろんなスイッチ類を試してみました。


Photo_20191008110801 スイッチのお試し(五十嵐さん宅)


62106176_1164244120426981_54400376218645 スイッチのお試し(五十嵐さん宅)



娘さんは日常的に、ベッドサイドで「ひもスイッチ」を使っていらっしゃって、

連動した「ミニ扇風機」を自分で操作されています。

どちらも、ご主人が製作されたものです。


OTの友人も来ていたので、事前にいろいろ意見交換できました。

本番前にこうしたお試しタイムが持てたことは、とても参考になりました。


そして、迎えた夏祭り当日、

会場で出迎えてくださった五十嵐さんは浴衣姿でした。


3 五十嵐さんと記念写真


私も浴衣は考えたものの、着崩れることを予想し、やめました(^-^;

その代わり、山ねことお揃いの「ねこTシャツ」にしました。

ねこ柄の手ぬぐいも使ってみました。


五十嵐さん手づくりのお弁当と素敵なネームプレートも準備されていて感激しました。


Photo_20191008112301 五十嵐さん手づくりのお弁当とネームプレート


会場内は学生さんたちを含め、たくさんの方たちが準備をされてい

準備時間から熱気にあふれていて、ワクワクしました。


Photo_20191008112601 会場内準備中


私たちは「水鉄砲で的当て」の縁日以外に、

「夏を味わう楽しい遊びコーナー」として、

スイッチで操作できる「改造電動シャボン玉機」もいろいろ準備しました。


スイッチ類の「見える化」と「取りやすさ」を考慮し、

「スイッチ類を吊るすスタンド」を手づくりしました。


Photo_20191008192201 「スイッチ類を吊るすスタンド」(撮影:自宅)


Photo_20191008112401 掲示物(改造電動水鉄砲用)


Photo_20191008112501 掲示物(改造電動シャボン玉機用)


飾り付けなど準備をしているだけで、夏祭り気分が盛り上がり、

山ねこも私も「縁日のおっちゃん、おばちゃん」化していきました。



Photo_20191008112701

「水鉄砲で的当て」コーナー準備中(五十嵐さんと学生さんたち)



2_20191008112701

「水鉄砲で的当て」コーナー準備中(五十嵐さんと学生さんたち)



Photo_20191008114601 「水鉄砲で的当て」の縁日担当メンバー

  ※写真の中の「赤の囲み」の解説

    カートリッジ部分に長いホースを繋げるように改良し、

    ペットボトルやバケツから直接水が補充できるようにしました。


2_20191008114501 カートリッジ部分の改良



14時30分、開会あいさつの後、夏祭りが始まりました。


最初のプログラムは「壽ちんどん宣伝社(※)」さんの紙芝居でした。


※いばらき人図鑑 石原之壽さん 壽ちんどん宣伝社 座長

https://jinzukan.myjcom.jp/ibaraki/post/626


Photo_20191008112901 紙芝居タイム


Photo_20191008112801 紙芝居タイム


会場内は、壽さんの楽しい紙芝居と参加者のみなさんとのトークで、

笑いと共に、温かで、賑やかな雰囲気に包まれていました。



1
5時10分から、いよいよ縁日のスタートです。


会場内には「くじ引き」と「ヨーヨー釣り」の縁日と

「ゴブリン博士の工作ブース」がありました。


会場内での縁日と工作を楽しんできた方たちが

デッキの「水鉄砲で的当て」と「シャボン玉で遊ぼうコーナー」に来られました。


事前に、主催者の方たちがスイッチ体験ができるという予告案内もされていたので、

親子連れの方たちや医療関係者の方たちも、

その体験を楽しみに来られたことがよくわかりました。



「水鉄砲で的当て」の縁日は山ねこが担当していたので、

詳しい様子は私にはよくわかりません。


山ねこによると、五十嵐さんのご主人や学生さんたちのサポートで、

参加された親子と楽しくできたようです。


Photo_20191008114001 「水鉄砲で的当て」体験中


Photo_20191008114101 「水鉄砲で的当て」体験中


Photo_20191008114002 スイッチ検討中



学生さんたちは、準備の時からスイッチ類に驚き、興味津々でした。

学生さんたちが、そんな新鮮な感覚を持って、

子どもたちと共に楽しんでくださったからでしょう。


どんな方法であっても、子どもたちと楽しむことはできますが、

子どもたちが使いやすい工夫や配慮をすることで、楽しさも倍増します。


スイッチを使うことで「子どもたち自身ができる体験」に繋がったのは

良かったと思います。



この夏祭りは「おしゃべり会」主催ですが、

会場を借り切っていらっしゃるわけではないため、

入院中の患者さんたちやお見舞いのご家族たちも参加されていました。


それもあって、入院中の患者さんの中には、

何をやっているのかな?と見に来られ、体験されている方もいました


お祖父さまが楽しそうに体験されている様子を

お見舞いのお孫さんたちやご家族の方たちが見守り、

しそうにされていたのも印象的でした。


Photo_20191008113501 入院中の患者さん、「水鉄砲で的当て」体験中



「シャボン玉コーナー」は私が担当しました。


縁日ならではの空気感の中でみんなで一緒に楽しみながら、

個別に、スイッチ選びや設定などの対応をさせていただきました。



Photo_20191008113001 スイッチ検討中


このお子さんは 「右手の人差し指」が動くことがわかり、

「空気圧センサースイッチ」を使うことにしました。


Photo_20191008113101 「空気圧センサースイッチ」体験中


お母さんも、お祖母さんも、お兄ちゃんも、

お子さんのスイッチ操作にビックリし、感動されていました。

大人の会話(子どもたちの可能性・やりたい気持ちなど)を

嬉しそうに聞いているお子さんの姿が印象的でした。

嬉しさからか、お子さんの発声も聞かれました。




普段、このお子さんはiPadやスマホを使っているとのことで、

指先で軽く触れる「タッチスイッチ」が使いやすいようでした。


Photo_20191008113401 「シャワーヘッド型プッシュスイッチ」体験中


普段、このお子さんは大きめのスイッチを使っているらしく、

お母さんはこの大きさが使いやすそうとおっしゃっていました。

スイッチを押してシャボン玉が飛ぶたび、大喜びされていました。



お母さんたちのお話によると、

子どもたちは、日頃、スイッチを使っていることがないということや

使っていても、準備したような多種のスイッチの使用経験は少ないとのことで、

みなさん、多種のスイッチの存在そのものに驚かれていました。


また、同じスイッチでも、設定の工夫等が少ないのか、

設定のしかた次第で、ご本人が使いやすくなるようになることも、

いろいろ対応し合う中で、お母さんたちも実感されていくようでした。


医療関係者の方たちからも、同様の話が多く、

担当されている子どもたちが使えるかも知れない、使ってみたい…など、

その場で、関係者の方たちが意見交換されていたのも印象的でした。


そんな様子から、夏祭りに参加されていた子どもたちには、

遊びの経験等が少ないこともわかりました。


それだけに、夏祭りという和やかな場で、

みんなでワイワイ言いながら体験できる機会はいいなぁと思いました。


シャボン玉遊びを通して、

子どもたちと大人の笑顔あふれる楽しい共感タイムになったことは、とても嬉しいことでした。


Photo_20191008113701 「3連シャボン玉機」体験中


32 「3連シャボン玉機」体験中


Photo_20191008113601 「マイク型音声スイッチ」体験中

 
紙芝居を終えられた「壽ちんどん宣伝社」の壽さんの「ちんどんの音」は、

楽しい縁日をよりいっそう盛り上げてくださり、

私のテンションはますます上がっていきました。


Photo_20191008113901 「壽ちんどん宣伝社」の壽さんの「ちんどんタイム」



そこで閃いたのが、「マイク型音声スイッチ」で「ちんどんの音」を拾うことでした。



当然ながら、「マイク型音声スイッチ」は「ちんどんの音」に反応し、

シャボン玉が飛びました~!!!!!


壽さんは状況がわからず、不思議そうだったので、

壽さんだけでなく、他のみなさんにもわかるように解説しました。

壽さんが状況をわかってくださったことで、

「ちんどんの音」はより楽しい音を響かせ、

シャボン 玉もよりたくさん飛びました~!!!!!


その動画です(*^^*)

http://yamaneko.life.coocan.jp/y_video/syabondama.mp4



「水鉄砲て的当て」の縁日が閉店を迎える頃、

デッキは水遊びで盛り上がっていました。


2_20191008114301 水鉄砲で「水遊び」熱狂中


Photo_20191008114401 水鉄砲で「水遊び」熱狂中



子どもたちはもちろん、大人も水浸しになりながら大きな笑い声が響いていました。


私はまだいろいろ対応中で参加できませんでしたが、

やっぱり、水遊びは楽しいです(*^^*)

夏祭りのフィナーレにふさわしい賑わいでした!!


私たちはずっとデッキにいたので、会場内の様子は全くわかりません。

すべてが終わった後、ゴブリン博士さんと少しお話できました。


工作好きな私としては、いつかまた再会し、

ゴブリン博士さんやお仲間の方たちと工作を楽しみたいなと思いました。


夏祭り全体のことは、後日、おしゃべり会のfacebookや

ゴブリン博士さんのブログ(※)等で知ることができました(*^^*)


※小中部屋

https://konakabeya.exblog.jp/30768273/



最後に撮っていただいた集合写真を五十嵐さんから送っていただきました。


Photo_20191008114201 参加者(一部)・スタッフ・サポーター集合写真



この集合写真のたくさんの笑顔を見ると当日の熱気や楽しさが蘇ります。


いろんな立場の方たちが同じ場に集い、「楽しい時間」を共有し合うことで、

私たちも自分たちのことを再確認できます。


スイッチづくりは、こうして楽しい時間を一緒に過ごすためにある!!


特に、私は楽しい時間を積み重ねて、心を豊かにするために、

山ねこのスイッチづくりを見守り、応援しているんだということもあらためてわかりました。


山ねこと私に「楽しいあそび場」を与えてくださった五十嵐さん他、

たくさんのみなさんに感謝しています。


「縁日のおっちゃん、おばちゃん」

私たちにはこういう姿が似合っていることも再確認できました。


…ということで、「締めの写真」は「ねこのしっぽ」です!!


Photo_20191008114202 「ねこTシャツ」のバックプリント


可愛いTシャツですが、もう販売されていません…と思っていたら、

ネットで買えるようです。

https://shunyanshi-nekobu.raku-uru.jp/item-list?categoryId=6725


山ねこ工作室としては初めてのスタイルの活動でしたが、

やっぱり、こうして一緒に遊べる活動がいいなぁ(*^^*)

また、来年も参加できるといいなぁ(*^^*)

2019年9月27日 (金)

夏休みの活動3~水戸特別支援学校の「教材・教具製作会」のお手伝い~

水戸特別支援学校の「教材・教具製作会」のお手伝いをさせていただくのも、

今年、13年めになります。


私たちは依頼を受けてお手伝いさせていただいているだけなので、

ずっと途切れることなく、依頼が続いているのはすごいことだなぁと思います。


今回の製作物は「マウスの改造」と「棒スイッチの製作」でした。


担当の方の「パソコン操作のマウスの用途として使える棒スイッチ」という希望から

このような組み合わせの製作となりました。


今まで、水戸の製作会で「マウスの改造」をしたことはありません。


製作物が決まると、最初に行くのは「100均」のお店です(^^)

100円ではありませんが、無線のマウス(300円)が見つかりました。

有線より使いやすいだろうということで、それに決めました。


2種類ありましたが、改造するため、プラグのはめ込みや配線作業を考えて、

内部の空間に余裕のある方を選びました。


Photo_20190927172901 改造用マウス


物品が決まると、次は必要数の調達です。


「100均」のお店の商品は、ものによっては在庫切れや廃番も多いです。

1店舗で数が揃わない時は、店員さんが他店に問い合わせてくださいます。

実は、そんな時の対応の丁寧さと細やかさがお店によって違います。

数が揃わない時であっても、丁寧に対応していただけると気分も違います。

数を揃えるために、他店を回って買いに行くパワーにもなります。



困っている人の立場に立って考えて、対応してもらえることの嬉しさは

どんな場合にも共通しているなぁと感じます。



製作会の日と製作物が決まってからのそんな準備期間も、

依頼者を含めて、いろんな方たちとのやり取りが影響することを実感します。



今回、事前製作会は2名だけでしたが、

製作所要時間の目安や作業工程の中のどこに配慮が必要かなどを

いつものように事前把握できる時間になりました。


Photo_20190927174001 事前製作会


Photo_20190927174002 マウスの改造


Photo_20190927174003 「改造マウス」と「棒スイッチ」の体験


「棒スイッチ」の操作部分を覆うものの仕様は

使用者によって、太さや長さ、形など、各自希望も違うだろうということで、

製作会では、直径2センチの「発泡ポリエチレン丸棒」を使うことになりました。


あとは、実際にお使いになる時に、子どもたちの実情に合わせて、

仕様を変えていただくなど、先生方の工夫と改良にお任せすることになりました。


製作会当日に配布できず、後日、配布をお願いした資料の写真です。


Photo_20190927174101 棒スイッチの操作部分の仕様例


Photo_20190927174201 
 棒スイッチの操作部分の仕様例(マジカルトイボックスのイベントで撮影)



担当のお2人とは「棒スイッチ」に限らず、

子どもたちの実情を把握し、それぞれに合った工夫や改良をすることの重要性を

確認し合うことができて良かったです。



製作会は毎年楽しみにされている先生方もいますが、

今年は初参加の方たちも多いこともわかりました。

当日の様子は写真で紹介します。


Photo_20190927174301 山ねこからの話


Photo_20190927174401 山ねこからの「スイッチクイズ 」


Photo_20190927174501 淳子からの話



ワークショップの事例紹介では、鹿島と山口と同様のお話をしました。


両親の介護中の話の印象からか、

展示・体験タイムに「シートスイッチ」に興味を持たれた先生方も多く、

ご本人と関わる関係者同士が情報を共有することの重要性を再認識したと

お話してくださる先生方もいました。


学校内でも、情報交換や情報共有は必須だと思いますが、

現実はそのようになっていないことも多いのかも知れません。


Photo_20190927174601 展示機器の説明


Photo_20190927174602 展示機器の説明


Voca 「TIME VOCAん」の説明


Photo_20190927174801 「キーボードでキーガード」の説明



昼食タイムは可能な方には同席していただくようお願いしました。



少しでもゆっくり昼食が摂れるように配慮していただけるのはありがたいですが、

短時間でもフリートークで意見交換できる貴重な時間なので、

同席してくださった先生方とお話できたことは嬉しかったです。


Photo_20190927174802 スイッチの試作


Photo_20190927174902 スイッチの試作
製作は想定していた所要時間で進んでいきました。

先に完成した先生方のフォローも大きかったですし、

今回の内容は難航するところが少なかったのも幸いだったと思います。

そのため、時間通り、振り返りタイムをとることができました。



朝の会での一日の流れや授業の振り返りの時、

活動を発表する時、

行事の写真をスライドショーで見る時、

学期末に思い出の写真を見る時など、

パワーポイントやKeynoteを使ったスライドは日常的に使われているようで、

今回の「改造マウス」と「棒スイッチ」との組み合わせて、

子どもたちと使ってみたいという具体的な話が出ていました。



Photo_20190927175301 棒スイッチ以外のスイッチ各種を使った実践紹介



製作だけでなく、午前中のような関連する研修や意見交換、

振り返りタイムでの意見交換などが大切だなと感じます。

そんな意見交換の中で、みなさん、情報も共有できるようでした。



私たちが当日お願いしていたアンケートについては、

担当の方が、後日、参加者に個別に記入と提出をお願いしてくださり、

全員分のアンケートを送ってきてくださいました。

それらを元に「アンケートまとめ」を作成しました。

その中から、一部をご紹介します。


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 ・市販品をうまく活用され、100均などで見たことのある商品が

    スイッチ化されていてとても興味深かったです。

  今回見せていただいたものを思い返して、これまでの視点を変えてみたり、

  生徒に合ったものをご相談できるように、

  改めて生徒の支援に活かせる教材、教具を考えてみたいと思います。


 ・お話を伺って、使う人のニーズを知るということが大事であると思いました。


 ・いろいろな形のスイッチやボタンスイッチがあることがわかりました。

  大きさや形、押した時の硬さなど、どれがその子に合っているか

  見極めることが大切であることがわかりました。


 ・
いつも作りながら、具体的にはこの子にと思い浮かばないのですが、

  何年か越しに、今まで作ったスイッチをいくつか試してみたりしています。


 ・いろいろなスイッチ教材の展示説明が丁寧にあり、

  この子に使いたいとイメージを広げることができてとても良かった。

  他の先生たちのこんなふうに使いたいという話も共有できる貴重な時間だった。


 ・使用の仕方など他の先生のアイディアを聞けたことも参考になった。


 ・毎回子どもたちのことを考えて、

  私たちの目線でいろいろアドバイスと指導をしてくださり本当にありがたいです。


 ・お昼の時間にお邪魔させていただきありがとうございました。

  児童をイメージし、具体的なスイッチ教材を山ねこさんとやり取りしながら考えることができ、

  とても良い時間になりました。

  
貸していただいた教材を実際に児童に試し、どんなスイッチ教材がその子に合っているかを

  ご相談させてください。
 
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後日、担当の方たちからは 

 ・ 今後につながる製作会でした。

 ・実践例も今まで以上に集められると思います。 

 ・スイッチ等使用していく中で、先生方から疑問・質問ありましたら相談させてください。

 ・別なスイッチを作りたい等の希望があった際には、ご連絡,ご相談させてください。

…というメールが届きました。


また、当日欠席となられた2名の方については、

1週間後に製作され、無事に動作確認もできたとの報告もありました。


製作会前の準備ややり取りだけでなく、

こうした報告や私が作成する「アンケートまとめ」など、

製作会後の作業ややり取りもとても大切だと思います。


日々の生活に追われる中でのやり取りは、人によっては大変だと思いますが、

そんな作業をいとわず、お互いに積み重ねていきながら、

依頼があれば、これからも良い形でお手伝いさせていただけたらと思っています。

2019年9月20日 (金)

夏休みの活動2~スイッチ支援機器製作セミナー(山口)のお手伝い~

山口での製作セミナーのお手伝いは、今年3年めとなります。



初めてお手伝いさせていただいた時のことは、2年前のブログに書いてあります。

「ご縁のえん」 山口での初活動 ~ 手作りスイッチ製作セミナー ~ 2017年8月26日付

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-fc7e.html



今年は、5月に、より大々的な企画として依頼が入りました。

依頼の連絡をくださったのは、今まで同様、周南総合特別支援学校の田原さんです。

徳山高専による地域共生社会をめざした事業の中のセミナーのひとつとのことでした。



具体的なことは徳山高専の三浦先生と田原さんが打合せをされ、

三浦先生からはセミナーに関する要望も出されました。


セミナーを通して、事業の目的でもあるこういった製作や共生社会への理解について、

参加者で意見を出し合う「ディスカッション」の場を作ってほしいという内容でした。


この内容は、私自身が元々望んでいたことでもあり、

過去のセミナーでも「振り返りタイム」としてスケジュールに組み込んでほしいと

田原さんにお願いしてきたこととも共通しています。


毎回、実際に組み込んでいただいてきましたが、製作時間の関係で、

残念ながら、時間が足りなくなることもありました(^-^;


そんなわけで、三浦先生の要望は願ったり、叶ったりで、

私たちにとっても嬉しいことでした。


当日は学生さんたちが製作サポーターとして参加してくださるという

これまた嬉しいお話もあり、依頼時からワクワクしていました。



製作するものは、「ディスカッション」の時間を含め、時間配分も考慮し、

過去に山ねこ工作室が依頼された製作会等で実績のあるものを提示し、

意見交換して、以下の3点に決まりました。


①握りスイッチ(エスコアールのキット)の製作

②電動しゃぼん玉マシーンの改造

③リモコンコンセントのリモコンの製作


打合せ後、届いた「案内チラシ」を見て、ちょっとビックリしました。


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2019年度 科学技術振興機構科学技術コミュニケーション推進事業

未来共創イノベーション活動支援事業「共生人材育成エコシステムの構築」


第7回 多様性と共生を考えるセミナー

第3回 山ねこ工作室 製作会


主催:徳山工業高等専門学校・山ねこ工作室製作会実行委員会

共催:徳山大学

後援:山口県教育委員会

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Photo_20190920113601 製作セミナーの案内チラシ(赤線追記:山本)


Photo_20190920113701 高専のセミナーの案内チラシ(赤枠追記:山本)



あらためて、とても大きな企画の中のセミナーのひとつなんだと思いました。

それでも、私たちにできることは限られているので、

いつも通り、楽しく準備し、和やかな活動になればいいなと思いました。


三浦先生は3年前の製作会にもお手伝いとして参加されていましたし、

年々、徳山高専との関わりが増えていくのをとても嬉しく思っていました。


当日の様子を撮った写真を交えて、具体的に報告していきます。

(ここで、前もって、長文報告であることをお伝えしておきます(^-^;)



セミナー当日は学生さんたちが10人も参加してくださっていました。

電気関係の学科でなくても、展示したような機器類に触れる機会は多いと思いますが、

展示の準備中に、興味深く機器類に触れられている様子をみると楽しそうでした。


参加者は周南総合支援学校の先生方だけではなく、保護者の方や大学生、

他の特別支援学校の先生方や病院や施設のOTさんやSTさんなど、

いろんな立場の方たちがいらっしゃいました。


原さんの開会のあいさつ後、学生さんたち1人1人が自己紹介を兼ねて、

参加への想いを語ってくださいました。


Photo_20190920115201 高専の学生さん紹介


Photo_20190920115202 高専の学生さんの自己紹介



その後のセミナーの司会は学生さんが担当されました。

製作のサポートだけでなく、こうした役割を組まれているのもいいなと思いました。



午前中のワークショップでは、

三浦先生から事例紹介として「障害者支援実践の講演」がありました。



Photo_20190920115801 三浦先生の講演


Photo_20190920115802 三浦先生の講演



その後、山ねこ工作室の活動内容、活用事例紹介では、

山ねこと私が役割分担してお話をしました。


Photo_20190920115901 山ねこからのお話


Photo_20190920115902 山ねこからのお話  


私は事例報告担当なので、今まで関わらせていただいた事例を中心に、

今回は私の両親(2年前に他界)の介護中の話もさせていただきました。


Photo_20190920120001 淳子からのお話


参加者のみなさんも学生さんたちも興味深く聴いてくださったのが嬉しかったです。


展示した機器類の解説と体験タイムは、みなさん楽しみにされていたようです。


Photo_20190920120101 展示機器の説明


Photo_20190920120201 展示機器の説明


Photo_20190920120202 展示機器の説明(シートスイッチ)


Photo_20190920120203       

                       展示機器の説明(筋電スイッチ:システムデザイン・ラボ
)



体験タイムでは、 担当されている方たちをイメージした具体的なご相談などもあり、

短時間の中にみなさんの熱い想いが凝縮していて、熱意と活気を感じました。


Photo_20190920120401 展示機器の体験


Photo_20190920120402 展示機器の体験



午後の製作会では、学生さんたちがテーブル毎に付いてサポートをしてくださいました。


最初は、参加者も学生さんたちも、山ねこの製作手順の説明を聞き、

学生さんたちは参加者の進捗状況を見守る形でのサポートをされていました。


Photo_20190920120503 製作会


Photo_20190920125201  製作会


Photo_20190920120502 製作会


Photo_20190920120701 製作会


Photo_20190920120801 製作会


Photo_20190920120802 製作会


Photo_20190920120901 製作会



こうした製作は、説明を聞かなくてもできてしまう方たちもいます。

学生さんたちの「最初は見守る形で…というスタンス」はとても良かったと思います。


進行する中で、不安なところやわからないところは、学生さんたちにヘルプが入り、

学生さんたちもフォローされ、時間の経過と共にそんなやり取りも深まっていきました。


Photo_20190920121001 製作会


Photo_20190920121002 製作会


Photo_20190920121101 製作会


Photo_20190920121102 製作会


Photo_20190920121103 製作会


私はそんな様子を見守りつつ、記録写真を撮っていましたが、

各テーブルのみなさんの談笑や和やかな雰囲気がとても嬉しく、感動していました。


Photo_20190920123901 動作確認



周南総合支援学校は、日頃から、徳山高専との繋がりが深く、

学生さんたちにいろんな教材を作ってもらったり、

学校内で壊れた機器を修理してもらったりなど、日常的な交流があるとのことです。


Photo_20190920121401 高専製作の教材



「ディスカッション」では、セミナーの感想だけでなく、

企画についての感想や支援機器や支援についての話題も出ました。

学生さんたちも発言してくださり、有意義な時間になりました。


Photo_20190920121301 ディスカッション


Photo_20190920121302 ディスカッション



高専の谷本先生が発言された時には、学生さんたちが一斉にスマホを向けられました。


ちょっとビックリするようなシーンでしたが、

日頃から、学生さんたちが高専の先生方を慕い、

良い関係で学校生活を送られているからなんだと思いました。



私は、児童・生徒さん、学生さんたちの学校生活は、

先生方との関係が楽しさや快適さに影響すると思っているので、

そんなちょっとしたシーンにも感動してしまいました。



「世代や職種を超えて連携することの重要性」は昔から言われていますが、

現実的には表面的だと感じることも多いです。


それだけに、三浦先生や高専や田原さんたちの取り組みに「実体性」を感じました。


日頃から日常的な交流の積み重ねがあるからこそ、

「実体性」のある連携が生まれるんだなと実感しました。


今回の企画は、そんな中から生まれた企画だったんだと再認識し、

お手伝いさせていただいた私たちも充実感や達成感を感じました。


セミナー実施にあたり、田原さん、三浦先生はじめ、たくさんの方たちには

大変お世話になりました。


特に、学生さんたちにはたくさん助けていただき、私たちも嬉しく、心強かったです。

1人1人の学生さんたちの優しさ、心遣い、頼りがいなども感じました。 


今回のセミナーは、テーマでもあった「共生社会」そのものだったと感じています。


山ねこ工作室は、山ねこの故郷山口でも、

こうしてたくさんの方たちに育てていただけることに心から感謝しています。

ありがとうございました。



ここまで書いて、かなり長文になっていますが、

ご協力いただいたアンケートをまとめた中から、一部をご紹介しておきます。


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・とても参考になりました。

  学生が根気よく見てくださりとても助かりました。


 
・自分だけでは作るのは難しくても、アイディアがあれば相談できる仲間を作ること、

  高専との繋がりができると良いなと思いました。


 ・高専のみなさんも頼もしく感じました。

  高専は共生社会のリーダーになってくださると感じました。


 ・いろいろな立場の方と一緒に活動できることが本当にありがたい、貴重な時間になりました。


 ・今日1回で終わりではなく、今日の出会いを繋げたり、

  
これから発展させたりしたいと思いました。


 ・全てが勉強になりました。

  子どもたちの可能性のために今後も取り組んでいきたいです。


 ・支援機器やスイッチを使って、どんなふうに生活を豊かにできるだろう、

  こんなことができたら生活が広がるな、楽しいだろうなということを

  たくさん考えられたらと思います。


 ・生活を支える視点から、自分でできることはなるべくやるできるように

  工夫してやるためのアイディアを、本人の実際の様子を納得するまで聞き取って

  製作されていることを素晴らしく思いました。

  学校生活の延長線上にある社会生活を見据えて、

  教材教具から生活用具への意識改革は大切な点だと思いました。


 ・子ども、障害のある人、高齢者全ての人が安心して暮らせる社会に向けて、

  医療・福祉・教育・テクノロジーそれぞれが連携してできることをやろうという

  周南地域を拠点とした大きなうねりを感じました。

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当日は、山口新聞社の取材も入っていて、

あらためて、今回の高専の取り組みがとても注目されていることも知りました。


今後の徳山高専と徳山大学、特別支援学校、企業、その他、

いろんなところとの繋がりと取り組みに、私たちも目が離せません。


セミナーを通して、気づき、学ばせていただいたことを

私たちの今後の活動に活かしていこうと思います。


翌日の山口新聞の朝刊に今回のセミナーのことが掲載されていました。

私たちのことが多く取り上げられていて、ビックリしました(^-^;


Photo_20190920205701  山口新聞 8月11日朝刊


セミナーの翌日は実家に帰省しました。

その新聞を義母に見せて、セミナーの報告をすると

「好きなことをやってるだけなのに、みなさんに感謝され、喜ばれるなんて幸せなことじゃねぇ。

ええこと、ええこと!」と言ってとても喜んでくれました。


義母も他界した両親も、私たちを見守り、応援し続けてくれていることも嬉しいです。


これから、山口への帰省も増えそうです。


最後に、打上げ飲み会の写真を紹介して、終わります。


1_20190920122601 打上げ飲み会


2_20190920122601 打上げ飲み会


長文報告を最後まで読んでくださったみなさん、
ありがとうございました。 

2019年9月17日 (火)

夏休みの活動1~鹿島特別支援学校の「自立活動Ⅰ教材製作会」のお手伝い~

今年、初めて、鹿島特別支援学校の製作会のお手伝いをさせていただきました。

活動日は8月2日(金)でした。


昨年の夏、マジカルトイボックスのイベントで出逢った方から、

今年の4月に依頼の連絡が入りました。


その方は「自立活動係」でもあり、私たちと連絡を取り合う担当者として、

当日まで、メール等で何度もやり取りしながら進めてきてくださいました。

日々のお仕事もある中でのやり取りは大変なところもあったと思いますが、

依頼をいただくだけで、進めていく途中でのこうしたやり取りが不充分だと、

私たちも学校側の実情もわからず、困ってしまうこともあるからです。



山ねことは違ったところで、私も
細かいところが気になる人なので、

私からも、何度も問い合わせや確認もさせていただきました。

それらを学校や係の中で相談・検討し、随時、お応えいただけたことも

本当に嬉しかったです!!



実施スタイルも、私たちが他の製作会やセミナーで重要視している

「午前が事例報告&展示・体験、午後が製作&振り返り」というご提案もいただき、

とても良かったです。



「会の達成感は企画側の趣旨の明確さと相互確認、準備期間のやり取りの充足で決まる」


長年、お手伝いしてきて、私がいつも感じていることです。



製作会当日の様子は写真で紹介します。


Photo_20190917164201 玄関の掲示物  


 Photo_20190917164901 スイッチ・機器類の展示


Photo_20190917164801 スイッチ・機器類の展示


Photo_20190917164701 スイッチ・機器類の展示


Photo_20190917164601 視線入力体験コーナー


Photo_20190917175601 参考文献紹介コーナー


Photo_20190917164301 ワークショップ(活動紹介・事例紹介など )


Photo_20190917164302 ワークショップ(活動紹介・事例紹介など )


Photo_20190917164303 ワークショップ恒例の「スイッチクイズ」


事例報告では、2年前に他界した両親の介護中の話もさせていただきました。

特別支援学校の先生方対象の研修で、高齢者の介護の話は違和感があるかも知れません。

しかも、山ねこ工作室の事例というより、家族としての対応を事例紹介するので、

より違和感があったかも知れません。


それでも、人に関わり、関係者の方たちと繋がり合って、

より良い支援を考えるという視点でいうと、とても大事な話だと考えて、

具体的なエピソードを添えてお話させていただきました。


Photo_20190917164401 スイッチ・機器類の説明


Photo_20190917164501 スイッチ・機器類の説明


Photo_20190917164502 スイッチ・機器類の説明



体験タイムでは、初めて見る機器や体験する機器を実体験され、歓声があがったり、

先生同士が、担当されているお子さんたちのことを見据えて意見交換されたり、

学部の違う先生同士が助言し合ったりされていました。



昼食時間のフリートークでも、体験タイムでの話題からの繋がりで、

貴重なお話をたくさん伺うことができました。


Photo_20190917175701 昼食タイム(午後の製作会の準備)


Photo_20190917165101 製作会の前のオリエンテーション


Photo_20190917165201 製作会の前のオリエンテーション


Photo_20190917165301 製作会の前のオリエンテーション


Photo_20190917165302 製作会の前のオリエンテーション


Photo_20190917165401 製作会の前のオリエンテーション




製作会ははんだ付け作業初心者の方たちも多いということだったので、

担当者の方と事前に打合せ、限られた時間にスムーズに製作が進むよう、

作業工程の一部を山ねこが事前に準備したキットを活用していただきました。



製作されたものは「タッチスイッチ」と「BDアダプター」です。

この「タッチスイッチ」は「ショット/ラッチ切替スイッチ」を付けたニューバージョンでした。


Photo_20190917175201 タッチスイッチ


Photo_20190920081301 タッチスイッチ内部
 


ラッチ機能をご存知ない方たちもいらっしゃいましたが、

ご説明すると、お子さんによって有効なことをわかっていただき、

とても喜んでいただけました。


いろんな製作会で、山ねこが「ちょっとお得な仕込み」をしているのを知っているので、

みなさんの感動と称賛が「山ねこへのご褒美」のようで嬉しかったです(*^^*)



作業の進捗状況には個人差があるので、

早く終わった方はサポートに回ってもらうようにしました。

私たちがお手伝いする製作会では、始まる前に、

「全ての行程を1人ですると考えず、お互いにサポートし合おう」

「SOSを出して、楽しく製作しよう」と提案しています。


それもあって、活動中、自然にサポートの流れができると同時に、

和気藹々とした空気感があふれていました。

そんな和やかな中で、私たちにはわからない先生方の個性や得意なところも見えてくるようで、

お互いに感謝し合ったり、褒め合ったりされていました。



そんな様子を見ていると、お互いの良さを知り、認め合って、

コミュニケーションし合うことの大切さを実感させていただけます。

製作会を通して、私たちが気づき、学ばせていただくことは多いです。


Photo_20190917165402 製作会の様子


Photo_20190917165501 製作会の様子


Photo_20190917165502 製作会の様子



Photo_20190917165701 動作確認



振り返りタイムでは、全体の感想だけでなく、

作ったものをどんな場面で活用してみたいかなどを発表してくださいました。

作ったものが同じでも、活用のしかたはいろいろあって良いと思います。

他の方たちの話を聞くことで、新たなアイディアが浮かぶこともあります。


実際に使う前から、私たち自身がワクワク感を持つことは大事です。

みなさんのワクワク感が伝わってきて、とても嬉しかったです。



参加者の中には、すでにおつき合いのある方もいました。

異動前の水戸特別支援学校の製作会でお会いした方もいて、

水戸に在勤中に作られたものを元に手づくりされたグッズも見せていただきました。



Photo_20190917170201 見せていただいたグッズ


Photo_20190917170203 見せていただいたグッズ


Photo_20190917170202 見せていただいたグッズ(内部)  

  (説明)

    穴の中に円柱の積み木を入れると中に取り付けたスイッチにあたり、

    録音された動物の声などが聴こえる



いろんな出逢いが繋がっていることもわかり、とても嬉しくなりました。



最後に、当日のアンケートとメールでいただいた感想の中から、

一部、抜粋してご紹介します。



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・スイッチにも多くの種類があるのがわかり、良かったです。

   
製作会などいろいろ参加してみたいと思いました。


  ・今までいろいろなスイッチ教材やVOCAの研修会に参加したことがありましたが、

   こんなにもいろいろな種類があり、少し工夫をすれば、

   いろいろな使い方ができることを初めて知りました。

   午後の製作会に参加できず、すごく残念ですが、

   午前中だけでも参加でき、良かったです。ありがとうございました。


  ・
はんだ付けは1回しか経験がなく不安でしたが、

   同じテーブルの先生方と協力し合って製作できて楽しかったです。

   自分で作ったスイッチでおもちゃが動いたときは嬉しかったです。


  
・スイッチを作ったことで満足してしまわず、

   子どもたちの生活、学習にどう生かしていくかが大事ですというお言葉に応えられるよう、

   アイディアを絞りながら活用していきたいと思います。


  ・スイッチを作るのもそうですが、これからそういった教材を

   どのように活用していくか考えていきたいと思いました。

   子どもたちが興味・関心を持って活動できる教材を作りたいと思いました。


  ・作る喜び、子どもへの使いたい意欲をかきたてられました。


  
・子どもたちに使ってみたいと思うものがたくさんありました。

   宝の山です。ありがとうございました。


  ・「ものづくり 心をつなぐ 人づくり」という言葉が心に残りました。

   自分の身体の中で、小さな一つのことが「できる」ことが何かを表現したり、

   楽しんだりすることに繋がることを実感しました。


  ・1人のお子さんに対して、保護者、学校だけでなく、

   さまざまな関係機関が連携して支援をしていくことが

   とても大切であると改めて思いました。


  
・たくさんのスイッチ教材や視線入力訓練ソフトを

   ワクワクしながら体験する先生方から聞こえてくるのは担当の子どもたちの話でした。

   
お互いに話をしながら研修できたことは、今回の研修・教材を通して

   先生方のつながりも生まれた時間になったように感じています。

   
また、午前中のワークショップでのお話をお聞きしてから

   午後の製作をすることで、より深まりのある研修となりました。

   とても良い時間をいただき、私たち参加者一同感動しました。

   とても楽しかったです!本当にありがとうございました。
 
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参加者のみなさんと私たちが感じたことに共通点も多く、

研修が終わった後の片づけの時間も余韻が残っていて、話が尽きないほどでした。


素敵な先生方に出逢えたことに感謝し、私たちもまた頑張っていこうと思いました。


作成できたアンケートまとめは、学校にも送りました。


新学期に入り、子どもたちと先生方がどんな楽しい時間を過ごされるか

想像するだけでワクワクします。

研修時にお願いしたように、みなさんから報告が届くのを楽しみにしています。

2019年8月19日 (月)

マジカルトイボックスの夏のイベント参加報告!

7月13日のことなので、いつものことながら、とても遅い報告ですが、

それが「山ねこ工作室流」ということで…(^-^;


私たちの夏の楽しみのひとつがマジカルトイボックスのイベントです。

毎回、どんな出逢いがあるか…それも楽しみにして参加しています。


マジカルトイボックス第48回イベント案内

http://magicaltoybox.org/mtb/event/第48回イベント案内/



AACセミナーが始まる前の準備時間にステキな出逢いがありました。


講師の伊藤史人さんと一緒に登壇される古川結莉奈さんです。


結莉奈さんのお母さんがいろいろ準備されている時に、

結莉奈さんから熱い視線と共に、呼びかけられました。



私の座席が一番前で、結莉奈さんの近くだったこともありますが、

私が「おしゃべり大好きなおばさん」ってことを結莉奈さんに見抜かれたようです。

すぐに、近くに行って結莉奈さんとご挨拶しました。


お母さんには「娘もお話大好きだから、『あ!いた!』って思って

声をかけたのかも…」と言われました(^-^;



結莉奈さんからいただいた名刺は結莉奈さんの手書きで、

自作の絵や詩が書かれているステキな名刺でした。


私の名刺交換の歴史(笑)の中で、

小学校1年生のお子さんとの名刺交換は生まれて初めてです。


結莉奈さんにとっても、60歳を過ぎたおばさんとの名刺交換は初めてだったかも知れません。



セミナーが始まる前の短時間でしたが、とても楽しい時間をいただきました。


結莉奈さんと一緒に撮っていただいた写真です。

私がどれほど嬉しかったかがわかる証拠写真です(*^^*)


Photo_20190819140801 結莉奈さんとのツーショット写真



伊藤さんのお話も、結莉奈さんとお母さんの綾子さんのお話も、

心に深く響くものでした。


Photo_20190819140901 AACセミナー  

Photo_20190819141001 結莉奈さん iPad操作中

Photo_20190819141002 結莉奈さん iPad操作中

Photo_20190819141003 結莉奈さん iPad操作中

Photo_20190819141101 AACセミナー




重度と言われるお子さんたちの可能性を見た目で判断されてしまい、

「できない子」「わからない子」と思われてしまうことがあるなら、

そんな悲しいことはありません。



綾子さんが日常生活の中で工夫されてきたことや現在も工夫されていることも、

動画を交えてお話してくださり、参考になることもたくさんありました。




どんなに重度と言われるお子さんたちにも伝えたい想いがあります。

まわりの誰にでもわかるように伝える手段がないようなら、

私たち自身がいろんな関わりの中で見つけていくことが大事なのだと思います。



そのためには、どんなお子さんたちにも伝えたい想いがあること、

学びたいという想いや成長する力があることを私たちが信じることが必要だと思います。



伊藤さんと結莉奈さんと綾子さんのお話を伺いながら、

私自身のことや支援のあり方なども再確認できました。


セミナー後、綾子さんとはfacebook友だちになりました。

綾子さんが書かれた投稿の紹介もご了承いただいたので、ここでご紹介しておきます。


古川綾子さんのfacebookより

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2380264555387913&id=100002131761261



午後は支援機器の展示会場を回ったり、再会した方たちとおしゃべりしたりと、

いつもの過ごし方で楽しみました。


Photo_20190819141601 機器展示の会場

Photo_20190819141102 機器展示の会場

Photo_20190819141201 機器展示の会場

Photo_20190819141402 機器展示の会場

Photo_20190819141202 機器展示の会場

Photo_20190819141203 機器展示の会場

Photo_20190819141301 機器展示の会場

Photo_20190819141401 機器展示の会場



ビュッフェスタイルの相談会はそれぞれ人気があって、とても混雑していました。

講師の方たちから直接お話を伺ったり、相談できたりするこういう場は

求められているのでしょう。


Photo_20190819141701 相談会の会場

Photo_20190819141501 相談会の会場

Photo_20190819141502 相談会の会場

 

混雑していたため、私たちは殆どスルーしてしまいましたが、熱気は伝わってきました。


製作講座の会場では、準備中に情報交換しました。



Photo_20190819141702 製作講座の会場

Photo_20190819141703 製作講座の会場




製作時間が始まってからは、山ねこは製作のサポートをしていました。

私はお邪魔をしない程度に、いろんな方たちとおしゃべり続行(^-^;



今回は、午前中のセミナー時から親子で参加されている方たちが目立ちました。

製作講座にも親子で参加されている方たちもいて、

お子さんやお母さんたちとのおしゃべりも楽しませていただきました。

(製作のお邪魔はしていませんよ…多分…)


Photo_20190819141801 製作講座の会場

Photo_20190819141802 製作講座の会場

Photo_20190819141803 製作講座の会場

Photo_20190819141901 製作講座の会場



暑い時期に、お子さんたちとの外出は大変だと思いますが、

お子さんたちが休める別室も準備されていました。

企画・運営されている事務局のみなさんのご配慮はさすがだなぁと思いました。



製作講座の会場に「くるくるレインボー」があり、

固定が定まらず、うまく回っていませんでした。

こういうのを見るとスルーできない山ねこと私です(^-^;


山ねこがその場にあったもので工夫し、固定しました。


Photo_20190819142001 「くるくるレインボー」の固定の工夫

Photo_20190819142002 「くるくるレインボー」の固定の工夫

Photo_20190819142101 「くるくるレインボー」の固定の工夫

Photo_20190819142102 「くるくるレインボー」無事回転




良い感じに回ってくれて、嬉しくなりました。




やっぱり、変な夫婦ですね(^-^;



研修としてまじめに参加されているみなさんと違い、

遊びに行っているような私たち(山ねこは違うか…?!)です。



「kintaのブログ」にはイベント直後に報告が入っています。



●マジカルトイボックス第48回イベント参加者のブログより

https://www.magicaltoybox.org/kinta/2019/07/15/19870/

●マジカルトイボックス第48回イベント参加者アンケートありがとうございました。

https://www.magicaltoybox.org/kinta/2019/07/20/19924/



タイムリーな報告はやっぱりいいですね。



私も、これから少しは努力しなくちゃ…(無理?!)…(^-^;



写真はありませんが、夜は八木ちゃんと3人、東京で飲みました(*^^*)

3人の飲み会も含め、今年の夏のマジカルのイベントも楽しかった~!!



今回、出逢った人たちとの新たな繋がりと今後のゆくえも楽しみです(^^)/

2019年7月24日 (水)

「福祉のえん日 2019」の報告

今年4回めとなる「福祉のえん日」が、6月22日(土)に無事終わりました。

開催から1ヶ月遅れですが、備忘録としての報告(長文)です(^-^;


今年も、ブース出展者の顔ぶれは変わりませんが、

それぞれに「今年のコンセプト」を考えていました。


実行委員もブース出展者も

「来場者の方たちと共に創り上げていく」という「福祉のえん日」のスタンスは

4年前からずっと変わっていません。


それぞれの心に残っている今までの来場者の方たちの「生の声」はもちろん、

今年の来場予定者の方たちの想いや求めるものを想像しながら、

実行委員もブース出展者も心を込めて準備し、迎えた当日でした。


Photo_20190723115401 「福祉のえん日」ののぼり旗


Photo_20190723115601 受付


実際の様子は写真(友人からの提供写真も含む)を添えて報告します。



●辻友紀子さん紹介コーナー


5月12日のブログにも書いたように、

今年、最大のニュースは、

案内チラシの挿絵をパステル画家の辻友紀子さんが担当してくださったことです。

長年の友人なので、私たちは「ゆっこさん」と呼んでいます。



「福祉のえん日」今年もやりま~す!

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-d337fe.html



今年の1月から、ゆっこさんが描き始めた新たなものが「iPad画」でした。

ゆっこさんの「福祉のえん日」にこめる想いは完成した挿絵にあふれていて、

実行委員はみんな感動しました。





ブースには「iPad画の歴史」と命名されたコーナーもありました。


Photo_20190723115701 辻友紀子さん紹介コーナー


Ipad_20190723115801 「iPad画の歴史」




挿絵になった紫陽花の便せんに書かれたメッセージには、

「福祉のえん日」などを通じてたくさん教わったという

ゆっこさんのiPadライフの楽しさ、嬉しさなどの想いが込められていました。

ゆっこさんのブースを観ている方たちにもそんな想いが伝わっているようでした。

Photo_20190723115901 ゆっこさん交流中



●リハビリテーションブース


障害のある方の自立を助ける道具である「自助具」は、

今までにも紹介されてきていますが、今回は「自助具」に加え、

「家族など介護する側を助ける道具(在宅療養を助ける道具)」を紹介したいというのが

担当のOTさんの想いでした。


いろんな状況で介護する中で、

家族など介護する側の負担を少しでも減らすための道具が重要なのは、

私自身も、両親の介護の中で実感してきました。

介護する側の負担が減ることは、

ご本人たちにとっても、心身両面での負担軽減にも繋がります。



福祉機器展などでも「家族など介護する側を助ける道具」は紹介されています。

そういう道具を総称した名称はないようですが、

今回、担当のOTさんはそれらを「在助具」と命名し、

「福祉のえん日」で発信したいという想いをこめての出展でした。


Photo_20190723120001 リハビリテーションブース


Photo_20190723120002 リハビリテーションブース


Photo_20190723120101 リハビリテーションブース


Photo_20190723120102 リハビリテーションブース


Photo_20190723120201 リハビリテーションブース


Photo_20190723120202 リハビリテーションブース  


ブースでは、熱心に意見を聴いたり、相談したりされている方たちがいました。

担当のOTさんは、日頃から、ご本人たちやご家族からの相談を受け、

いろいろ工夫して自作もされています。



きっと、ここでの出逢いからも、新たな「もの」が生まれることでしょう。

私たちも活用する「100均グッズ」を使った「愛ディア」に刺激を受けました。



●ヤギちゃんICTサポート


いつものことながら、八木ちゃんの情報収集力はすごいなぁと思います。

ネットで紹介されていても、実際に使ってみないとわからないものも多いので、

実物が展示され、体験できるのはありがたいです。


他のブースでは展示されていないものも多く、

八木ちゃんの解説を受け、参考にしてメモしている方たちも多かったです。

書籍の展示数も多く、熱心に読んでいる方たちも多かったです。


Photo_20190723120401 「ヤギちゃんICTサポート」のブース


Photo_20190723120501 「ヤギちゃんICTサポート」のブース


Photo_20190723120601 「ヤギちゃんICTサポート」のブース  



●ケイ・サポート

https://www.ksupport.info/


毎回出展されている「スタンディング車いす(手動)」の試乗と

「SRソフトビジョン」を使った「体圧(座圧)測定」の体験は今回もありました。



試乗・体験を通して聴ける効果やアドバイスは来場者の方たちにも好評です。



今回、初めて「パンテーラ・ジャパン」の車いすの試乗もありました。

快適な座位を得るためのシーティングの相談に応えてもらったり、

アドバイスを受けられるというのは魅力的でした。
Photo_20190723120801 「パンテーラ・ジャパン」の車いすの試乗  


Photo_20190723120802 「ケイ・サポート」のブース




ブースでは、障害のある方だけでなく、支援に関わる方たちが実際に試乗・体験され、

熱心に意見交換されていたのが印象的でした。



●山ねこ工作室


「山ねこ工作室」のブースはいつもと殆ど変わりません(^-^;


Photo_20190724153901 「山ねこ工作室」のブース


Photo_20190724154101 「山ねこ工作室」のブース


Photo_20190724154102 「山ねこ工作室」のブース



いろんな仕様の手づくりスイッチ類や改造おもちゃの展示と体験、

視線入力(※)の体験をしていただけるようにしました。


 
※ ポランの広場|福祉情報工学と市民活動より

視線入力訓練ソフト EyeMoT 3D

https://www.poran.net/ito/research/eyemot-3d


1 「山ねこ工作室」のブース


Ray 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」体験中


Photo_20190723121201 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」体験中


Photo_20190723121401 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」体験中


Photo_20190723121402 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」体験中


Photo_20190723121403 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」体験中



「EyeMoT」を体験していたゆっこさんは 人生で初めて『戦闘ゲーム』をやった」と

とても興奮し、楽しそうに話していました。



他には「EyeMoT」を「らくらくマウス」操作で体験するコーナーも作りました。

このコーナーは、サポーターのOTさんに担当していただきました。


Photo_20190723121701

 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」の「らくらくマウス操作」体験コーナー



Photo_20190723121501

 「視線入力訓練ソフト EyeMoT」の「らくらくマウス操作」体験中



このコーナーを作ることになったきっかけは、

そのOTさんから「電動車いすを使い始めるお子さんのために、

ジョイスティック操作の練習をするゲームを探している」という相談を受け、

山ねこが紹介したのが「EyeMoT」だったからです。


経緯の詳細は「山ねこ工作室のブログ 2018年12月13日付」参照

ジョイスティック操作で「EyeMoT」を楽しむ

http://yamaneko-kousakusitu.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/eyemot-a5e5.html




「EyeMoT」は「視線入力訓練ソフト」として開発されたものです。



動きのスピードと成功体験ができるこのソフトは、

そのお子さんのジョイスティック操作の練習にも適していて、

OTさんからはとても有効だったという報告を受けていました。



「EyeMoT」を紹介した私たちにもとても嬉しい報告だったので、

「らくらくマウス」操作で体験するコーナーを作ることにしたのです。



以下、そのOTさんからの報告です。

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私の担当させていただいた「EyeMoT」を「らくらくマウス」操作で体験するコーナーでは、

 12名程度が体験をしてくださいました。

 うち子どもが4名で、子どもさんの方が長く遊んでいました。

 ほとんどの方が「EyeMoT」の視線入力も体験していました。

 同じソフトでも色々な使い方ができると共感してもらえたように感じます。

 中には、マウスのスピードが速くなると初速度が遅くなる傾向を

 指摘してくださる方もいらっしゃいました。

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●クッキーさんのキーボード演奏(ミニライブ)


流行っている曲、リクエスト曲などを織り交ぜたクッキーさんの演奏に、

ブースなどで体験している方たちも、時々耳を傾けていらっしゃいました。


Photo_20190723121801 クッキーさんのキーボード演奏(ミニライブ)


Photo_20190723121901 クッキーさんのキーボード演奏(ミニライブ)


Photo_20190723121902 クッキーさんのキーボード演奏(ミニライブ)


子どもたちの間で流行っているという「パプリカ」の演奏の時は、

踊ってくれている人たちがいました。

踊っている子どもたちを見て一緒に踊る方たちや優しい笑顔で見守る方たちなど、

こうして音楽を通して交流できる時間があるのはいいなと思います。


Photo_20190723123301 遊びコーナー


当日は、事前に呼びかけて快く引き受けてくださったサポーターの方たちにも助けられました。

来場者として参加してくださる方たちの中にも、サポーター的なお願いをした方もいました。



遠慮しないでそういうお願いができてしまうのは、

私の得意技(笑)かも知れません。



参加者の方たちの感想やブログも写真を織り交ぜてご紹介しておきます。


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●来場者の方のFacebook投稿記事より


 「福祉のえん日」に行って来た。

 たくさんのスイッチやおもちゃ、視線入力のパソコン、スタンディング車いすの試乗、

 他にもいろいろ遊んできた。


 写真は足でチョットだけ踏むスイッチ。


Photo_20190723135101 「シートスイッチ」体験中


 今回はオモチャを鳴らしてるけど、

 見守り介護要な徘徊しちゃう人がベッドから起きた時、部屋から出る時に、これを踏み…

 「起きたよー部屋出るよ」と教えてもらえるような使い方も出来る。

 普通にデカイスイッチとしても使える。

 私が家事で手が空かなくても、踏むだけで音楽が鳴らせる。

 下の子のギャン泣きがおさまる。



 あー、使い方の想像が止まらない。



 他にも握るだけのスイッチが有る。

 重度の心身障害者で、緊張が強くいつも手を握りっぱなしの子がいる。

 逆になんとなく手を丸めているんだけど、

 うまく力の調整が出来ず、普通のボタンなどが押せなくても、

 その手のひらの中にスティックを入れてあげれば、スイッチとなる。



 不得手さえプラスに変えられる!



●来場者の方からのメールより


 娘も楽しかったと思います!

 私もワクワクしてしまうような内容で、

 何か娘が生活する上で便利に利用できる物はないか?と写真を見直していました(*^^*)


 歩み

 https://ameblo.jp/hiro07039825409-2019/entry-12486340743.html



●来場者の方からのメールより


 先日は親子で楽しませていただきました。

 息子は山ねこさんたちがいてくれたので安心して遊びたいところに行っていました。

 「山ねこさんとお話しできたー」って嬉しそうでした(*^^*)

 山ねこさんたちは、息子にとってホントに「じーじ」と「ばーば」のようです。


 息子は車いすに興味を持ち、

 「足が動かせない人たちは車いすを使って歩くんだよ」とか説明すると

 『ふーん』って言って乗り回してました。


Photo_20190723122101 車いすの試乗


 手話もどこまでわかってるから分かりませんが、

 幼い頃から手話や車いす、スイッチなどに触れる機会があって私も助かります。


 息子はお箸の体験が心に残っていたようで、体験していましたし、

 家に帰ってからも言ってました。


 「ドラえもんの魚釣り(山ねこさんのパソコン)」もまたやりたいと言っていました。



●サポーターの方からのメールより


 個人的にはたくさんの方とお話もでき、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

 実際に準備に参加させてもらい、

 展示の仕方や見てもらうための工夫等も勉強になりました。


 お手伝いと称して、ほぼ一般参加のように動かせてもらってしまいました。

 お声をかけていただき、ありがとうございました。



●サポーターの方からのメールより


 楽しい時間を過ごさせていただき、本当にありがとうございました。

 色々な方と関わらせていただいて、気づきと学びがたくさんありました。

 私自身が楽しくて仕方なかったです。


 障害がありながら社会で活躍している八木さんやクッキーさん、ゆきこさんと出会えたり、

 PT.OTさんとお話させていただいたりしたことで、

 もっと学びたい、関わりたいという気持ちが増しました。


 本当にありがとうございます。

 学びの機会を与えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 今後とも、よろしくお願いいたします。



●サポーターの方からのメールより


 準備と後片付け以外はあまりお役に立てなかった気もしますが、

 お役に立っていたのであれば良かったです(*^^*)


 集合写真も送っていただたいてありがとうございました(^^)

 みんないい顔してますね(*^^*)
Photo_20190724154201 娘的存在のサポーターとの写真



●ゆっこさんのFacebook投稿記事より


 6月22日(土)、福祉のえん日2019年が開催されました!!

 会場のあちこちで交流の花が咲き、アットホームなえん日となりました\(^o^)/♪♪


 ご来場いただいた、みなさん、ありがとうございました…!

 主催のみなさん、出展のみなさん、お疲れさまでした。

 気にかけていただいた、みなさん、ありがとうございます*


 わたしは、今回は、チラシ挿し絵担当と

 iPad画にスポットをあてた『辻友紀子さん紹介コーナー』での参加でした。


 「iPadで絵を描けることは知っていたけれど、

 こんなに、やわらかな絵が描けるんですね!」と、ご感想いただき、

 嬉しかったです(*^^*)


 特に、プリントキャンバスは

 「デジタルで描いた絵を風合いのある布に印刷して展示する」という試み、

 みなさん、驚かれていました(*> U <*)


 また、即興で、iPad画を描くというデモンストレーションもやらせていただきました>^_^<


Photo_20190723122201 ipad画のデモンストレーション中


Photo_20190723122202 ipad画のデモンストレーション中  


 iPadライフ・iPad画とわたしの「えん」を繋いでくれたのは、「福祉のえん日」でした。


 初めてのiPad画のチラシ挿し絵、iPad画の展示、

 この場所でチャレンジ出来て、発信できて、良かったです!!


 久しぶりの外出で少し不安でしたが、

 とても楽しく過ごせて、絵を通じての出逢いや再会をしあわせに想いました゚+。(*′∇`)。+゚


 ちいさな福祉機器展。

 「福祉のえん日2019」は終わりましたが、

 きょうの日が、また、誰かの「えん」が繋がった日になったことと思います(*^^*)



●「ケイ・サポート」のスタッフブログより

 http://k20100401.blog119.fc2.com/blog-date-201906-5.html



●「ヤギちゃんICTサポート」のブログより

 「福祉のえん日」で出展したもの

 https://ameblo.jp/blog-yagichan/entry-12487547055.html




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情報入手、情報提供、情報交換…など

参加者それぞれが「福祉のえん日」に求めるものはいろいろあると思います。


それでいいんだと思います。


アットホームな空間とゆったりした優しい時間の中で

感じたこと、気づいたこと、驚いたこと、学んだこと…何でも…良いと思います。


福祉機器と呼ばれる「もの」の展示と体験ができるのが「福祉のえん日」ですが、

「人」と出逢え、繋がり合えるきっかけを持てるのが最大の魅力だと考えています。



日頃から「ものづくり」「場づくり」は「人づくり」でもあると思っています。



1人ひとりの「福祉のえん日」での出逢いと繋がりが、

楽しい生活、快適な生活に繋がっていくなら、

主催したメンバーのひとりとしてとても嬉しく思います。



私たち自身もまた、「福祉のえん日」の「ご縁」を繋ぎ合い、

これからも楽しい日々を送っていけたらいいなと思っています。



開催にあたり、準備を含めて支えてくださったみなさん、

参加の有無に関わらず、エールを送ってくださったみなさん、

本当にありがとうございました。



7月20日に打上げ飲み会をやりました。


2 打上げ飲み会の写真  


1_20190723135401 打上げ飲み会の写真



「福祉のえん日」当日感じたことや気づいたこと、学んだことはもちろん、

「福祉のえん日」への想いをたくさん意見交換できました。

また来年の開催に繋がるよう地道に歩みを進めていきたいと思っています。

2019年6月30日 (日)

「DonTAC」に行ってきました!

6月15日、福岡県北九州市で開かれた「DonTAC」に行ってきました。


Photo_20190629235201 プログラム 表


Photo_20190629235301 プログラム 裏



「DonTAC」って何?という方のために、

「DonTAC」のホームページから抜粋して紹介したいと思います。


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DonTACとは...


お祭り好きの人々が集い年に1回行うイベント、

かつ、それを運営する団体の名称です。


お祭りとは、生きづらさを感じる子ども達のデキルを引き出すために

AT・AACの考え方を軸に様々な支援やツールについて

主体的に、まじめに楽しく学ぶ各研修会のことです。


お祭りは、現在のところ「ee-club」「ICTコミュニケーション研究会」

「Team Finger」「築城AT・AAC倶楽部」が開催しています。


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昨年、初めて参加し、とても楽しかったので、

案内が出た時、すぐに申し込みました。


福岡県は地理的には遠いですが、

茨城空港から朝の便に乗ると、お昼には博多に着きます。

昼間っから、ランチ酒も楽しめます(^-^;


Img_3835 ランチ



今年も前日に小倉入りし、夜も飲んで、当日の朝、会場入りしました。

そんな余談はさておき、私の独断的「DonTAC」の報告と感想を書きます。



ロビーには、Oさん手づくりの「にわか面クッション」が並べられていたので、

思わず、Mさんにもお願いして記念写真を撮らせていただきました。



Photo_20190629235302「にわか面クッション」との記念写真


開始のコールの後、

ステージの画面に会場に来れない「DonTACの代表:鈍拓男さん」が映し出され、

Mさんが鈍拓男さんの手紙を代読されました。


Photo_20190629235401「鈍拓男さんの手紙」の代読


イベント開始早々、会場内は笑いに包まれました。


「にわか面」は至るところに登場するので、驚くことはないのですが、

進行の中でまじめに登場することが、私の「ツボ」にはまりました(*^^*)

大声で笑ってしまいました(^-^;


その後、「プレオープニング」として、

九州の各県の特別支援学校の先生方からの実践発表がありました。



私たちは学校関係者ではないので、

こうした実践発表を聴く機会はあまりありません。

それだけに、貴重なお話を聴くことができます。



子どもたちの「デキル」を中心に据えて、

子どもたちの「デキル」を引き出す日々の具体的な実践が発表されました。



それぞれの発表をお聴きし、

私たちは私たちにできることを考えていこうとあらためて思いました。



昼休憩後の「オープニング」では、

「屋台&ワークショップ」の講師のみなさんのご挨拶の前に、

講師のみなさんも含め参加者全員に「にわか面」が配布され、

集合写真を撮られました。


Photo_20190629235501 参加者全員での集合写真(2018年)


この写真は昨年のものですが、大人数の「にわか面」集団は圧巻です。

今回の集合写真も、どこかで紹介されるかも知れないので楽しみです。



講師のみなさんのご挨拶コメントはそれぞれ個性的で、

講師のみなさんも「DonTAC」を楽しみにして参加されていることも伝わり、

私たちも午後の予定がより楽しみになりました。


Photo_20190629235502 講師のみなさんのご挨拶


Photo_20190630002101 講師のみなさんのご挨拶

 

昨年、私たちはワークショップには参加しませんでしたが、

今回はワークショップを申込みました。



国立特別支援教育総合研究所の杉浦徹さんの

「身近なもので創る教材・おもちゃ」という内容です。



杉浦さんとはマジカルトイボックスのイベントやATAC等でも

何度もお会いし、お話もしていますが、

こうした研修でお話を伺うことは殆どないので、楽しみにして参加しました。


Photo_20190629235701 杉浦さんのワークショップ


テーブルに並べられた色紙やハサミ、トング(調理器具)などを見て、

「何を作るんだろう」と始まる前からモチベーションが一気に上がりました。


Photo_20190629235702 杉浦さんのワークショップ


私は友人から「永遠の3才児」と言われるくらい好奇心旺盛なので、

杉浦さんが何を話してくださるのか、

私たちが何を作るのか、

どんな遊びをするのか、終始、ワクワクしていました。



講師ご挨拶の時に見せられて気になっていた「ブーメラン」は、

ワークショップの中で作りました。


シンプルなもので、簡単に作れました。

作った後、実際に飛ばしてみようと部屋の外に出て、飛ばして遊びました。



Photo_20190629235801 ブーメラン飛ばし



みなさん、うまく飛ばしていましたが、

残念なことに、私は何度やっても戻ってきませんでした(T_T)

山ねこが私の作ったブーメランを飛ばすと戻ってくるので、

私の作ったブーメランの調子が悪いのではなく、飛ばし方にコツが要るようです。



ちょっとめげてしまいましたが、気を取り直して、

帰宅してから練習(これも楽しみ)することにしました(^-^;



「もみじの種の形にした折り紙」「魚の形にした折り紙」はクルクル回って、

きれいに舞いました。


Photo_20190630002201 作品各種



トングなど調理用具の遊び方には驚きと共に、感動しました。


調理用具をタコ糸で吊るして、タコ糸の端を指に2~3巻きして両耳にあて、

ハサミで叩いてもらうと「鐘」の音がするのです。


Photo_20190630002301 音を聴こう


Photo_20190630002303 音を聴こう


Photo_20190630002302 音を聴こう


Photo_20190630002304 音を聴こう



調理用具によって音が違い、

イギリスだったり、インドだったり、中国だったり、日本だったり…、

いろんな寺院の鐘の音のように聴こえるのです。



そのまま叩いて聴こえる音とは全く違うため、

実際にやってみて聴こえる音に、参加者の誰もが感嘆の声をあげ、

部屋中に笑顔と温かな空気があふれました。



作って楽しかった、遊んで楽しかったというだけではなく、

新たな工夫を加えればもっと楽しくなるかな?…

違うやり方でやってみたらどうなるかな?…と

私の好奇心と探求心はますます高まりました。



杉浦さんの笑顔や学びの意欲を引き出す今回のような授業、

子どもたちに交じって、私も機会があれば受けたいなぁと思いました。



そんな余韻のある中、1階の会場に戻り、屋台を少し回りましたが、

そこで、また、杉浦さんに再会しました。



山ねこも私も、杉浦さんと情報交換したいこともあったので、

持参したものを見ていただきました。

「リモコンセントを改造した機器」ですが、

杉浦さんと山ねこの情報交換を聴いているだけで楽しかったです。



Photo_20190630002501

 リモコンセントを改造した機器(杉浦さんバージョン・山ねこバージョン)


  Photo_20190630002502 杉浦さんとの情報交換



ものづくりの楽しさはもちろんですが、

使う方のニーズや使用環境を踏まえて、

杉浦さんと貴重な意見交換ができたのがとても嬉しかったです。



会場内では、今回、「ユニコーン」さんの屋台で、

実際に見たかった「miyasuku スタンド」について、

中島さんにとても丁寧に説明を受けました。


「miyasuku スタンド」

https://www.miyasuku.com/software/

https://www.miyasuku.com/files/miyasukuスタンド構成・価格3.pdf


Photo_20190630002601 高さの調整



Photo_20190630002801 固定の調整


 ※パソコンの大きさに合わせて固定の調整可能

 ※調整作業も簡単で、安定感もある


Photo_20190630002901 固定の調整


Photo_20190630003001 固定の調整


Photo_20190630003101 固定の調整


Photo_20190630003201 一番高くした状態


11 一番低くした状態


10

   屋外など地面の凸凹でがたつかない車輪

      ※必要に応じて、大きな車輪に取り換え可能

Photo_20190630003601「miyasuku スタンド」を囲んで意見交換



中島さんが「miyasuku スタンド」を作ることになられた経緯のお話には、

心打たれました。



「視線入力ソフト」は、今とても注目されていますし、

実際に、いろんな人たちが使っていらっしゃいます。


でも、毎回、いろんなところで話題になるように、

「視線入力ソフト」そのもの以上に重要なのは、

ご本人の実情を的確に把握し、

それに適切に対応するパソコンの固定のしかたです。



固定するためにどんなスタンドを使うかも重要です。



また、使用されるご本人だけでなく、

ご本人たちをサポートされる支援者の方たちの使いやすさも重要です。



中島さんのお話を伺っていると、

約1000人もの方たちの対応をされてきたからこそ、

どんなスタンドが良いのか…という1人1人のニーズに応えるものとして、

結果的に、中島さんが作られることになったのかがよくわかりました。



中島さんと山ねこの会話に「ものづくり」の考え方の原点を感じました。

中島さんだけでなく、山ねこの嬉しそうな表情も印象的でした(^-^;

「miyasuku スタンド」…山ねこ工作室にもやってくるかも…(*^^*)



他にも、たくさんの屋台が出ていましたが、

「杉浦さんのワークショップ」と「miyasuku スタンド」に集中してしまい、

かなり偏った報告になってしまいました。


でもまぁ、これも私たちの実情ということで…(^-^;


閉会後、いつもいろいろお世話になっている「福岡の福島さん」と

記念写真を撮らせていただきました。

 

Photo_20190630004301 福島さんとの記念写真



夜の懇親会は50名規模のもので、

2時間飲み放題の設定で、5~6名のテーブルでの歓談となりました。


座席が決まっていたわけではありませんが、

私たちのテーブルは九州の人は2人だけで、他はみんな県外の人。

しかも、教員の方は1人で、初参加の方が3人、異職種・多世代の構成でした。



それだけに、学校関係の話題は殆ど出ず、自己紹介をきっかけに、

それぞれが興味のある話題で情報交換し、盛り上がりました。



こういう展開が大好きな私はもちろん、

今回は山ねこも初対面の方とたくさん語り合っていました。



「出逢いの場」「繋がりの場」という意味でも、

今回の「DonTAC」は昨年とはまた違って楽しさ満載でした。



企画・運営してくださった鈍拓男さんと「DonTAC」関係者のみなさん、

楽しい一日をありがとうございました。

また、来年も参加したいと思います(*^^*)

 

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追伸


私の予想通り、

「miyasuku スタンド」が山ねこ工作室に届きました(6月29日)。



やっぱり、山ねこは注文していたんや~(*^^*)

これから、「miyasuku スタンド」も一緒のお出かけも増えるかな。

Photo_20190630084201「miyasuku スタンド」
 


2019年6月13日 (木)

「励み」になりました(*^^*)

昨年10月、いつもいろいろお世話になっている金森さんから

原稿の依頼を受けました。

日本肢体不自由児協会が発行している「はげみ」という雑誌への原稿依頼です。



「シンプルテクノロジー」という特集号の中で、

山ねこ工作室が作ってきたものと実践事例を紹介してほしいとのことでした。



「はげみ」は読んだことのある雑誌です。

特別支援学校の先生など、実践を積み重ねていらっしゃる方々が執筆されています。



依頼時に、他に原稿依頼されている方々のリストもいただきましたが、

私たちにとっては、圧倒されてしまうような方々ばかりで驚きました。

そんな中、異色としか言えない私たちです(^-^;



それでも、こういう機会を与えていただけるのは光栄なことだと思い、

お引き受けしました。



ホームページでは殆ど紹介できていませんが、

支援機器や自助具など「ものづくり」に関わらせてもらうようになって約20年、

山ねこ工作室が作ってきたものは数多くあります。



私たちの「ものづくりの歴史」を振り返る良い機会にもなると思いました。



私たちは、いろんなものをどんどん作って、

ご紹介・ご提供するというスタイルではありません。



相談を受けたり、依頼を受けたりすることから始まる「ものづくり」です。



いろんな方たちとの何気ない会話を通して、

山ねこと私がそれぞれのアンテナ(笑)でキャッチしたことを元に始まる

「ものづくり」もあります。



「あったらいいな」「できたらいいな」「いけたらいいな」など、

私たち自身の想いや願いから生み出されるものもよくあります(*^^*)



ただ、先生方のような実践現場を持っているわけではないので、

実践事例の持ち合わせは多くはありません。



雑誌の発行元の関係上、

「肢体不自由のあるお子さんの実践事例」という原稿依頼でもあったので、

原稿を書くにあたってはいろいろ検討し、

製作に関わらせていただいたいくつかのところに情報提供をお願いしました。



結果的には、写真も含め、情報提供していただけた2人のお子さんのことを

書かせていただくことになりました。



情報提供のご了承を得られた2人のお子さんのご両親からのメッセージを

ここで紹介したいと思います。



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・自分たちと同じように子育てに困っている人たちがいるのであれば、

 自分たちの話がお役に立てるのであれば、みづきのことを語ってやってほしい。

・写真を掲載することも、隠すことなく掲載していただいて結構です。

・記事になるかも知れないなんて、りくさんも私も『種まき』だと感じます。

 『種まき活動!』の仲間、応援団が増えることを心強く思います!

・原稿に関してできることはなんでもご協力するつもりでおります。

・支援担任の若い先生にも、

 りくさんのコミュニケーションの歴史が記事になるようですとお話したら

 とても楽しみにしてくださいました。

・毎年4月に、同学年や兄弟学年の子どもたちにりくさんに関する授業を

 私がさせてもらってるのですが、そんな時に紹介したいです!

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2人のお子さんのご両親のメッセージをとても嬉しく思いました。

また、ご両親たちの想いは共通していると思いました。 



大変なことも多い子育てであっても、まわりの方々の支えや励ましに力を得て、

子育ての原動力に繋がっていくということ。

それを自分たち自身のことに留めず、広く、他の方々にも伝えたいという想い。

りくさんのお母さんが『種まき』と表現してくださった想いです。



私たちもずっと、山ねこ工作室の活動は『種まき』だと思って続けてきているので、

ご両親たちの想いとも重なり、とても嬉しかったです(*^^*)



今回の原稿依頼を受けて、情報提供をお願いしたことによって、

ご両親たちだけでなく、関係者の方々の想いにも触れることができました。



山ねこ工作室の活動は地道なことばかりですが、

私たちもまわりの方々の支えや励ましで、力を得ているところも多いです。

みなさんに大切にしていただきながら、今に至っています。



私たちの実践事例は、

依頼者と関係者の方々と製作者が関わり合うことの重要性を伝える内容です。



みなさんと積み重ねてきた年月の中で私たちが学んだこと、気づいたこと、

これからに繋がること…本当にたくさんあります。



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「使う人たちとのコラボ」による「ものづくり」

  ~「遊び心」と「生きる力」~

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この表題もそんな想いで付けました。



みなさんと共に歩んできた「ものづくりの歴史」の報告でもあります。



2人のお子さんたちとご両親、関係者の方々のおかげで原稿化できました。

心から感謝しています。



6月11日、編集部から完成した「はげみ」が届きました。


Photo_75 表紙  



Photo_76 目次


こうして本になると感激もひとしおです。



金森さんと編集委員のみなさんには良い機会を与えていただき、

心から感謝しています。



「励み」になりました。



これからも、私たちなりのゆっくりペースで「ものづくり」を続け、

自分たち自身の「楽しみと好きなこと」を続けていきたいと思っています。



kintaのブログ(6月12日付)に「はげみ」のことが紹介されています。

「シンプルテクノロジー」って分かりますか?

https://www.magicaltoybox.org/kinta/2019/06/12/19587/



他の執筆者の方々の記事はとても興味深く、読み応えのあるものでした。

機会があれば、いろんな方々に読んでいただけると良いなと思います。



なお、この雑誌は書店では販売されていません。



日本肢体不自由児協会

https://www.nishikyo.or.jp/action/products.html


ホームページに書かれているように、TEL、FAX、Mailで受け付けているそうです。

(購入申し込み お問い合わせ)

TEL 03-5995-4511  

FAX 03-5995-4515

Mail soumu@nishikyo.or.jp

2019年6月12日 (水)

今年の夏休みの山ねこ工作室の予定(ご縁のえん)

特別支援学校企画の製作会のお手伝いをさせていただくようになってから、

製作会が開催される8月はもちろん、毎年、今の時期も準備に追われています。

追われていると言っても、製作するものが決まってからは、

山ねこも私もそれぞれの役割分担をし、準備作業を楽しんでいます。



山ねこがやっていることは、私にはチンプンカンプンの内容ですが、

パソコンに向かって、丸や四角や線で図面を描いている姿を見ると、

製作するものの基板を作っているということはわかります。

実際に、穴の開いた板(ブレッドボード)にいろんなパーツを挿し込んで、

動きを確かめています。


Photo_64 

 ブレッドボードにパーツを挿して動作確認
 



こんな風景が日常になるなんて、独身時代の私には予想もしないことでした。



過去のブログにも書いたように、

私にとってはパソコンも無縁のものだったし、

茶の間にパソコンがある生活も考えられないことでした。



今の私しか知らない人は信じられないかも知れませんが、

私はそんな元々の私と大きく変わってはいないので、

パソコンも得意とは言えません。



それでも、私の日常にパソコンだけではなく、

タブレットなども欠かせないものになっているのですから、

人生って不思議です(^-^;



今年は水戸と山口の特別支援学校以外に、

鹿島の特別支援学校から製作会のお手伝いの依頼が入りました。



事前に、それぞれの学校の担当者の方たちと意見交換し、

現場でのニーズを踏まえた製作物の絞り込みができ、

必要物品の購入など準備も進んでいます。



いろんなご縁をいただき、私たちの楽しみが増えることに感謝しています。



写真は製作物の中の一つです。


Photo_65 改造したリモコンセント


Photo_66 改造したリモコンセント




製作会のお手伝いに加えて、今年は新たな依頼も入りました。



「筑波大学附属病院小児患者保護者のおしゃべり会」が企画される

夏祭りのお手伝いです。



2月24日にお手伝いした「かけはしねっと」のイベントのご縁で、

「おしゃべり会」代表の五十嵐さんからお声がかかりました。



「夏祭り」ということで、今まで出店されているメニューは、

「くじ引き」「ヨーヨー釣り」「的当て」だそうです。



今までの夏祭りでも楽しい時間を過ごしてきたものの、

障害のあるお子さんたち自身が自分でできることは少なく、

少しでも自分でできて、

満足感や達成感を得られるような工夫ができないかと相談を受けたのです。



私たちは製作会のお手伝いをさせていただくことはあっても、

こうした場のお手伝いの依頼を受けることは少ないです。



学校での製作会での展示・体験会も、

お子さんたちやご家族が参加されることはないので、

今までみなさんと一緒に作ってきたものがどんなふうに使われているのかを

見せていただくことは殆どありません。



授業で使われている様子を先生方から報告いただくことも殆どないのが実情です。



それだけに、いろんなお子さんたちやご家族が参加される場に

誘っていただけるのはとても嬉しいのです。



お子さんたちが実際に使っている様子を見て、気づかされたり、

工夫や改良をすることが具体的にわかることも多いからです。



6月2日、五十嵐さんのお家に伺って、打合せをしました。



お子さんにいろんなスイッチを試していただき、

他のお子さんたちにはどんなものが良いか、

どんな工夫をすれば良いかなど、

過去の夏祭りをお手伝いされてきたご主人からもご意見を伺い、

みんなで意見交換しました。


Photo_67

  改造した電動水鉄砲をスイッチ(ジョイスティックスイッチ)操作  



Photo_68

 改造した電動水鉄砲をスイッチ(ひもスイッチ )操作



Photo_69

 シャボン玉機をスイッチ(ひもスイッチ)操作  



Photo_74

 シャボン玉機をスイッチ(押しボタンスイッチ)操作



 
「ラッチ&タイマー」を中継し、タイマーを「10秒設定」しました。

スイッチから手が離れてしまっても、10秒間はシャボン玉が吹き出します。


Photo_70

 シャボン玉機をスイッチ(押しボタンスイッチ)操作  




実際に試す中で、お子さんがどこを着目しているのか、

何をしたいのかなど、具体的に伝わってきました。

それに合わせて、その場でいろいろ工夫したり、改良したりできました。



やっぱり、こうした実体験の中での意見交換は大事です。

お子さんには、大人の意見交換の道しるべになってもらえました。



ご主人は、今までにもお子さんのために、

スイッチづくりやおもちゃの改造もやってこられた方なので、

とても貴重なご意見をいただくことができました。



五十嵐さんと繋がりのあるOTさんは、私たちの友人でもあり、

打合せの日に久々に再会できました。

OTさんに加わってもらえたおかげで、より良い意見交換もできました。



お家での打合せの後、会場の下見にも行きました。



Photo_71 デッキ


Photo_72 デッキ


Photo_73 室内


実際に会場を見ることで、よりイメージもわきました。



お祭り好きの私たちなので、お祭りを盛り上げることも含め、

参加される方たちとの楽しい時間を思い描きながら、

準備を進めていこうと思っています。



おっと、
その前に、来週、「福祉のえん日」があるんやった~(*^^*)


まずは、その日を無事に迎え、楽しむために、

「福祉のえん日」の準備の最終チェックをしなくちゃ(^-^;

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